ボクラグ
ドリームランドに生息する危険な怪獣。トカゲのような姿で、体はほとんど水分で構成されている。そのため、体の一部がなくなってもすぐに再生。鋭いハサミ状の腕が武器。キリエロイドに倒された。
巨人の力を持つ三人…ゴダイ・マドカとクレナイ ガイ、ミズオ・ユリカ。
魔人の力を持つジャグラス・ジャグラー。
怪物についての知識の深いランドルフ・カーター。
この日の夜、五人によって情報の共有が行われた。
「じゃあ、あの時助けてくれた巨人もガイさんだったんですか!?」
驚きの声を上げるユリカ。興奮が収まらないようで、ガイの手をつかんでまくし立てる。
「ガイさんと一緒に戦えるなんて、光栄です!!!よろしくお願いします!!!」
「あ、ああ…」
ガイは呆れ顔でそれに応じている。
そして、ユリカが戦った怪物についての情報が話された。
「飛び魚のような体で、大きさは車よりも大きい感じでした」
マドカの持つ象牙の書と照らし合わせる。
該当する項目が見つかった。
「おそらくこれですね、『バイアクヘー』」
「数が多いのが難点だな…何匹も押し寄せたら被害が大きくなる」
「たしかに、これは厄介だな」
ガイとジャグラーが怪物についての所感を話す。
マドカが、ふと疑問に思い発言した。
「そういえば、ジャグラーさんはガイさんのお知り合いなんですよね?ガイさんのリングを使ってましたけど…こんど怪獣が出た時はどちらが戦われるんですか」
「俺は闇のエネルギーがあれば巨大化できる。それに、俺はこのリングには嫌われているしな…奥の手ってやつだ」
ジャグラーが返答する。
「それよりガイ、お前は奪われたカードを取り戻すのが最優先じゃないか」
「そうだな…ナイトウという男を探るしかないか」
「それが、マドカ君の力を取り戻す手掛かりになるかもしれない」
と、カーターも同意している。
話し合いの結果、マドカとジャグラーが怪獣出現時の対応に当たり、ガイ、ユリカ、カーターがナイトウの調査にあたることになった。
「ユリカ、お前は仕事の方はいいのか」
「はい、ガイさん。警官の代わりはいますが、巨人は三人しかいないので」
「そうか、無理すんなよ」
「はいっ!!」
ユリカはすっかりガイになついたようだ。
翌日 午前九時
ガイたち三人が調査に向かい、静かな避難所の一角。
「出たぞ、ゾイガーだ!場所はアメリカ、サンフランシスコ!」
ニュースを見たジャグラーが叫ぶ。
マドカが走って外に出る。ジャグラーは日本を守るため、ここに待機している。
「外国なんてはじめてだよ…変身!」
スパークレンスが光り、黒い巨人、ティガダークが飛び立つ。
海を越え、雄大な大陸が視界に入る。飛来する怪鳥。それと空中で交戦しながら、地上に向かっていく。静かな森に降り立った巨人と怪獣が大地を震動させる。
必殺のゼペリオン光線を放とうとするが、体が反応しない。やはり、力を十全に発揮することができなくなっているようだ。パワータイプやスカイタイプへの変化もできない。仕方なく、ゾイガーをいなし、弱体化した光線や光弾で攻め立てる。
しかし、そこに再び怪魚、バイアクヘーが出現!その群れが、小さな体でティガダークに纏わりつく。
(ぐっ…身動きがとれないしゾイガーを攻撃できない…)
みると、ゾイガーもバイアクヘーに攻撃されている。
(仲間割れ…?そういえば、ボクラグもゾイガーの首を…)
しかし、そんなことを考えている場合ではない。このままでは、バイアクヘーによって徐々に噛み殺されてしまう。光線を縦横に放ち振り払うが、なおも追いかけてくる。
(まずい、このままじゃ…!)
怪獣紹介 ボクラグⅡ
ドリームランドから襲来した、二体目のボクラグ。ゼッパンドン、ティガダーク、ネクサスの同時攻撃で倒された。