花屋喰種   作:みぞれアイス

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いろんな意味で『観察と虐待』な第14話です。

タグに『リョナ』を追加しました。つまり、原作キャラ(リオ)が酷い目にあっているので閲覧注意。



第14話 Monitor&Abuse

「はい。この付近には誰もいないですし、カメラも無いので、まず着替えましょう」

 カオリはリオに『フレディセット』(赤と緑のストライプセーターにジーパン。マスクはまるで火事で顔の皮膚を全て失ったような大火傷マスクにソフト帽)を渡した。人が居ないとはいえ、外でズボンを着替えるという背徳的行為にドキドキしつつ、リオは素早く着替えた。

 

 カオリは服の上からツナギを着て、ハロウィンマスクをつける。

 そこには女版ブギーマンと、小さなフレディが立っていた。

 

「喰種として行動を行っているとき、本名を言っては駄目です。なので、その服の時はキミを『フレディ』と呼びます。私がこの服の時は『マイケル』と呼んでください」

 

 そう言ってカオリは人気のない道を歩き始めた。リオはカオリについていきながら、疑問を口にする。

 

「わ、分かりました。マイケルさん。ところで、この服はいったいなんですか?」

「エルム街の悪夢って映画に出てくる悪夢の殺人鬼こと『フレディ・クルーガー』だよー? 私のはハロウィンって映画に出てくるブギーマンこと『マイケル・マイヤーズ』だよー! DVD持ってるから、家に帰ったらフレディにも見せてあげるねー」

 

「えっと、そうじゃなくて……着替えた意味を……」

「そっち? これから狩りをするんだから、身バレ防止だよー。普段と違う服にした方がバレにくいからねー。顔だけじゃなくて、服も気にしなきゃ駄目だと私は思ってるよー?」

 

 そして、カオリは物陰で立ち止まる。カオリの視線の先には、所謂『非合法な大人の店』があった。

 

「さてフレディ、今からあそこにある『そーぷらんど』を襲撃するよー。フレディはああいうお店に行ったこと無い?」

「な、ないですよ! ひ、拾った本でそういうのがあるのは知ってますけど……」

 リオは首をふって否定する。フレディマスクがあるため顔色をうかがう事はできないが、その顔は真っ赤であった。

 

「ほうほう、可愛い反応ですねー! まあ、今から潰しちゃうんだけどね。あのお店はたっぷり『おかね』があるみたいだから、それらを根刮(ねこそ)ぎ貰います。人もたくさん居るので、食べ放題ですよー」

 

 『食べ放題』。生まれて一度も味わった事のない贅沢に、リオは思わず舌なめずりをした。

 

「さてフレディ、人がたくさんいる場合は如何に見つからないようにするかが大切です。見つからないよう皆殺しにする方法は、人によって違うだろうけど、まずは私流のやり方を教えてあげるねー」

 

 カオリは葉っぱのような甲赫を音もなく展開し、建物の壁を沿うようにして見張りの男へ近付けていく。

 

 見張りの男のすぐ傍まで来た刹那、葉っぱが男を包み込んだ。

 

 

「はい、終わり。普段はもう捕食しちゃうんだけど、今日のご飯はフレディの分だからこのままにしとくね」

「えーっと、今の人はどうなったんですか?」

 

「私の赫子(かぐね)に包み込まれたのは見えたよね? それで、この中でバラバラーってしたんだ。こうすれば血とかの証拠も残らないから、警察や喰種捜査官の目を欺けるんだよー! バラした肉はちゃんとフレディにあげるから安心してねー」

 

 あまりの手際の良さに、リオは驚きを隠せなかった。

 

「こんな感じで行くよー! 次は並行して処理するねー」

 

 カオリは甲赫だけでなく尾赫も生やす。長くて大きな葉と、人を丸呑みにできるようなほど太い根がカオリの背に現れた。

 

 その赫子の数はあまりにも多い。リオはカオリの様子を、まるで木みたいだな……と思った。

 

