元ネタはペニーワイズよりも前にブームだった嘘字幕『エミネムさんが教えてくれるシリーズ』です。
上記の嘘字幕PVを流しながら読むと楽しめるかもしれません。
規約だと著作権あれこれで歌詞は禁止なのですけど、嘘字幕PVは元々の歌から意味も歌詞も別物ですし、大丈夫……ですよね?
「ちなみにキジマさんの
ニムラの提案に、カオリは首を横に振る。
「そうですか? それじゃ、完成したクインケと認証解除しておいたクインケです」
ニムラは4つのアタッシュケースをカオリに渡す。
「ありがとニムちゃん!」
「いえいえ、これくらいお気になさらず、それ以上に儲かってますし。あ、そうだ。せっかくなのでクインケについて教えましょうか? 僕としても全てを僕がやるのは結構しんどいので、できればちょっとばかり手伝って欲しいのが本音なんですよね……クインケの改造と認証解除で連日徹夜でしたし……」
どことなく疲弊した表情のニムラは、カオリに頼み込んだ。
「うーん……ろーちゃん、人工喰種だけじゃなくて、クインケ作りもニムちゃんとやって貰っても良い?」
「ええ、構いませんわ。全ては姉様のためですもの。それでは旧多二等、何から教えてくださるのかしら?」
ロウは力強く頷き、ニムラへ指示を仰ぐ。
「まずは簡単な概要を、歌で教えてあげますよ!」
「はい?」
ロウは首を傾げるものの、ニムラはお構いなしにラジカセを弄りだした。
「それじゃ、ミュージックスタート!」
今ここに、ニムラの一人ステージが始まった。
♪─────♪
「よう」
「今日はお前らに」
「良いことを教えてやる」
「CCGがめっぽうハマっている」
「いわゆる、CCG三大装備の」
「一角をなす」
「クインケ」
「それに関連する話だ」
──YO──
「まずクインケの素材だが」
「なるべく強い赫包をオススメしよう」
「これなら大抵の雑魚相手なら余裕だし」
「耐久値も高いことが多いから壊れにくい」
「ところがどっこい」
「喰種共の赫子事情ときたら」
「空腹」
「格闘主体」
「赫子不現症」
「まぁざっくりいうなら、ウンコマン」
「ショッキングなう コレマジ超気になる」
「カッとなる 狩った喰種が弱すぎる!」
「中には強いのもいる」
「おっ、屍拾いに」
「おっ、赤舌連に」
「ちょっ、隻眼の梟に」
「うおっ、うろんの母に」
「NO、レザーフェイスに」
「Non、そこのランサーに」
「おっと、あとフレディに」
「と」
「今挙げたやつは むしろ無理ゲーだ」
「程々のやつを倒してった方がいい」
「だからクインケを持ってないなら」
「今から街を探し回ってまずはBレートから狩ってこいや!」
「Cレート」
「Bレート」
「Aレート」
「Sレート」
「いろいろあります喰種のレート」
「でもレートは人への危険度が加味されているので」
「高レートでも雑魚の場合があります」
「刀」
「ハンマー」
「ボウガン」
「ランチャー」
「いろいろありますクインケの形」
「特等とかのクインケを真似るのもアリだが」
「自分の好きな形を選んだほうが良いぞ」
「さて次は」
「ちょっとお勉強タイム」
「喰種ならピーンときてると思うが」
「『
「これを知らなきゃ」
「喰種失格」
「逆に詳しければ」
「スーパースター」
「喰種は大きく分けて」
「2種類いる」
「赫子を使えない奴と」
「使えるやつ」
「前者相手なら」
「こうしてこうしろ」
「なんて言わずとも殺せる」
「単純な話」
「次に使える奴だが」
「ちょっと厄介だ」
「たとえ小さな少女でも 大人を殺す」
「なので相手の目をよーく見るんだ」
「赫子を使いそうだと判断したなら油断はするな」
「肩からケツのどこかが盛り上がりだす」
