キャプ翼ファンがイナイレの世界に転生したようです 作:ウッチー39号
夜、公園小さなコーンを5つ並べ、ひたすらドリブルの基礎である…
夜、公園
小さなコーンを5つ並べ、ひたすらドリブルの基礎であるインサイドとアウトサイドでドリブルの反復練習をする男
「ハァハァ。さすがに疲れますね」
この男のドリブル、スピードこそないが、キレがある。練度がある。何千、何万と反復練習をしてきた賜物だろう
この男・・・目金 欠流
雷門サッカー部の初期メンバーでありながら、最初の試合となった帝国戦ではその恐怖から、尻尾をまいて逃げてしまった。
メンバーの前では強がっていたものも内心では気にしていた
目金 欠流は自覚していた
自分には才能がないと、運動神経が鈍いと
弟の一斗はメンタル面の弱ささえあれど、そのテクニックは平均以上。欠流からすれば喉から手が出るほど欲しいものだった
なぜ、自分ではなく弟の一斗なのか
なぜ、同じ兄弟なのに
なぜ、兄ではなく弟が
内心では劣等感を抱いていたが雷門サッカー部の弱くても、特訓し強敵に向かっていく姿に魅せられてた、助けられた。
欠流は素直に認めた。そして、練習後も陰で練習を続けた。報われないかもしれない。実らないかもしれない。意味がないかもしれない
だが、目金はやめなかった。
そして、FF決勝の世宇子戦
仲間が次々と負傷し、自分に出番が回ってきた。
こわい、逃げ出したい
帝国戦の恐怖が再度襲ってくる
「僕だって雷門イレブンの一員なんですよ」
もう逃げない、自分を奮い立たせてピッチに立つ。
目金は知った。
『逃げる方がつらいのだと』
結果、すぐに自分も負傷退場してしまうが、目金は逃げなかったことで満足した
弱い自分に打ち勝ったのだから
それから、エイリア、FFI、3年時のFFと活躍こそは出来なかったが陰でチームを支え、自身も陰で努力を重ねた。
「今日もやってるね目金君。もう僕よりドリブルが上手いんじゃないかい?スポーツドリンクを目金に渡す」
声をかけたのは世宇子中キャプテンアフロディだった。
「ありがとうございます。これも君の特訓のおかげですよ。それに君のような美しいプレイは僕には無理ですよ」
「君の努力の賜物だよ。僕は少し力を貸したに過ぎないよ」
エイリア学園襲来時に一時期アフロディが雷門に加入した際にたまたま目金の自主練をみたアフロディは目金と一緒に練習するようになった
弱さを知って強くなる。立場こそ違えど同じような体験があるアフロディはほっとけなかった。少しでも、力になれればと喜んでコーチした
「アフロディ君、きみの力を貸してほしい」
「どうしたんだい?」
目金は雷門フェスティバルの説明をする
「面白そうだね。君の成長を見せるチャンスでもあるし喜んで力を貸すよ。後、2人はどうするんだい?南雲と涼野ならすぐに呼べるけど?」
「確かに、彼ら2人に君を加えたファイアドラゴンの3トップは強力ですが、バランスが偏ります。僕の分析では最強のGKとDFが必要と考えます。シュートはアフロディ君がいますからね」
「確かに守りが不安だね?あてがあるのかい」
「僕の得意なものは情報ネットワークを駆使することですよ。見てて下さい」
目金はドヤ顔でノートPCを開き、カタカタ打ち出し、回線を繋ぎ、どこかに連絡する
「もしもし、そちらはコトアールの村長さんでしょうか?ロココ君をお願いします」
「もしもし、ロココだけど君は誰だい?」
「僕はイナズマジャパンの戦術アドバイザーをしていた目金というものです」
「イナズマジャパンだって!!マモルのところじゃないか」
興奮気味のロココ
「その守君とまた戦いたいとは思いませんか?」
「マモルと戦えるのかい?いついつ?場所は?」
「場所は日本です。交通手段は僕に任せて下さい。では後ほど」
「ありがとうメガネ。マモルと戦えるならどこでも行くよ」
通信を切る
「驚いたよ。まさかあのロココを助っ人に呼ぶなんて」
流石のアフロディもロココの名前に驚く
「驚くのはまだまだこれからですよ。次はっと」
またもやどこかに回線を繋ぐ
「こちらはイナズマジャパンの目金です。アルゼンチンのテレス君の電話でよろしいでしょうか?」
「ああ。オレがテレスだ。イナズマジャパンってことはエンドウのところだな?」
「はい。そうです。聞くところによるとテレス君は、福引が当たって今度日本に旅行に来るそうですね?」
「なぜそれを知っている?」
「僕の情報網を舐めないで下さい。その日本旅行の時に円堂君と試合できるとしたらどうです?」
「なんだと!!詳しく話せ」
説明中
「分かった。オレも力を貸そう」
「では、お願いします」
ピッ
連絡を切る目金
アフロディはポカーンとしている
「どうしました?アフロディ君?」
「驚きすぎて言葉がでないよ。チームのみんなには悪いがファイアドラゴンより強いかもしれないな」
苦笑いのアフロディ
「でも、楽しみになってきたよ。よろしく目金君」
「ええ。こちらこそよろしくお願いします。アフロディ君」
ガシッッ
力強く握手をする2人
アフロディ、ロココ、テレスの世界トッププレイヤーを助っ人に加えたチーム目金はダークホースとして圧倒的な力で予選を突破した