 

 見張りの居なくなった入り口から、カオリたちは店の中へと入っていく、

「いらっしゃ……っ!?」

 カオリが扉を開けた直後、先端に巨大な口のついた尾赫が、凄まじい速度で人間達へと飛来した。人間達は誰一人対応できず、赫子に捕らえられていった。

 

「次はあっちの部屋に行くよー。時間との勝負だし、急がないとね」

 急ぐと言った割に、カオリの歩行速度は遅い。

 

「えっと……急がなくて良いんですか?」

「んっとねー……私の『甲赫(こうかく)』はとっても重いから、速く歩くのがしんどいんだよね……尾赫(びかく)を足代わりにすればもうちょっと速いんだけど、それだと音や証拠が出ちゃうから……」

(確かにカオリさんが凄いのは赫子(かぐね)を見て分かったけど、足が遅いという弱点もあるんだなぁ……)

 

 なお、カオリの運動能力は、フラワーショップ西荻窪の店長から見て『普通』である。

 つまるところ『人間基準の普通』程度しかない。

 喰種基準で運動神経が極めて悪いカオリは、甲赫を展開しなくとも足が遅い。

 

 

──────────

 

 

 カオリ達が風俗店へ突入して数分後、風俗店の中には()()()()があった。それはカオリの体から生えている。

 

 その木には無数の果実のようなモノが成っているが、果実には人間だったものが詰まっており、実を開けばたちまち(おぞ)ましい光景を見ることができよう……。

 

 客、風俗嬢、裏方スタッフ、事務所にいた裏家業の者達。カオリは全てを等しく果実へと変えた。

 

「よし、全員終わったね。それじゃご飯の前に、お金稼ぎです! フレディも手伝って貰うからねー?」

 

 大量の果実が邪魔をしてロクに動けないカオリに代わり、フレディは資産をかき集めた。

 

「そこにお金が入ってるから、小銭もお札も全部カバンに詰めちゃってー!」

「それ? それは『お薬』。そっちのは『宝石』だよー! それを売るとお金に変わるから、それはそっちのカバンに詰めてねー」

「お、フレディもこれは知ってるんだね。そう、『ハジキ』だね。捜査官さんや警察が持ってるヤツだねー。これもお金に変わるんだよー!」

 

 カオリの指示に従いながら、リオは金品をカバンに詰めていく。複数あったカバンは、たちまちパンパンになった。

 

「お疲れ様ー! じゃあフレディ、お待ちかねの食事です! 一番良いのを出してあげるねー」

 

 

 大きな風呂場に移動し、カオリは『果実』のひとつを開ける。そこには綺麗に刻まれた若い女の死体があった。

 バスタブのような『甲赫の皿』に乗ったその(ごはん)は、血液のスープに浸かり、肉や内臓をてらてらと輝かせている。その悍ましくも厚かましい芸術品は、リオの口内を(よだれ)まみれにするほど美味しそうであった。

 

「排泄物とか胃の中のご飯とか、食べれない部分は全部除いてあるよー。安心して全部食べてねー! あ、その前に……」

 

 物欲しそうな顔をするリオを確認すると、カオリは再び果実を閉じる。リオは恨みがましくカオリを見つめた。

 

 

 

「服、全部脱いでくれる? カツラも下着も全部ね」

 嗤いを浮かべながら、カオリはリオに命じた。

 

 

 全裸になれ。その指示にリオは困惑する。理由が分からないからだ。

 

「な……なんで……ですか?」

「服が汚れるからだよ。他にも色々理由はあるんだけど、一番の理由はキミの『服従』を試すことかな?」

 ハロウィンマスクに隠れて見えないが、カオリはニヤニヤと嗤う。

 

「私は善人なんかじゃない。私が楽しむために、キミに酷いことをするかもしれないけど、キミはおにーさんを助けるために強くなりたいんだよね? 私はキミを強くできる。強くなれる素質がある。強くなるために、キミは私に服従できる?」

 