「すると盛り上がった場所から」
「赫子が飛び出してくる」
「さて ここからが肝心な話なんだが」
「サビが来たので省略させてくれ」
「羽赫」
「甲赫」
「鱗赫」
「尾赫」
「いろいろあります喰種の赫子」
「どれも一長一短の性能ですが」
「元々が強い赫子はマジヤベーです」
「金的」
「窒息」
「目潰し」
「水没」
「いろいろあります素手での殺し方」
「特に僕からオススメするのは」
「目潰しからのクインケ攻撃です」
「この先を聞くのは危険だぞ」
「大変危険」
「だって……」
「お前らを殺すクインケ作りの話」
「脅かそうなんて思っちゃいないが」
「実際にお前らを殺すための道具だからな」
「クインケを作るために」
「赫包を確保」
「クッソ値段の張る」
「クインケ鋼」
「当然必要な」
「制作知識」
「強くするには欠かせない」
「デザインセンス」
「センスが無くてもクインケ作りはできるが」
「僕は当然すべてを……」
「ヒンシュクを買いそうなので これ以上言わないが」
「素材はピンキリ 好きなように作ればいい」
「だがしかしだ」
「どんなに凄いクインケを作っても」
「あの問題だけは常に付きまとう」
「せっかくのクインケが」
「連戦で消耗して」
「攻撃に耐えられなくなり」
「同期に『普通の作れよ(笑)』とか言われる」
「やかましいわ」
「黙っとけや」
「
「上司 が!(泣)」
「こちとら何時間と残業して作ったのに」
「うまくいかない」
「だからもう辞め……」
「ませんwww」
「とにかくだ」
「凄いクインケを作り出すためには」
「マイペースに楽しく作ることが必要」
「だからやってみようぜ」
「お前らだってできる」
「これが応援の舞だ」
「パクんなよ」
「アラタ」
「
「アジテ」
「
「いろいろあります凄いクインケ」
「こんなところで言うのもなんだが」
「父親の赫子でクインケを作るのが」
「僕の夢」
「Qバレット」
「抑制剤」
「CRcガス」
「食べ物」
「いろいろあります」
「クインケ以外の武器」
「とりあえず僕は全部使ったが」
「役に立たなかったなんてことは」
「一切なし!」
「次回は喰種対策法について教えてやるからな」
(さて、疲れたしもう寝るか……)
(連日徹夜はキツかったな……)
♪─────♪
歌い終えたニムラは軽くお辞儀をすると、ソファーで寝始めた。連日の徹夜は堪えたらしい。
だが……。
「ぶぎゅっ!?」
「アタクシにクインケについて教えると言った矢先に寝るとはいい度胸ですわね?」
ニムラはロウに踏みつけられた。
「起きなさい。それとも永眠したいのかしら?」
「ひぃっ、15区の喰種!? 助けてCCGー! ってここにCCG僕しか居ねぇ!?」
ニムラはズルズルとロウに引きづられ、カウンターの向こうへと消えていく。
「ちょっ!? 別に今すぐ教えるってわけじゃ……待って休ませ……あっやべぇ僕のこと気遣う気ゼロだこの槍使い」
「いってらっしゃーい! それじゃペニーワイズ、私達は帰ろっか。準備もあるからねー」
カオリはニムラに手を振ると、準備をしに自宅へと帰った。
う た う ニ ム ち ゃ ん
ピエロ、CCG、V、レストラン客、いろいろありますニムラの立場
ちなみに『アジテ』というクインケは、宇井という捜査官のプロフィールに記載されているクインケなのですが、甲赫SSレートという事以外何もわかっていないクインケです。
カルナヴァルだとかインヴォークだとかいうスマホゲームには実装されてるのかもしれませんが、当方スマホゲームは何もやったことが無いのでよく分からないです……。
ググッてみたけどスマホ版にも未登場っぽいですね。
次回、20区戦開始!