ウルトラマンティガ 邪神の降臨   作:晩舞龍

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怪獣紹介

シビトゾイガー
人間大のゾイガー。ダゴン秘密教団の建物内に潜伏し、ディゴンとともに侵入者を迎撃する。


第二章
探索者たち


 ナギ・レンジの住むアパートにやってきたマドカとガイ。

「俺は大阪に住んでるって、よくわかったな…マドカ、その人は?」

 どかどかと部屋に上がり込み、先日の東京・大阪ゾイガー襲撃について話を聞く。

「お前たちが東京に現れた二人の巨人なのか…!?」

「そうです!」

「そうだ」

「そうか…俺も巨人と一体化した、ようだ」

 レンジは、その日起こったことについて話し出した。

「彼女が大阪にいることを知った俺は、マドカと別れたあと大阪に向かおうとしたんだ、無謀にも新幹線か何かでな。その時、『銀の鍵』を持ったミズオと会ったんだ。そして、俺は鍵を使った。これで大阪にひとっとびだってな」

「つまり、彼女さんは東京に来たレンジさんと入れ違いになっていたんですね」

「そのようだ。そして、鍵の使い方を間違えたのか、はたまた成功だったのか…いまでも信じられないよ。自分が巨人になるなんてな」

 レンジは二人にお茶と菓子をふるまう。

「彼女は無事だった。俺は、巨人として戦った後、気絶してしまって、彼女に病院に運ばれたようだよ。これも巨人の力なのかわからないが、一日で退院できた」

 レンジの経緯を聞いたマドカとガイ。レンジは、ガイに素朴な疑問を投げかける。

「それにしても、ガイさん、あの怪物はなんだ?なぜ人間を襲う?」

 ガイは答える。

「おそらく、彼らは『マガタノゾーア』という怪獣の先兵だ。」

「マガタノゾーア?」

 聞きなれない単語にレンジとマドカは首をかしげる。

 マドカが持っている『エイボンの書』をガイが取り上げ、ページを開く。

『ガタノゾーア』そう記してあった。

「俺の戦った奴と、少し違うな…まあいい、こいつを倒さない限り、奴らはいくらでも出てくる」

「じゃあ、早くこいつを倒しましょうよ!」

 マドカが声を上げるが、ガイは首を振る。

「こいつは海底に潜んでいる…こいつに会う前に、無数のゾイガーを倒さなくちゃならない」

 テレビ映像でもたびたび取り上げられる、太平洋上のゾイガーの群れ。確かに、何かを守るように飛んでいるようにも見える。

「まあ、場所がわかるのはありがたいがな」

「そうだ、初日にガイさんが放ったすごいビーム!あれで倒せばいいじゃないですか!」

「あのなあ、親玉を倒さない限りいくらでも出てくるんだぞ。ガタノゾーアのところにつくまでに余計な力は使えない」

 なかなか有効な解決策が浮かばない中、時間は無為に過ぎていく。そして、大きな音とサイレンが鳴り響く。

 ゾイガーの襲来だ。

「行きましょう!レンジさん、体は大丈夫ですか?」

「やるしかねえだろ…ガイさん、こっちはひよっこ二人なんで、フォロー頼むぜ」

 

 三人が変身アイテムをそれぞれ頭上に掲げ、光とともに巨人が顕現する。

 ウルトラマンティガ マルチタイプ。

 ウルトラマンネクサス ジュネッスルージュ。

 ウルトラマンオーブ スペシウムゼペリオン。

 

「俺の名はオーブ。闇を照らして悪を撃つ!」

 その掛け声を合図に、三人は怪獣たちに向かっていく。敵は五体。

 オーブが剣で敵を切り付けていく。ティガとネクサスはそれぞれ一体ずつを引き受け、戦闘を行う。

 必然的にオーブに集中する三体のゾイガー。

「チッ…先輩ってのも楽じゃないな!」

 剣で三体を振り払い、オーブは体制を立て直す。

 

「タロウさん!」『ウルトラマンタロウ!』

「メビウスさん!」『ウルトラマンメビウス!』

「熱いやつ、頼みます!」『フュージョンアップ!ウルトラマンオーブ バーンマイト!』

「紅に燃えるぜ!」

 

 

 

 

 




第二章が始まりました。
それと、サブタイトルのクトゥルフ神話用語縛りはやめました(笑)
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