ウルトラマンティガ 邪神の降臨   作:晩舞龍

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復活のティガ

 目を覚ましたマドカ、ユリカ、カーター。そして、三人を助けた高山我夢。そこに、カオスキリエロイドを倒したガイ、ジャグラー、藤宮博也が合流し、全員が集合した。

 

 朝まで休息をとったあと、全員で情報を共有する。

 カミーラを取り逃がしたこと、カオスキリエロイドの体の奇怪な現象が不安の種だ。すると、ジャグラーが立ち上がり、出口へと歩いていく。

「どうした、ジャグラー」

 ガイの問いにも、ジャグラーは振り向かずに返事をする。

「俺は降りる。あとはせいぜいがんばれよ、正義のヒーローさん」

「そんな、これまで一緒に戦ってきたじゃないですか」

「俺は飽きた」

 引き止めようとするマドカとユリカだが、藤宮や我夢は何も言わない。そうしているうちにジャグラーは闇の中に姿を消した。

「まあ、アイツにはアイツの生き方があるってことか」

 藤宮の言葉に我夢も同意する。

「以前会ったときとはだいぶ変わったようだね…大丈夫。ここには光の巨人が五人もいるのだから」

 

 

『海上に巨大不明生物が出現しました!巨人のようですが、一体何ものなのでしょう!』

 テレビやラジオでそのような報道が飛び交ったのは二日後のことだった。

 調査で忙しい我夢と藤宮をのこし、三人が向かう。海上の大きな影は、マドカたちの方をにらみつけ、こちらに近づいてくる。

「カミーラ…!」

 こちらに歩いてくるにつれ、その姿があらわになる。それは先日姿を消した女の巨人だった。

 それを見てマドカは変身する。ティガブラストが港町に姿を現した。

 ランバルト光弾とデラシウム光流の連撃が放たれる。しかし、カミーラは光の鞭でそれを無に帰す。

(やはり、強い…!)

 ガイとユリカも変身。ウルトラマンオーブ オーブオリジンとウルトラマンネクサス ジュネッスビオレがそれぞれの剣でカミーラの鞭と打ち合う。しかし、なかなか決定打を決められない。大振りの剣では、鞭のスピードにかなわずに受け流されてしまうのだ。

 

(マドカ!俺の合図があったら、全力をあいつに叩き込め!)

(は、はい!)

 ガイは指示を飛ばしつつ、フュージョンカードを構える。

「メビウスさん!」『ウルトラマンメビウス!』

「ギンガさん!」『ウルトラマンギンガ!』

「未来の力、お借りします!」『フュージョンアップ!ウルトラマンオーブ メビュームエスペシャリー!』

「眩い光で未来を示す!」

 

 ウルトラマンメビウスの如き赤いラインが体に走り、上半身はギンガと同等の水色に輝くクリスタルに覆われた姿。虹色の光を発しながら、オーブは新しい形態となって出現した。

 その眩さに動揺している敵。しかしその時すでに、オーブは無数の光剣を発射していた。いくら素早くとも、その数をしのぎ切ることはできなかった。剣戟をくらって体勢を崩すカミーラ。

(今だ、マドカ!)

 ガイの掛け声とともに、マドカは飛び立つ。ティガブラストの腕に赤き高熱の光が集まる。右腕からデラシウム光流が放たれる。カミーラに直撃!しかし、カミーラはまだ倒れない。

 その時、ティガブラストの左腕には紫色のエネルギーが充填されていた!それを右腕に組み、赤と紫の混ざり合う合体光線が放たれる!

 

 そしてついに、カミーラは光とともに消滅した。

(やったな、マドカ)

(お疲れ様!)

 マドカに、ガイとユリカが声をかける。すると、カミーラが消滅した場所から、光がティガブラストの体に流れ込んでくる。体の表面の灰がかった部分が、銀色の輝きを取り戻す。

 ウルトラマンティガ マルチタイプの完全復活である。

 

 

 




怪獣紹介

ニャルラトホテプ
無貌の神。ナイトウという男になりすまし、暗躍する。その正体とは…?
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