花屋喰種   作:みぞれアイス

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幕間第16話 三枚刃の悪夢

 地下から戻ってきたカオリが強化された体に慣れた頃。ここはロウの経営する風俗店……その社長室にカオリ達が集まっていた。

 

「それではっ! 『第1回共食い小旅行』を始めまーす! とはいっても、人工喰種の量産がだいぶ安定してきてるし、これが最後かもしれないけどねー。それではろーちゃん、説明どうぞっ!!」

 

 レザーフェイスの恰好をしたカオリは、説明をロウに丸投げした。

 

「……では、アタクシから皆へ説明しますわね。まずこの7区では捕食を行わず、真っ直ぐ西の6区へ向かいます。その後は6区を北上し18区、21区と移動します。その後は東の22区へ移動し、22区を通って7区に戻り、最後に7区の喰種を捕食します。これが今回の流れですわね」

 

 ロウはホワイトボードに『6→18→21→22→7』と書き記す。

 

「移動は姉様の速度を考慮し、全て車で行いますわ。運転手はペニーワイズとパーシー、アタクシ達7区の喰種はペニーワイズの車に乗り、ガンボと姉様達15区の喰種はパーシーの車に乗ります。これは運転手の力量を考慮していますわよ? ペニーワイズなら並みの捜査官(ハト)相手に引けを取らず、運転技術は極めて高い。その点パーシーは強さも運転技術もペニーワイズに大きく劣りますわ。とはいえパーシーは貴重な運転手、最強の存在である姉様と、姉様のフォローに最適なフレディが付きます。パーシー、しっかり姉様を運びなさいな?」

 

 スキンヘッドにサングラスをかけたパーシーは、このメンツに囲まれてなお強そうに見える。

 しかし、パーシーより弱い喰種と断言できるのはガンボくらいだ。

 

 なお、マユ以外の従業員とパーシーなら、まだパーシーの方が強い。しかし、ロウ基準では古参従業員は7人で1セットなのだ。

 

「おおっ、パーシーさんはやる気充分だねっ!! 顔が痙攣するくらい楽しみなんだねー!」

 

 パーシーは顔をピクピクと痙攣させ、滝の様に汗を流している。カオリはそれが武者震いと解釈したが……。

 

「……お姉ちゃん、パーシーさんは恐がってるんじゃないかな? 凄い汗かいてるし、多分途中で敵に殺されないか不安なんだと思うよ?」

「うーん、やっぱり運転手にも食べさせてあげた方がいいのかなー? 確かに自分だけ強くなる実感を感じられないのは不安だよねぇ……」

 

 

 この遠征では車がすぐ出せるように、小林とパーシーは運転席から出ず、食事は遠征の後で個別に取ることになっている。

 つまり、遠征中には強くなれない。リオはそれがパーシーの不安なのだろうと判断したが……。

 

(言えるワケが無い……怖いのはこれから戦うかもしれないハトや喰種じゃなくて、15区の喰種なんだ……でもこんなこと言ってみろ……間違いなく今殺される……っ!!)

 

 東京で最も恐ろしい喰種達を後ろに乗せる……パーシーはそのプレッシャーに耐えられるほど強い心を持った喰種ではなかった。

 

「大丈夫ですわパーシー、赫子四種持ちになった今の姉様は、最早誰も倒すことなどできませんもの。アナタだってしっかり守ってくださりますわ! さて、今回の遠征に備え、ナンバープレートを偽装済みの盗難車を2台用意しています。アタクシ達はワゴンに乗り、姉様達はセダンに乗って下さいまし。それでは行きますわよ!」

 

 ロウ達は車を停めてある地下駐車場へと向かった。

 

──────────

 

 6区に住む喰種の万丈はこの日、部下のガスマスク三人衆を連れ、グルメこと月山の実家に来ていた。

 

松前(まつまえ)さんだったか? なぁ……本当にここなら安全なのか? ここは21区だろ?」

 

 万丈はどこか落ち着かない様子で、月山家のメイド『松前』へと話し掛ける。

 

「はい。本日は6区、18区、21区、22区の全域に渡り、15区の喰種達が捕食を行います。当家当主の観母(ミルモ)様はその中の1人であるレディ・ロウと交流があります。レディ・ロウは当家の敷地のみは捕食の対象外とする宣言を出しました。そこで、習様は6区に住むご友人であるバンジョイ様方をお招きしたのです」

 

 この日、月山家の主要な関係者はこの屋敷に避難していた。とはいえ、避難したのはごく一部であり、月山グループの全員ではない。

 

 なぜなら、ロウはこうも告げていた。

 

─────あまりにも月山邸(そこ)に居る喰種が多いなら、この宣言は無かったことになると……。

 

