ウルトラマンティガ 邪神の降臨   作:晩舞龍

38 / 46
怪獣紹介

キリエル人
この世界では、イースの大いなる種族と同義である。高度な知的生命体であり、同時に戦闘形態としてキリエロイドという姿をもつ。


アドベンチャー

 別時空の地球

 

「僕はいままで、並行世界で様々なウルトラマンに会ってきた。ティガやダイナ、コスモスにオーブ、ゼロやギンガ、ビクトリー…」

 巨大なマシン・アドベンチャーⅡに乗り込みながら、高山我夢は語る。それを聞きながら、藤宮博也は我夢の後ろに用意されたスペースに乗り込む。

「その時のデータを分析した結果、彼らから、似たような性質の微弱な電波が出ていることが分かったんだ」

 そう言いながら、我夢はコクピットのハッチを閉めて発進の準備に取り掛かる。

「この前別世界のガグゾムと戦った場所は本来の彼…ウルトラマンティガに似た巨人の本来の世界ではないと思うんだ。だから、彼の電波を通して元の世界を追跡する」

「だから、今回はこいつに乗っていくわけか」

 後ろで藤宮が納得したようにうなずく。

 

 二人は光の巨人である。

 高山我夢――――大地の巨人、ウルトラマンガイア。

 藤宮博也――――海の巨人、ウルトラマンアグル。

 地球の意志によって生まれた二人の戦士は、時に対立もしたが、根源的破滅将来体を打ち倒し平和を取り戻した。そんな彼らは、数日前、別宇宙にある地球の助けを聞きつけて時空を超えた。

 そこで見たのは、既に文明が崩壊し、死に絶えた星だった…

 そして、その星で戦う戦士、ティガブラストと協力し、バイアクヘーとガグゾムを殲滅した。しかし、その巨人ティガブラストから、深い闇の力を感じ取った二人は彼の世界に向かうべく調査と準備を進めていた。

 

「準備はいいかい?」

「ああ」

 

 アドベンチャーⅡが起動し、その躯体が時空の狭間へと向かっていく。

 

 

 

 日本 東京

 

 オーブとジャグラーが、カオスキリエロイドと戦闘を繰り広げているちょうどそのころ、我夢と藤宮はその世界に到達した。アドベンチャーⅡ飛行モードで微弱な電波のもとに迫っていく。

「どうやらあの建物のようだ」

「俺が様子を見て来よう」

「お、おい藤宮!」

 藤宮は上空を飛行するアドベンチャーⅡから飛び降り、その建物に向かって降下していく。青い光が夜の空に走る。

「やれやれ…」

 我夢は近くに安全な場所がないか探す。やがて、森のはずれの空き地にアドベンチャーⅡを着陸させ、藤宮のもとに急ぐ。すると、反応が二つずつ、二か所から発せられている。

「この波形は…データによると片方は藤宮と、ガイ君か!」

 以前出会ったガイの波形も記録してあり、彼だとわかる。

「もう片方は…やはり、一つはティガと似ているがわずかに違う反応だ。そしてもう一つが、記録によるとウルトラマンネクサスか…」

 ガイは藤宮に任せ、我夢はティガに似た反応の方へと向かった。

 

 

 建物は避難所として機能しているようだ、と我夢は感じた。怪獣災害が起きているものと推察し、歩みを進める。避難者たちが眠る大きなスペースに入る。しばらくすると、反応が止まる。

「この二人が…」

 若い男性と女性。その近くには壮年の男性の姿もある。三人は、他の避難者たちと違い、ひどくうなされていた。

 我夢はデバイスで素早く脳波を調べる。

「これは…まずいぞ!」

 エスプレンダーを構え、赤い光に包まれた我夢。ウルトラマンガイア V2へと変身を遂げる。そして、超空間侵入能力で、彼らの脳内に広がる世界へと入っていった…




怪獣紹介

ゼッパンドン
ジャグラス・ジャグラーがゼットンとパンドンの力をお借りして変身する合体魔王獣。光線、火炎、防御すべてに優れた強力な形態。
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。