 カオリは、リオの耳元まで近付き、囁くように喋る。

「……それに、さ。さっきのご飯、もう我慢できないよね? キミは私からご飯を奪えない。私からご飯を貰うには、キミは私の言うことを聞く必要があるよね。さぁ……服を、脱ごっか」

 

 

 耳元で甘く囁かれたその誘惑に、リオの心は溶けて行く。半ば熱に浮かされるように、リオは自らの衣服に手をかけた。

 

 それを見たカオリは、先程閉じた果実を再び開く。風呂場には濃厚な御馳走のニオイが満ち、羞恥と食欲がリオの理性をガリガリと削っていく……。

 靴を脱ぎ、靴下を脱ぎ、セーターごとシャツを脱ぎ、ジーパンを脱ぐ。カオリはその様をなめ回すように眺めている。

 

 マスクを外さないのは、その顔をカオリに見せないようにするためか。そんなリオの心を知ってか、カオリはフレディマスクをカツラごと強引に剥ぎ取る。

 そこには涎と涙に程良く濡れ、羞恥に染まる顔。嗜虐心(しぎゃくしん)を誘うその姿、カオリの背筋に電流走る。

 

「ふふ、ふふふふ……良い子だね。リオちゃん……あぁ、その顔も最っ高だよ……さぁ、最後はパンツを脱ごうね……」

 

 息を乱し、震える手でパンツを下ろしていく……股間を隠しながらも、リオはついに全裸となった。

 

 

「ふふふ……精一杯隠してるんだね。可愛いけど、無駄な事だよっ」

 

 カオリは尾赫でリオの両手を縛り上げると、そのまま持ち上げ宙吊りにした。羞恥に暴れるリオを、カオリは『甲赫の皿』の中に入れた。血と臓物にまみれ、リオの全身を真っ赤に染める。その時口内に血液が入ると、その甘露にリオは背筋をぶるりと震わせた。

 

「さぁ、リオちゃん。キミが今浸かっているのは、キミの最初のご飯だよ。全部食べて良いんだよ! でも、手は私が縛ったまま……リオちゃんは手を使わずに食べるんだよー」

 

 今まで誰かの食べ残しや、あまり新鮮ではない死体の肉しか口にしたことのないリオの下には、綺麗に処理された若い女の新鮮な死体。

 そして、わずかな血しか食べていないが、血ですら今までの質を遥かに超える逸品。一口それを頂けば、たちまちリオは虜になった。

 

 あらゆる部位が絶妙な味を醸し出している。モモの肉は歯ごたえがあるも硬くない。胸の肉は溶けるように甘い。肩や腹部の肉もこれまた逸品である。陰部はすこし苦味もあるものの、それがまたクセになる味わいである。

 あまりの美食にリオは自らが恥ずかしい恰好であることさえ忘れ、まさに犬の如く貪り喰らった。その歓喜と興奮は、リオの目が赫眼になっていることから明らかであった。

 

「ねぇリオちゃん。素っ裸で食べるご飯は美味しい? 美味しいんだよね。私に恥ずかしい部分まで全部見られながら、犬のように食べるのが幸せなんだよね」

 

 ハロウィンマスクから赫眼を煌めかせ、カオリは楽しそうに嗤う。その言葉にリオの全身に熱が駆け巡るが、羞恥は美食の快楽に負け、リオは食事を止めることができない。

 やがて羞恥さえも快楽へと変わり、被虐心は麻薬のようにリオの脳髄を快楽へと染め上げていった。

 

「ふふふふ。嗚呼、無垢な子を染めていくのがこんなに楽しかったなんて!! もっと早く知るべきだった!! あーちゃんにもしてあげれば良かったなァ! ……さてと、そろそろ来る頃だね」

 

 カオリがそう呟くと、風呂場のドアが開き、如何にもガラの悪そうな男達が5人いた。

 

