とある死人の日常生活 作:スイッチ
スイッチと呼んでください!
初投稿なので文がおかしかったり、誤字脱字があったりするかもですが
暖かい目で見てやってください!!!
そこには暗闇が広がっていた
凄く広い暗闇だ
それは死後の世界・・・というものだろう・・・
そこには死んだ一人の男が居た
「ここは?あれ?たしか俺って通り魔に刃物で刺されて・・・?」
「ここは死後の世界だよ」
「っ!?」
不意に、後ろから声をかけられた
「そんなに驚かないでほしいな~」
「アンタ誰だよ!?」
「私?私はここの先住民・・・とでも言おうかね」
「先住民!?」
男は頭の上に疑問符を浮かべながら言葉を搾り出す
「アンタ名前は?」
「後から来たのはそっちなんだしそっちから名乗るのが筋なんじゃない?」
「ああ、スマン、俺は小神翔だ」
「私はセレスティア・クライン、クラインと呼んでちょうだいね?」
クラインはニヤつきながら小神にあるものを見せた
「これは『常世の鏡』と言って、この世・・・つまり現世を映し出す鏡なんだけど・・・」
クラインは一拍おいてから話を再開する
「貴方には今から現世に幽霊として出向いて、東京にある学園都市の情報を持ってきてもらいます!」
・・・は?という鈍い反応をしている小神に少しイラつきながらクラインは簡単に説明をする
「だ・か・ら!貴方は今から幽霊になって学園都市の情報を探りに行くの!!」
冗談だと最初は思った、なぜなら小神は学園都市に住んでいたからだ
そもそも、小神は学園都市の男子寮から学校に行く通学路の途中で通り魔に襲撃されて死んだ
そこにきてのスパイ宣告
この世の中くだらねぇな、と小神は思った
今までくそマジめに勉強していたのがアホらしく思えた
「で?どうやって現世に行くのか教えてもらおうじゃないか」
あまりにも素直に行く決断をした小神に少し驚いたクラインは
小神にうながされるまま説明をする
「はい、入る方法だけど、この常世の鏡でいってもらいま~す☆」
・・・は?と今日二度目の返事
鈍い返事をしている小神をよそに、クラインはさっさと準備を始める
クラインは手鏡程度の大きさの常世の鏡を頭上に放り投げる
空中を回転しなが落下してくる鏡に変化があった
空中でピタリと回転を止め、静止した
そしてみるみるうちに鏡は大きくなり
人が余裕で通れるくらいの大きさまで広がった
ポカンとしている小神にクラインは笑いながらこう告げた
「さあ、お仕事のはじまりだ」
一方その頃、上条とインデックス一行は今晩の食べ物を考えながら体育系御用達のデパートへの道を歩いていた
「とうま!だいたい今から晩御飯考えるとか遅すぎるんだよ!」
「仕方ないだろ!?どこぞのインデックスさんが晩御飯のために買っておいた食材を全て食べちゃうから!」
「食べ物があれば残さず食べなきゃいけないんだよ!」
「インデックスさん!?冷蔵庫の食材は残飯ではないのですのよ!?」
インデックスに振り回される上条をよそに、インデックスは一人で店の中に突入していく
近所では『飲み干す者』の異名を持つシスター・インデックスの来店に試食コーナーのおばちゃん達は一斉に退散していくのが見え隠れしているのだが…当のインデックスの興味はそちらには無いようだ
『超機動少女カナミン』(マジカルパワードカナミン)
インデックスの大好きなアニメのタイトルだ
「とうま!大変なんだよ!!カナミンの人形が売ってるんだよ!!!」
カナミンの衣装は露出が多く、小さな子供をお持ちの主婦にあまり人気がなかったりする
「とうま!!これは買うべきなんだよ!!今ならこの『超ウルトラシークレットフィギアが出そうな予感がするんだよ!!!」
「インデックス!!騙されるな!!そのなんの根拠もない『予感』は絶対に信用するでない!!」
上条がそれを言うのも無理はない
上条当麻にはある特性がある
それは『不幸』と言うことだ
上条はこの不幸を身にまとっているおかげで神頼みとか予感とか言う根拠もない幻想は信じないことにしている
「とうま!これが欲しいのは私であってとうまじゃないから当たるかもなんだよ!」