 ゆえに月山家は、本当に大切なメンバーだけを秘密裏に避難させ、多くの月山家関係者を見殺しにする苦渋の選択を取らざるを得なかった。

 

 

「……ロウっていやぁ、リオが追ってたジェイルの一人じゃねぇか……レストランで暴れ回っていた奴の片割れだな」

 

 万丈は喰種レストランで起こった恐ろしい鬼ごっこを思い出し、思わず身を震わせる。

 

「バンジョイ様、あの一件は当家では禁句となっております。二度目はありませんのでご了承を」

「ス、スンマセン!」

 

 冷ややかな目つきで物騒な事を告げる松前に、万丈は反射的に謝罪した。

 

「……ですが、あの時の坊ちゃまは輝いておりました。それほどまでに眼帯の御友人が大切だったのでしょう」

 

 カネキを失った事により、月山はずっと寝込んでいる。

 松前にとって、それこそが一番悲しい事件だ。

 

「……月山も早く元気になれよな……カネキも死んじまって、ヒナミもどっか行っちまって、その上お前まで居なくなっちまったら……俺はどうしたら良いんだ?」

 

 この屋敷の奥で寝込んでいるであろう月山を思い、万丈は憂鬱な気持ちになった。

 

 

 

 

 6区にはギルという名の喰種が居る。彼はこの日、どこか嫌な予感を感じていた。

 

万丈(バンジョー)の野郎はどこに行った? 何故6区の集会に姿を見せねぇ……」

「ギルさん、バンジョーは『グルメ』んとこです。なんでも急に呼び出されたそうで」

「ケッ! これだから金持ちは嫌だ。金さえありゃ何でもできると思ってやがる!」

「まぁまぁ、どうせバンジョーなんて居ても居なくても変わ……」

 

 突如、ギルの後ろで喋っていた男の声が消えた。

 

「おい、急に黙るんじゃ……」

 

 振り返ったギルが最期に見たのは、自身を丸呑みにしようとする『黒いナニカ』だった。

 

 ギルは悲鳴を上げる暇すら無く丸呑みにされ、一瞬だけ全身に激痛が走ると……。

 

─────永遠に目覚めることはなかった。

 

 

 

「赫包をどんどん詰め込んで行くよー! 粉飲んでない人は居るー?」

 

 カオリは背中に木の様な赫子を生やし、そこから幾つもの『果実』が実らせていた。

 

「いませんわ姉様!」

 

 ロウは全員が『カオリの尾赫の粉末』を飲み終わっていることを告げると……。

 

「ちゃちゃっとやっちゃうねー」

 

 カオリは赫子を使い、仲間の口へ取れたての赫包を次々に流し込んでいく。

 

「それじゃ車にどーん! 逃げたのは追わなくて良いよー。時間の無駄ー!」

 

 激痛に叫ぶ仲間達を車に放り込んでいくと、カオリは素早く車に乗り込む。

 

「パーシーさん、次はここをまっすぐ」

 

 一瞬で喰種達を殺し、流れるように共食いを行うカオリ達。

 

 

 ここに戦いは無い。あるのは流れ作業の様な蹂躙のみ。

 

 

(なんだこれ……化け物とかそういう次元じゃ無いぞ……これがロウ様の更に上を行く存在……無理だ。俺はただ黙り、嵐が過ぎるのを待とう……)

 

 パーシーはこの遠征が一刻も早く終わるように、速やかな運転を心掛けた。

 

 

──────────

 

 

 地下の深く……片腕の少女は尾赫を生やし、ひたすら壁目掛けて攻撃を仕掛けていた。

 

「あ゛あ゛あ゛あ゛あッッ!! 次会ったらぶっ殺してやるあの青メガネぇ゛ぇ゛っ!」

 

 怒り狂うその少女は、破壊した壁を拾うと、それを食べ、また怒り狂いながら壁を壊していく。

 

 そんな時、その少女と同い年くらいの少女が、怒り狂う少女に近付き声をかける。

 

「お、おい? お前何やってん……」

「……あ゛ぁ゛?」

 

 狂気に満ちた瞳が煌めくと、声をかけた少女に無数の『根に似た尾赫』が迫り……。

 

 

 

「っはぁ!? ……ゆ、夢か……なんで今更あんな夢を……」

 

 18区を支配する女喰種『ミザ』は、久し振りに悪夢を見ていた。

 

「……姐さん、随分うなされてましたね。何か嫌な夢でも?」

「ミツシタか……あぁ、懐かしい悪夢さ……壁を喰う女が出てきやがったよ……」

「壁を喰う女……?」

 

 若手の喰種であるミツシタは、ミザの言う喰種に心当たりがなかった。

 