「オイゴルァ!! 人様の喰場を勝手に漁るとは大した度胸じゃねぇか。んで、そこのツナギ女はガキの喰種でオタノシミってか? 気色悪ィ! 俺様が誰だか分かっ……」

 カオリの尾赫が無数に伸び、男達を等しく突き刺し、滅多切りにした。

 

 一瞬で死体になった彼等は、ここを縄張りにしていた喰種達である。縄張り争いの激しい4区で喰場を持っている彼等は、決して弱い喰種ではない。

 

 しかし、そのような強者でさえも、半赫者である13区の強者・ジェイソンには及ばない。そして、ジェイソンに及ばないということは、カオリの足下に及ぶことさえできない。

 

 そもそも、この喰種達をここへ招いたのはカオリである。僅かに血のニオイがするようにし、縄張りの主をおびき寄せたのだ。

 

 

「あっ……あぁ……ぼ、ぼく……見られ……」

 カオリが即殺したとはいえ、見ず知らずの男達にあられもない姿を見られたリオ。興奮が一気に冷え、四肢を恐怖に振るわせる。

 

「大丈夫だよリオちゃん。怖い人は私が倒してあげたからね……」

 

 カオリはハロウィンマスクを取り、リオの頭を撫でる。赤子をあやすような手付きと、ふんわりとした笑みが、リオの恐怖を(ほぐ)し、溶かしていく。

 

「喰種の肉も手に入ったので、リオちゃんも共食いをしよーね? はい、口を開けて? まずは『この薬』を飲んでね? 共食いの効果がより良く出るモノだからね」

 

 リオに『黒い粉末』を与えると、5人の喰種のうち、最も弱い赫包(かくほう)のニオイがする男から、血の滴る赫包を取り出すカオリ。

 

 禁断の共食い、リオのほぐれた恐怖が再び舞い戻る。イヤイヤと首を振り、食べたくないと意思表示をした。

 

「ふふふ、そっか……リオちゃんは……私に無理矢理食べさせられたいんだねっ!」

 

 カオリは赫包をリオの口に無理矢理をねじ込み、その口を塞ぐ。

 

 リオの舌に広がるのは、先程の美食とは正反対の不味さ。目尻から涙が溢れ、頬を伝う。吐き出そうとするも、カオリの手はリオの口どころか、リオの鼻も塞ぎはじめた。

 

 両手を拘束されている上に呼吸ができなくなったリオは、半ばパニックを起こしたかのように体をくねらせた。

 

「んん!! んん───っ!!!」

「ほーらっ! ちゃんと飲み込もうね。このままだと窒息しちゃうよー? ちゃんと食べようねー」

 

 勇気を振り絞り、赫包を飲み下す。

 

 すると、全身がまるで灼けるような痛みが走った。

 

「あがっ……! あつい……熱い熱い痛い痛い痛いいいいいいっっ!!」

 

 リオが痛みに暴れ出そうとした刹那、カオリの尾赫が全身に絡みつく。全身を拘束され、唯一動く指先が、その痛みを表すかのように(うごめ)いている……。

 

 

「『あーるしー細胞』が一気に増えて、リオちゃんの赫子に合うよう変異していくから、熱くなるんだよねー。リオちゃんは4種持ちだから、痛みも普通の4倍。私の2倍かなー?」

 

 カオリはのんびりと語りながら、次の赫包を取り出す。

 

「一番強い人の赫包はちょっと危ないけど、残りの3人はリオちゃんも食べれるから……『あと3つ、頑張ろうね』!」

 

 

 リオの責め苦は、まだ終わらない。

 リオが食べねばならない赫包(かくほう)は残り3つ。後3回も同じ苦痛が襲う……否、1回目の苦しみは消えておらず、苦痛は上乗せされる。それが3回。リオの脳内を恐怖一色が支配し、カオリに命乞いを始めた。

 

「殺すわけじゃないんだよ? リオちゃんは強くなりたいんだよね? これは避けて通れないんだよ。おにーさんを救うなら、リオちゃんはこれを耐えなきゃ駄目だよー」

 

