花屋喰種   作:みぞれアイス

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第51話 世界しましょ

「……カネキくん、あんていくへ戻ってこないかい?」

「考え……させてください」

 

 カオリが開けようとした部屋の中には、芳村だけでなくあんていくを辞めたハズのカネキがいるようだが、カオリは構わず扉を開けた。

 

「こんにちはー。カネキさんがあんていくに戻ってくるなら嬉しいですねぇー」

「ッ!?」

 

 突如開いた扉に、素早くカネキは振り返る。

 

「えっと……花屋さん……でしたか?」

 

 カネキにとって『花屋さん』は、人に紛れて生きる一喰種という認識しかない。そのため、カネキは警戒を解いた。

 

「はい、あんていくさんにお花を届けに来ましたよー。カネキさんがあんていくに戻ってくるなら、芳村さんだけじゃなくて西尾さんも霧嶋さんも喜びますよー! だって……リオちゃんはもうここを辞めちゃうもの」

 

 リオという名前に、カネキは目を見開く。

 

「……リオちゃん!? それに花屋……! もしかしてあなたの名前は『花村カオリ』さんですか!?」

「そうですよー?」

「あなたの妹……リオちゃんは無事ですか?」

 

 カネキの話す意味が理解できず、カオリは首を傾げる。

 

「元気ですけど、どうかしましたかー?」

「……ジェイルという喰種を追って、僕達は喰種レストランに侵入しました……ですが、そこでSSレート喰種の『ロウ』と、15区に住む喰種『レザーフェイス』に襲われ、それ以来リオちゃんと連絡が取れなくなっていました……ジェイルは捕まりましたか? ……お兄さんは……助かりましたか?」

 

 不安そうに語るカネキに、カオリは優しく微笑む。

 

「はい。ジェイルという喰種は死に、リオちゃんは『ろってんふぉろう(おにいさん)』を取り戻しました。捜査官のキジマさんも、もうリオちゃんを追いません。私の代わりにリオちゃんへ協力してくださり、ありがとうございました」

 

 その言葉にカネキは胸をなでおろした。

 

 カオリの微笑みが何を意味するのかも知らずに……。

 

「そうですか。お役に立てたようで何よりです」

「はい。だからカネキさん……もしあんていくに戻ってくるなら、()()()()()()()()()()()()()()()()()。後悔しないためにも……ね?」

 

 微笑むカオリの表情には、何らかの含みがある。

 だが、カネキはそれが何を意味しているのか分からない……。

 

「……結論はすぐ出す予定です。それでは失礼します」

 

 カネキは部屋を後にし、芳村とカオリの二人だけになった。

 

「はい、お花は確かにお届けしましたー」

「ああ、ありがとうカオリちゃん。それで、リオちゃんは辞めてしまうのかい? リオちゃんはあんていくに……いや、やめておこう。その顔はもう知っているようだね」

 

 芳村は覚悟を決めた顔で、カオリに向き合う。

 

「ええ、帆糸さんも知ってます。キジマさんとの戦いでさらなる赫者になったリオちゃんと、元より強い帆糸さん、二人はあんていく防衛戦に参加しません。芳村さんに勝機はありますか? 帆糸さんから聞きましたけど、もう全盛期の力は出せないらしいですね?」

 

 芳村は何も答えない。彼はこれからの戦いで死ぬつもりだった。

 

「……やっぱり勝機は無いんですねー? なら……芳村さん。いえ、功善さん……」

 

 功善という名に、芳村は僅かに瞳を揺らす。

 

 

「私達、15区の仲間になりませんか?」

 

 

 カオリは芳村に手を伸ばした。

 

「芳村さんは『びー』を恐れているんですよね? なら、私がみんなご飯にしてあげますよ」

「…………」

「情報屋の話だと、今の『びー』で私を倒せるかもしれない存在は、アイツ……『青メガネ』だけ。青メガネに相性の問題を突かれるかもしれないけど、その時は頼もしい妹分とリオちゃん、それと『リョーコさんのクインケ』が補助します……後はペニーワイズっていう仲間もいます。ペニーワイズはあまり強くないですけど、雑魚処理くらいはできるくらいの強さにはしてあります。それに、もちろん私は青メガネに負ける気はありませんよ?」

 

 有馬は強い。とはいえ、わざわざ正攻法で戦う必要はない。不意打ち、回避不能な屋内での範囲攻撃など……倒しやすい方法で倒せばいいだけだ。

 

「……カオリちゃん、もし私がキミに付いたとしたら、20区はどうなる?」

「んー? そりゃ私に下るわけですから、約束は白紙にしますよー。でも大丈夫です! 芳村さんの今の仲間……『あんていく』の従業員ですね。その方々なら生かしますし、仲間に引き入れても良いですよー? 西尾さんや霧嶋さんだって、鍛えれば非戦闘員から脱却することもできると思います」

