キャプ翼ファンがイナイレの世界に転生したようです 作:ウッチー39号
一之瀬のゲームメークと蒼のパスが通り、赤崎、青田、もう一人のFWに決定的なシュートチャンスを作るが相手キーパーの陽狼のウルフクロウを破れずにいる。
「くそッ!オレはFWなんだ。オレが点を取るんだ」
悔しがる赤崎
「オレたちにも必殺技があれば」
呟く青田
「必殺技はサッカーが大好きだって気持ちとあきらめない心があれば誰だっていつだって出来るんだ。きっと出来るさ。信じるんだ自分を」
「「一之瀬」」
一之瀬がイレブンを鼓舞する
DF陣は蒼を中心にまとまってきている
特に大山がすごい。蒼がフォローしてくれるという安心感からかボールを持った選手に積極的に仕掛けていく
「(フォローがいるだけでこんなにも違うものなのか)」
今も、相手FWからボールを奪った。
「蒼」
ボールを受けた蒼がドリブルで駆け上がる。連続直角フェイントで次々に抜いていく
「(途中出場というのもあるが何て運動量だDF、MFと二つ分は動いているっていうのに)茶髪に3人つけ仕事をさせるな、赤髪は1人でいい。あとは陽狼が止める」
大狼が指示を出す
「(一之瀬に3人かどうする?)」
「蒼、オレに繋いでくれ」
一之瀬から指示が来る
「(3人のマーカーも届かないように届かせるにはこの技だな。出せるか?やってみよう)」
『カミソリパス』
蒼が放ったパスはギュイーンという効果音をたてて一之瀬に鋭く飛んでいく。
敵がカットにいくが届かない
「ナイスパス蒼(柔らかいパスだけでなく鋭いパスも出せるんだな)」
しかし、すぐに3人に囲まれる
『真イリュージョンボール』
一之瀬がキープしていたボールが3つに分身する。相手は分身したボールに気をとられており、動けない
ボールが1つに戻った時には抜いていた
一之瀬がそのまま進み、キーパーと1対1に
「(シュートまでは関わらないつもりだったんだけど)赤崎ヒントにでもしてくれ」
『真スパイラルショット』
一之瀬がボールに回転をかけ、上に跳びあがりシュートする
ボールは黄色いオーラをまといスパイラルに回転していく
「止める」
『ウルフクロウ』
狼の爪で対応するが回転のかかったシュートを止めることが出来なかった
一之瀬のシュートが決まり4-2
「ナイスシュート」
イレブンが一之瀬の周りに祝福しに集まる
「まだまだこれからだよ。さぁいこう」
「オレたちが負けるかよ」
ホイッスルと同時に大狼が突っ込んでいく
「FWチェックだ」
「「おう」」
一之瀬の指示で赤崎たちがチェックをかける
「邪魔なんだよ」
『ウルフダッシュ』
ボールを誰もいないスペースに蹴りこみ狼のように体制を低くしてダッシュ
FW2人が抜かれる
「いい技だね」
「ああ!!敵を褒めんじゃねぇよ。舐めってんのか」
「舐めてないよ。オレはサッカーを楽しんでるのさ」
一之瀬はかつての事故の影響でサッカーを断念しなければならない状況を2回も経験した。しかし、一之瀬は絶対にあきらめなかった。不屈の闘志でたち向かったのだ。だからこそどんな状況でもサッカーを楽しむことができるのだ
『真フレイムダンス』
一之瀬が踊りだすと同時に炎の渦が出現し、その渦がボールを奪い大狼を吹き飛ばす
「蒼」
ボールを奪った一之瀬から間髪入れずにオーバーラップしてきた蒼にパスがくる
蒼がドリブルでセンターサークルを少し超えた所からシュートモーションに入る
『ドライブシュート』
「いっけぇ~~~~」
隆志が振りぬいたボールは白いオーラに包まれ空高く飛んでいく
「バカめどこに蹴ってんだよ」
大狼がバカにする
「あっちゃ~それはフラグだよ大狼」
空高く飛んだボールはゴール前で急激に落ちてくる。落ちる際にボールが巨大化していくように見える
外れると高を括ったキーパーの陽狼も反応出来ずゴールネットに突き刺さる
「できた!できたぁ~~~~~。オレうてたんだドライブシュート」
子どものようにはしゃぐ蒼
「蒼、すごいシュートだね。」
興奮した一之瀬が抱き着いてくる
「蒼、お前も必殺シュート持ってたのか。オレだって」
気合十分な赤崎
4-3になり、チームも押せ押せムード
チームに勢いがつき、あっという間にボール大山が奪い、青田に
「オレだってやってやる」
ドリブルでサイドラインを駆け上がる
「いけ」
ゴールよりやや後方にセンタリングを上げる
ボールは赤崎、一之瀬より後ろの蒼に
「これで同点だ」
『雷獣シュート』
地面を蹴って反動をつけることでボールに勢いをつけるこのシュート。しかしボールの勢いは失速し普通のシュートになる
「(やっぱり無理か。調子に乗りすぎた)」
幸いにもボールは良いコースに跳んでいる