そんなことを言っているインデックスをよそに上条は晩御飯の食材探しを始める
「え~と?タイムサービスのコーナーはこの辺だな」
「とうま!!女の子を無視するなんてひどいにもほどがあるんだよ!!」
「インデックス!俺達は食材を探しに来たんだ!!そもそもデパ地下は食品を購入する場所であってフィギアなどを購入する場所ではない!!!フィギアなどは子供連れの主婦を狙ったゲーセンで言うUFOキャッチャーのようなものなのだよ!!!!」
夢も欲も何もない超現実的なことを見た目年齢9才くらいの女の子に言っている上条だがそんな上条を無視してインデックスは何かに気づいたようにつぶやく
「なんだろう…なんだか私の『知識』に引っ掛かることが起きてる…」
インデックスは完全記憶能力という能力を持っていて、その記憶の中には10万3000冊の魔道書が保存されている
その全てを使えば『魔神』と呼ばれる存在になるらしい
「このデパート内…こっち!」
「インデックス待てよ!」
インデックスが示した場所は紳士上条には全くもって無縁な女子トイレだった
「この部屋の鏡から何か異様な魔力を感じる…」
「とうま!私は中を見てくるから待ってて!」
「おい!待てインデックス!!」
そんなことを言う上条だが女子トイレなので入ろうとしても入れない
「この鏡だ…なんだろう…北欧神話を使った魔術…『死者の軍勢』…?いやちょっと違う…私の知識引っ掛かるけど…これは別の法則で動いている…?」
その時、鏡に変化が生じた
鏡の向こうに人影が見える
「!!」
インデックスは急いで女子トイレを出る
「とうま!急いで逃げて!!なんだか今からここで起きることを見たらすごくまずそう…」
「でもインデックスの知識に引っ掛かるってことは魔術なんだろ!?だったら俺の右手で!」
上条の右手には幻想殺し(イマジンブレイカー)という力がある
それは物理現象で起きたことは打ち消せないがそれ以外…つまり通常では決して起きないであろう現象を打ち消すことができる
「とうまの力がもしかしたら通用しないかも知れない!!これは確かに異能の力だけどでも厳密には違う!!」
「どういうことだ!?」
「つまり、この力は世界の常識なの!龍脈と同じ種類の異能!!」
「つまり?」
「とうまの幻想殺しでは打ち消せない可能が高い!!」
そこに、上条のお隣さんである土御門が割り込んできた
「かみやん!どういうことだ!!こいつはまずいぞ!!!早く逃げるぞ!!」
「土御門!!このことに関してなにか知ってるのか!?」
土御門は低い声で叫ぶ
「説明は後だ!!」
土御門がこういう声でなにかを言うときは必ず意味があることを上条は知っている
「わかった!!後で必ず話を聞くからな!!」
「かみやん!俺についてこい!!!」
上条はインデックスの腕を掴み土御門についていく
女子トイレにある真ん中の鏡…
そこにはいつの間にか一人の男が写っていた
「二度目の『この世の世界』はどう?」
男以外には誰もいないはずの女子トイレの鏡から声が聞こえる…
その声の主はクラインだった
「そうそう、貴方にこれを渡さなくっちゃね!」
すると、鏡に写っている男の右手にはいつの間にか小さな手鏡のような物が握られていた
「これは…?」
「それは貴方が外に出るときに使った『常世の鏡』を最小化して通信機器にした物よ」
「なるほどね…」
「とりあえずそっちにいる間は私と話したいときそれを使ってね♪」
そんなことを言うと鏡から聞こえていた『声』は消えた
「…………さてと」
(学園都市の機密情報を盗むにはまず暗部を当たるしかないか…)
「そろそろお仕事始めるかな」
ハーメルンはかなり敷居の高いSS投稿サイトだと思います。(少なくとも1000文字以上も文字が無いと投稿できないなんて初めて見ました)
あまりにも酷いルール違反は見たことがないし、ここまで運営がしっかりていて、ユーザーに厳しいサイトは見たことがないです。
正直ここまで厳しくしなくともいいのでは?と毎回思います。
運営の方、そこまで根詰めてやる必要はないと思いますよ?