「もう10年以上前の事だがな……私と同い年くらいの女で、片腕が無い喰種だ。怒り狂いながらRc細胞壁を壊し、その壁肉を喰う頭のおかしい奴。私はあの時奴に声をかけてしまった……私に気付いた奴は、壁じゃなく私に攻撃を仕掛けてきた……咄嗟に母が守ってくれたお陰で私は助かったが、母はそのまま奴に喰い殺された」

 

 ミザはその時の事を思い出したのか、ぎゅっと自分の肩を抱き締める。

 

「その場には他にも年長者が居てさ、みんな母の仇を取ろうとソイツに突っ込んで……みんな殺された……奴はみんなの肉を喰うことに夢中で、私の事なんか見てもいなかった……私なら彼等を助けることができたかもしれないけど、私は逃げた。集落まで逃げ延びた私は長に救助を求め、長は仲間を連れてその女を討伐しに出掛けた……」

「……そ、その後はどうなったんです?」

 

 ミツシタはゴクリと息を飲んだ。

 

「分からない……誰も帰ってこなかったんだ……だが、それからしばらくして、地下に『アレ』が出始めたのは知ってるだろう?」

「人喰い花ですか……」

 

 ミザが率いる喰種組織『(ジン)』は、元々地下の24区で暮らしていた少数部族が始まりである。

 そのため、地下のことには詳しい喰種が多い。

 

「ああ。Rc細胞壁の中にも柔らかさが違う場所があるのは知ってるだろ? その中でも最も堅い『破壊不可能の壁』すらも突き破って生えてくる謎の植物……アレに多くの同胞が喰い殺された……花を駆除しようとした喰種が喰われ、喰われている最中の仲間を助けようとしてソイツも喰われ……強い奴からドンドン居なくなっていった……確かに私は一族の中でも優秀なほうだと自負している。だが、私が18という若さで長になれたのは、決して実力だけじゃない……人喰い花に年長者達が次々と殺されたからだ……」

 

 ミザは自身を落ち着かせるように、大きく深呼吸を繰り返す。

 

「私が長になり、その時ふと頭をよぎったんだ。人喰い花は、あの女の赫子に似てた。ってな……そこから私は毎晩悪夢を見るようになった。あの時の女が人喰い花になって、私を喰い殺そうとする夢だ……そんな夢に魘される日々が続くと、こんな事を思うようになった……人喰い花になったあの女は、あの時喰い損ねた私を今も探してるんじゃないかってな……段々と私は地下で暮らすことに耐えられなくなり、後はお前も知ってるとおり、今は地上へと出ている……ハッ、我ながら無様な話だ……情けない長だと笑いたければ笑えばいい……」

 

 夢見のせいか普段より覇気のないミザ。それはミツシタにとって非常に新鮮なモノであるが、敬愛する長が弱ったままでは良くないと考え、ミザへ励ましの言葉をかけようとするが……。

 

「長ァ! ひっ……人喰い花が現れましたァッ!! すぐさま避難をッ!!」

 

 それは部屋に飛び込んできた仲間に阻止された。

 

「……おい、その冗談はマジで効くからやめろ。ここは地上だぞ?」

「違いますっ!! ()()()()()()()()()()()()()()んですよ!! 根っこのような尾赫の女!! 奴が人喰い花だったんです!! もう近くまで迫ってます。は、早く逃げましょう!!」

「……え? なんで……?」

 

 ミザの背筋が凍り付く。10年以上の時を経てなお脳裏にこびり付く悪夢が、再び舞い降りようとしていた。

 

「ハ、ハハ……だとしても私は『(ジン)』の長として殿(しんがり)を努める義務が……」

「長っ! 長が居なれば『刃』はお終いなんですよ!! だから、あなただけでも生き延びて下さいッ!! ミツシタは長を連れて逃げろ!!」

 

 ミツシタはミザを担ぎ上げると、全力で西へ走り出した。

 

「やめろ! 離せミツシタァ!!」

「17区にある拠点、そこで落ち合いましょう!! ミツシタ、長を頼んだぞ!」

 

 

 

 

 ミザとミツシタは道中誰も会うことなく17区へと着いた。

 

 その後、しばらくして他のメンバーもやってくるが……。

 

「……他の連中は……どうした?」

「皆……人喰い花……地上での名前は『レザーフェイス』……奴とその仲間に殺されました……」

 

 生き残ったメンバーは、半数にも満たなかった。

 

「そんな……我々の躍進はここからだったんだぞっ……」

 

 ミザは力無く崩れ落ちる。

 

 この日以降、ミザは再び悪夢に(うな)され始めた。

 

──────────

 