キーパーの陽狼は必殺技を警戒して反応が遅れた
「入れさせるかよ」
ダッシュで戻ってきた大狼がボールをクリアする。クリアしたボールは敵DFが確保
「カウンターだ」
大狼の声とともに大きくフィードする。青田が上がって空いているスペースに敵MFが攻め込む
「マークにつけ」
蒼の指示をききサイドバックがつく
敵MFはすぐに中央に折り返し、大狼がボールを受ける
「オレが守る」
大山がスライディングを仕掛ける
「甘ぇよ」
ジャンプでかわそうとする
「あきらめるか」
スライディングの勢いを利用して二段タックルを仕掛けようとする。その足には炎が
『フェニックスカット』
足からフェニックスが出現しフェニックスがボールをもって羽ばたく
「オレにも出来た」
「ナイスだ大山」
ボールは高く上がり相手ゴール前にゆらゆらと落ちる
そのボールを赤崎と敵DF2人が競り合う
「(アイツ(大山)が繋いだこのボール無駄にしてたまるか~~)」
必死に跳ぶ。ボールは一瞬だけ早く赤崎がヘッドで合わせようとするが敵に当たり地面に落ちる
そのボールに詰めるのは蒼
「ここは絶対決める」
『タイガーショット』
虎が出現しオレンジのオーラを出し、ゴールへ飛んでいく
『ウルフクロウ』
陽狼も技を出すが狼ごと弾き飛ばす強烈なシュートがゴールネットに突き刺さる
4-4
「(DFとMFだけかと思ったが今の強力なシュート。FWまでできるのかよ)おい、ポジションチェンジだオレがFWをやる」
大狼がFWに入る。
大狼が抜けて中盤が弱くなると思いきや確実なパス回しで翻弄する
「蒼とDF陣でゴール前を固めろ」
一之瀬が指示を出すが時すでに遅く
フリーでボールが渡る
「これでとどめだ」
ボールを浮かしバク転し、オオカミのように身を屈めて着地し、ボールに向かってドロップキックする
『ウルフサンダー』
青いイナズマを帯びたボールがゴールを襲う
「こわい」
キーパーが呟く
「ボールはこわくないよ。ボールは友達だよ」
蒼がシュートの正面に立つ
『顔面ブロック』
一瞬だけ蒼の顔が光り、ボールを顔面で受ける
「オレのシュートを顔面で受けただと!?ありえない」
信じられないと言いたげな大狼
しかし、運悪く敵のFWの方にこぼれ球がいく。
「いけぇ」
敵のFWが至近距離でシュートをうつ。
「(ボールは友達)身体のどこかに当たってくれぇ~」
キーパーが捨て身の飛び出し
ボールはキーパーの足に当たり前に跳ぶ
「和希」
こぼれ球を拾った大山がカウンターのパスを出す
和希が攻め上がるが敵のMF、DFの3人に囲まれる
「(自分を信じろ)」
『ジグザグスパーク』
ジグザグにステップすると青い雷が発生し敵DFを襲う。敵が痺れている間に進む
「オレにも出来たぜ。後は、お前が決めろ悠斗」
センタリングを上げる
「オレだってやってやるぜ」
『あびせげり』
ボールに空中で胴回しでボールを蹴る
赤いオーラを持ってゴールへ
『ウルフクロウ』
技と技がぶつかり合うがお互いの力が拮抗しているが陽狼が根負けした
5-4
ゴールが決まったところでホイッスルがなり、試合終了
「「「「「「「勝った~~」」」」」」」」
「見たかオレのシュート」
「ナイス悠斗」
「和希のドリブルもよかったぜ」
中心メンバーの3人が称えあう
「蒼、おつかれ」
一之瀬が声をかける
「やったね」
コツンと拳を合わせる
「君はオレの思っているよりもずっとすごい選手だったよ。DF、MF、FWと必要に応じて足りないポジションに瞬時に入れる。君は正にフィールドの救世主だね」
「大げさだよ。一之瀬がゲームメークしてくれたからだよ」
「一之瀬、大向。本当にありがとう。お前たちのおかげでグラウンドも守れたし、強くななれた」
キャプテンとして代表して青田が伝える。
「おい」
大狼が口を挟む
「グラウンドはあきらめてやる。でも、次やるときは覚悟しとけ。帰るぞお前ら」
チームウルフルズが帰っていく
「また、サッカーしよう」
と一之瀬
「こちらこそ今日は楽しかったよ」
と、蒼も返しグラウンドを出る
「蒼。今日はとっても楽しかったよ。また一緒にサッカーしよう」
「またできるよ(だってオレ雷門に明日から通うし)」
二人は別々の道に歩いていく
<オリジナル必殺技>
『ウルフダッシュ』
ボールを誰もいないスペースに蹴りこみ狼のように体制を低くしてダッシュしてボールに追いつくドリブル技
『ウルフサンダー』
ボールを浮かしバク転し、オオカミのように身を屈めて着地し、ボールに向かってドロップキックするシュート技
『フェニックスカット』
最初のタックルで空中に相手を誘い込み、足からフェニックスを出現させフェニックスがボールを奪うディフェンス技
次回は蒼が雷門中へ