 兄を救う、そのために取ったカオリの手。それを思い出し、リオは顎が砕けんばかりに歯を食いしばり、痛みと戦う覚悟を決めた。

 

「そうだリオちゃん。『1000から7ずつ数字を引いて、それを口に出していって?』そうすれば、少し楽になるらしいよ? それじゃ2つ目どーぞ!」

 

 カオリは2つ目の赫包をリオの口にねじ込む。なるべく味を感じないように飲み込むと、更なる激痛がリオを襲う。

 

 1回目が灼けるような痛みなら、今度は体の内側をヤスリで削られる様な痛み。痛みに耐えきれず、リオは痛みから逃げたい一心で数字を口にする。

「きゅ……993っ!! 986っ!! 全然痛みが取れな゛いッ!! きゅうひゃく……ななじゅう……きゅうッ!!」

 

 1000から7ずつ引いていく事を、『拷問を受けていたヤモリが、縋るために口にした』とカオリは情報屋(イトリ)から仕入れていた。

 

 カオリは痛みを紛らわせる効果があるんだと思っているが、そんなことは断じてない。

 それは発狂させないための責め苦。考えさせる事で、苦しみをいつまでも与えるための鞭である。

 

 数字に縋るリオ。そんなリオにカオリは更に赫包を持ってくる。

 

「その調子だよリオちゃん。次、いこうね」

「やだ……やだあああああ!! 痛いのは嫌だ! 助けて!! 助けて兄さああああん!!」

 必死に赫包(ごはん)から逃げようとするリオだが、顔も体も拘束されているため、叫ぶことしかできない。

 

「そのおにーさんを助けるのは、キミだよっ!!」

 カオリはリオの口を強引にねじあけ、赫包を突っ込み、口と鼻を塞ぐ。

「死にたくないなら飲み込んでね、リオちゃん?」

 

 飲み込みたくないリオだが、やがて息ができなくなり、息を吸いたい一心で赫包を飲む。

 

「あ……あ……ああああああッッ!!! 972! 965! 958! 951! 944ッ! 嫌だッ! 痛い゛っ!! もう殺してえええ゛え゛え゛え゛ッッ!!」

 

 それはあまりの激痛か、全身を切れ味の悪い鋸で刻まれるような痛み。激痛は脳髄を高速回転させ、リオの限界を超えた演算を叩き出し、必死でその数字に縋る。

 

「ふふふふ。なんて痛ましくて、なんて愛おしい……あはぁ……私も思わず体が熱くなってくるよ……っ!! さあ、最後のいっこだよ……!」

「やめて……やめて!! もう食べたくない!! 食べさせる位ならもう殺してええ゛え゛え゛!!!」

 

 カオリは妖艶に嗤いながら、尾赫を2本リオの喉奥にねじ込み、食道を広げるように固定する。

 それは食べたくない相手に無理矢理食べさせるための管。もしも人間がこの場にいるなら、フォアグラを作るときの工程と同じだと感じるだろう。

 

「さあ、召し上がれ」

「や゛あ゛…… う゛え゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛っ!!」

 一切の抵抗をすることのできないリオに、4つ目の赫包が直接胃に叩き込まれた。

 

 

 

 リオは誰かが大声で笑う声を聞いた……それは、リオ自身の口から出ていた。

 

 自身がミキサーにかけられ、バラバラになっていく。痛みはそれを通り越して『無』へと変わり、口からは狂ったように笑いが溢れる。

 

 一秒毎に脳が溶けてなくなっていくような気分を感じながら、リオの意識は焼き切れるように途切れた。

 




 強 制 共 食 い 

共食いによる痛み云々の描写はないですが、一部の才能ある喰種以外はこうでもしないと喰種の世界が共食いパラダイスになりそうですし……

弱い喰種の赫包から食べる&黒い粉末によって、崩壊を緩和しているので、漫画版のようにはならない……ハズ。
確か漫画版でリオくんが食べたのって、いきなり『隻眼の梟』だったはずですし
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