 

 芳村は首を振る。

 

「違う……20区を……『あんていく(わたしたち)』を頼ってきた……行き場を失った喰種達だ」

「行き場? ええ、大丈夫ですよっ。そんな雑魚共(かたがた)には、私達の胃袋という行き先を用意してありますよー!」

 

 芳村は顔を歪めた。それは芳村の描く理想とは程遠い。

 

「ふふふっ、芳村さんはそれが嫌なんですよね? なら、もう一度強くなって私を止めれば良いんですよー。どのみち芳村さんが死んだら、私は20区で好き勝手しますよ? なら、15区で力をつければ良いんです。食事量の制限なんてせず、ひたすら食べて取り戻せばいい……ね、芳村さん? 貴方の強さと、裏側に隠したその感情は大切なものです。だから……私達の仲間になりましょう!」

 

 芳村は息を呑む。確かにこの手を取れば自分は助かるだろう。だがそれでもなお……。

 

「私はその手を取らないよ、カオリちゃん」

 

 芳村は15区へ下ることは無かった。

 

「……むー、悪い提案じゃないんだけどなー。芳村さんも楽しめると思うんですけどねー」

「四方くんが私の後を継いでくれるさ。私がカオリちゃんに従ってしまったら、その意志すらなくなってしまう……」

「ほよ? ……四方さんも戦わないんですかー? 四方さんまで抜けたら、本当に勝ち目ありませんよー」

「それでもだよ。勝ち目がゼロに等しくても……ね」

 

 頑なな芳村の意思に、カオリは肩を落とす。

 

「はぁー……朝に楽しく接客したお客さんを、夜の晩餐に並べるのって、楽しいですよね?」

「いいや、私はそうは思わない」

「ふふふっ、そうですか? では、芳村さんの活躍、遠くから見させて貰いますねー」

 

 カオリはリオのロッカーを開け、中身を鞄に詰めていく。

 

「それじゃあリオちゃんに代わりまして、今までお世話になりました。リオちゃんにとって、ここは間違いなく『もう一つの居場所』でしたよー」

「ああ、それは良かった。リオちゃん……いや、()()()()の幸せを私は祈ってるよ」

 

 芳村の含みある言葉に、カオリはくすくすと笑う。

 

「もちろん。()()()()()はとっても……幸せですよー」

 

 芳村はどこか遠い目で、窓に映る空を眺めていた。

 

 

 

「むむむ……むむむむむ……」

 

 カオリがフロアに戻ってきた時、客達は唸りながら、一人の青年を眺めていた。

 

「みなさんどうしたんですかー?」

 

 カオリが声を掛けると、かつてレストランで働いてた男が振り返った。

 

「おっ、ねーちゃんか! 今よぉ、入ってきた客が『カタギ』か『そうじゃないか』を見極める遊びしてんだよ」

 

 その言葉に、カオリは肩をすくめる。

 

「あの人はカタギの人ですよー? 意地悪しちゃ駄目ですよー」

 

 カオリは勝手にカウンターの奥に入ると、オレンジジュースをグラスに注いでいく。

 

 オレンジジュースを注ぎ終えると、居心地の悪そうにしていた青年のテーブルにそっと置いた。

 

「はい。私からのお詫びですよー」

「え?」

 

 急に出されたオレンジジュースに、青年は首をかしげる。

 

「ごめんなさい。私がお客さん達に『入ってきた人が一般人か悪い人かを見極める遊び』なんてものを教えてしまったせいで、居心地が悪かったですよね? これはオレンジジュースです。オレンジには木と花と実で、別々の花言葉があるのはご存知ですか? オレンジの実の花言葉は『優しさ』……居心地の悪かったあなたへ、せめてもの優しいひとときを……」

 

 優しく微笑むカオリに、青年の顔が朱く染まっていく。

 

「あ……ありがとうございます」

「あー、お客様ー? その花屋さん、とんでもないドSっすよー。見た目に騙されちゃぶッ!」

 

 青年に忠告したロマの脳天へ、カオリのチョップが叩き込まれた。

 

「もー、帆糸さんがそれを言うのかなー?」

「ぎっ……ちょ、マジ痛い。脳味噌なくなるからマジで」

 

 痛みで涙目になるロマに、青年は苦笑いを浮かべた。

 

「あ、あはは……」

「あー、わりぃなにーちゃん、ちょっと遊び過ぎちまったな。ロマちゃーん、サンドイッチを俺からそこのにーちゃんにプレゼントしてくれ」

「ちょっと待ってくださーい! 私の作るサンドイッチはクソマズですよ!? 店長戻ってくるまで待っててくださーい!」

 

 カオリはオレンジジュースの代金をロマに渡すと、賑やかなあんていくを後にした。

 

「ふふふっ、ここの皆はどれだけ生き残れるのかな? まぁ、私にはどうでもいいことだけどね」

 

──────────

 

 後日、カオリはロウと小林を連れて『Helter Skelter』に来ていた。

 

「明後日の夜、ついにあんていく殲滅戦が始まります。人工喰種になってしまったカネキケンくんを確保するというサブターゲットもあるみたいですけどね」

「そうなんですねー。ところで、ウタさん達は行かないんですかー?」

 

 レザーフェイスの恰好をしたカオリの問い掛けに、ウタは静かに頷く。

 

「蓮示くんが参加しないからね。僕はパス」

「そうねェ……『Helter Skelter』から出るのは、ロマと宗ちゃんだけよん? それも、ロマは見物。宗ちゃんは二等捜査官の旧多二福として……ネ?」

 

 ウタとニコは何事も無いかのように話を進めていくが、ロマはかなり気になることがあった。

 

「ちょいちょい!! 誰も突っ込んでないけど、そのピエロ誰よ? なんかガンボに似てない?」

 

 ロマは小林を指差す。ロマにとって『ピエロの格好をした喰種』がカオリの隣にいるということは、無視できない問題であったためだ。

 

「ほっほ、気にかけて頂いて何より。私、15区にて運転手をしております……踊る道化師『ペニーワイズ』でございます。ところでそこな方、私の息子をご存知で?」

 

「あー……どうしよっか宗ちゃん?」

 

 ロマはニムラへ目配せするが、ニムラはニヤリと笑う。

 

「話しちゃいましょっか? もう隠す必要はないでしょ?」

「うへっ、マジで? 危険じゃない?」

「でも話しておかないと喰い尽くされるよね?」

「しょうがないにゃぁ……でも宗ちゃんが話してよね」

 

 ロマは嫌そうに顔をしかめる傍ら、ニムラは高らかに語り出す。

 

「それではロマに代わり僕から説明します。僕ら『Helter Skelter』には下位の組織が存在し、その組織を『ピエロ』と言います。そこにいるIT(イット)な御方と同じ様な恰好の集団ですね。とはいえピエロは弱小喰種の集まり……その戦闘力はアオギリと比べても天と地ほどの差があります。ですが、だからこそ囮として気兼ねなく使うことができます。んで、ここからはあまり怒らないで欲しいんですが、ピエロ達は刹那的な生き方を好んでいるため、よく15区に特攻してるんですよ……」

 

 喰い場を荒らされれば、普通の喰種なら怒る……だが、カオリは全く怒らない。

 

「なーんだ、そんなこと気にしてたの? 『びー』でも『ピエロ』でも『アオギリ』でも、15区に来るのは侵入者なんかじゃないよー? ふふふっ、それはね? ご飯っていうんだよー」

「なるほど……くくっ、あのVですらご飯……芥子(かいこ)あたりが聞いたら憤死不可避ですねぇ……」

 

 ニムラはここに居ない誰かの事を考え、嗤う。

 

「ピエロ達は正直なところ、僕らでも完璧に制御できません。なのでこれからも食糧が紛れ込んでしまいますがご容赦を」

「だいじょーぶ! 気にしてないよー」

 

 カオリはひらひらと手を振りながら、血酒をあおった。

 

「それは何より。そんな僕らの下請け組織ですが、ガンボはその幹部をやってます。というか……そこなペニーワイズさんに悪いんですけど、ガンボくらいの強さでも幹部になれちゃうんですよねぇ……」

 

 苦笑いするニムラに、小林は首を左右に振る。

 

「いえいえ。私の息子は私と同じく弱い喰種。今でこそ私はそこそこの強さになりましたが、それは15区という圧倒的に恵まれた環境下に居たからこそですので」

「なるほど……とまぁ、そんな僕らだからこそ、ピエロの恰好をしたアナタに親近感がわくんですよ。ピエロ達に命令するときは、僕らもピエロの恰好をしますからね。そして、そんなピエロの恰好をした部下が居るという共通点を持つ僕から、レザーフェイスさんに言っておかなければならないことがあります」

 

 ニムラはカオリを真っ直ぐに見つめる。

 

「20区を制圧した後、CCGの次なる目的は15区です。今度は高円寺だけではなく全域を」

 

─────否、15区への攻勢予定など無い。

 

「……なんで? 嗅ぎつけたの?」

「いえ、それはありませんが、CCGが調査した『あんていくに出入りしている企業のリスト』に『フラワーショップ西荻窪』が入っています」

「うげ……あのお店気に入ってたんだけどなぁ……」

 

 それもまたニムラの嘘である。出入りしている企業についてまでは調べが回っていない。

 

「そして、Vは貴方達を隠密特化型の喰種であり、実力は大した事がないと思っています。暗殺という厄介な性質からSSSレートにはなりましたが、ナメられてますよ15区」

「…………」

 

 カオリはニムラの話を聞きながら、今後の行動方針について考える。15区から離れ、ロウが拠点を構える7区に移るのが最適かもしれないが、せっかく完全に支配した15区をわざわざ手放すのはもったいない。ならば……。

 

─────先手を打って多数の職員を暗殺する。

 

「暗殺型の敵には正面からの制圧戦。CCGにそう思われているからこそ提案なのですが……20区戦、参加してみませんか?」

「…………どういうこと? 私のやり方は知ってますよねー?」

 

 それはカオリのやり方とは真逆の提案。そんな提案をしたニムラの意図に興味が湧いた。

 

「恐らく貴女のやり方なら……『15区から逃げる』『先手を打って局員を暗殺する』『CCG本部や支部を破壊して指揮命令系統を滅茶苦茶にする』『和修家を暗殺する』『大物議員を片っ端から暗殺して情勢をそれどころじゃ無くさせる』この中のどれかを考えてたんじゃないですか? だからこそ僕の提案を聞いてほしいんですよ」

「うぅー、どれとは言わないけど読まれてる……」

 

 カオリは自身よりも多くの発想を思いついたニムラに感心するが、少し悔しいので褒めないことにした。

 

「映画好きの貴女なら、マフィア系の映画は見たことがありますよね? マフィアの力が警察や軍よりも明らかに強い場合、攻め込むのを躊躇させることができますし、たとえ無理でも戦力を増強するために大幅な時間稼ぎができます。そして、20区戦には多数の捜査官が集結します」

「確かに……あってもマフィア同士の抗争……そっか、警察とマフィアのぶつかり合いは犠牲に対して得るものが少なすぎるから……」

 

 カオリはブツブツと呟く。ニムラは自分の提案が拒絶されなかったことにニヤリと笑う。

 

 否定されなかったのなら、後は容易い。

 

「おそらく芳村功善氏は多くの捜査官を殺し、そして殺されるでしょう。例えばそんな疲弊した状態の捜査官達の前に、貴方達が現れます。貴方達は20区の喰種達よりも捜査官を殺し、そして軽やかに撤収する。15区の恐怖をCCG……ひいてはVに教えさせる絶好のタイミングなんですが、どうでしょう? ……あぁ、捜査官の中でも優秀な者達は残してください。今回に限っては殺すよりも和修家の心を折ってもらいたいんですよ」

「心を折る?」

「はい。優秀な者を殺しすぎると後発が復讐に燃えて面倒です。なので、優秀なものはあえて残し、目の前で残酷に殺してほしいんです。それも圧倒的にです。できますか?」

 

 ニムラはニヤリと笑いかける。それは挑発も混ざっていたが、カオリはゆっくりと頷く。

 

「いいよっ! でも代わりにフルタさんは何をしてくれるんですかー?」

「恐らく15区の担当をしたがる捜査官はほとんど居なくなると思いますので、キジマさんと僕が15区担当になります。これで15区で貴女を阻む者は居なくなるでしょ? なので……」

 

 ニムラはカオリへ右手を差し出した。

 

「僕ら『Helter Skelter』と、正式に手を組みませんか? あ、もちろん命令なんてしませんよ? 僕らは良き友、良き隣人としてアナタと今後も付き合っていきたい」

 

 ニムラは差し出した手をカオリへ伸ばしていく。

 

「僕の提案を断ったとしても、今の関係は崩れません。ただ僕からの提案は『一緒に愉しい事をしませんか?』ただこれだけです」

「うーん、今と何が違うのか良く分かんないんだけど……」

 

 だが、カオリは手を伸ばさない。

 

「あー、そうですね。僕らを『なんとなく』で殺さないでください。それと、僕が後々計画する『サイコーに楽しいイベント』をブチ壊さずに協力してください。それだけで充分です」

 

 おどけたようにニムラが告げると、カオリはクスリと笑った。

 

「ふふっ、良いよーっ! それじゃあ同盟記念として渾名で呼んでいい?」

 

 カオリはニムラの手を取った。

 

「どうぞどうぞ。さて……どこかにいる『隻眼の王』は、ショーを台無しにする危険性がある……けど、ショーの途中で『舞台そのもの』を跡形もなく消し去る危険性があるのは貴女だ。ゆえに、貴女から不可侵を勝ち取れたなら、僕にとっての敗北条件は無くなる。だから……」

 

 

 ニムラはカオリの手を強く握る。

 

 

「『世界(おままごと)』しましょ? ()()()()()()()

「うん。『愉悦(おままごと)』しよっ! ()()()()()!」

 

 

 ここに、2人の巨悪が正式に手を組んだ。

 

 




 や べ ー や つ 同 盟 
そして20区戦参戦決定!

次回、嘘字幕パロディ第二弾。
ニムラさんがクインケについて教えてくれるそうです。
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