 7区の喰種達にとって、今までに無いほどのハイペースで共食いをさせられてはいるものの、今までロウ指導の元で共食いをしてきた彼女達にとって、死ぬほど体は痛いがまだ正気を保てていた。

 

 だがこの中に一人、今まで共食いをした事の無い者が混ざっていた。

 

「ぱぇー……あ゛ー……」

 

 

 それは、この中で最も弱い喰種であるガンボだ。

 

 ガンボは自身の父をナメていた。自分よりも弱かった父が共食いに耐えられたなら、自分も耐えられると信じていた。

 

 だが、それこそがガンボのミスだ。

 

 小林は強さを放棄してまでも自身の趣味である料理を貫き続けた喰種であり、その精神力はガンボを遥かに越えている。

 

「前もって共食いに慣れておくようペニーワイズが言ってたと思うんだけどなー? これはサボってたー」

「でも、ペニーワイズさんはちゃんと念押ししてましたし、この人は共食いをただ『不味い肉を食べるだけ』とでも思ってたんじゃないですか? 自業自得です。それに比べてバァルさんは凄いですね。この前お姉ちゃんに拾われたばかりなのに、まだ余裕そうですね? 僕はもう、体が崩壊しそうです……」

 

 当初、リゼの喰種名をカオリは『ピンヘッド』と提案したが、リゼは自ら『バァル』と名乗った。

 バァルとは暴食の悪魔『ベルゼブブ』の元ネタとなった神である……かつて『大喰い』と恐れられていた自負があったのだろう。

 

「ええ、私はまだ平気ね。共食い適正高めで良かったわ。でも……行程はまだ半分近くあるのよね……もうお腹いっぱいになりそうなんだけど……」

「満腹を超えてもなお共食いを行うと、即時再生するためのエネルギーが増えますよ? 僕もバァルさんも再生力の高い鱗赫なので、それをより実感できると思います」

 

 鱗赫は再生力が高く、傷をすぐに修復できるが……。

 

「……ランサーは鱗赫じゃないわよね……?」

「ふっふーっ! 甲赫の喰種だって、いっぱい食べれば即時再生できるんだよー? 私だって今は鱗赫も使えるけど、鱗赫を手に入れる前から即時再生できたよー!」

「……どんだけ食べたのよ? やっぱり貴女達って頭おかしいわ」

 

 大喰いと呼ばれたリゼよりも大量捕食をするカオリ達に、リゼは苦い顔で呟く。

 だが、カオリはリゼの肩を優しく叩いた。

 

「だいじょーぶ、バァルちゃんもすぐにたくさん食べるようになるよっ! 共食いの適性は誰よりも高いみたいだし! 歯茎さんが短期間でやたら強くなったのは、バァルちゃんの赫子を使ってるからなのかな?」

「歯茎……ああ、カネキさんのことね? 彼は私の赫子で喰種になってるみたいだけど……そんなに強くなったの?」

 

 自身の赫子を埋め込まれた元人間。リゼは彼の実力が気になったが……。

 

「ヤクモちゃん以上」

 

 カオリの答えは、なんとも微妙なモノだった。

 

「……人間基準なら凄いんでしょうけど、それって強いの? ジェイソンって私でも無傷で逃げれる程度の相手よ?」

「そこは倒そうよ。まだ『ジェイソン』になる前の可愛いボーヒーズ坊ちゃんだよ? クリスタルレイクに沈めなきゃ」

「……無理言わないで頂戴。ジェイソンって異常なくらい痛みに強かったから、私の赫子じゃ倒しきれないのよ……ん? 痛みに強い……?」

 

 リゼは異常なほどタフだったジェイソンの姿を思い浮かべ……あることに気が付いた。

 

 

「あっ、ジェイソンが痛みに強くなったのは貴女のせいよね? 私も顔を剥がされたから分かるけど、アレを体験すると並大抵の痛みは無視できるくらいにはなるわよ? ホント、あの痛みは二度とごめんだわ……」

 

 

 一行は進む。虚ろにうめくガンボを無視して。

 

 

(何でコイツらはこのピエロシカトしてんだよ……怖ぇんだよコイツ目逝っちゃってるし……俺、スキンヘッドでよかったわ。今ならストレスで禿げる自信がある……てか、もうコイツは駄目だろ……可哀想にな)

 

 無様に無視され放置され、もはや助かりそうにもないガンボ。

 

 そんな彼に、パーシーは心の中で合掌した。

 

 




 ガ ン ボ こ わ れ る 
無理な共食いは身も心も滅ぼすからやめようね!
鎧のお兄さんとの約束だ!

■参加者/状態
カオリ/元気
ロウ/元気
リオ/疲労困憊
リゼ/やや疲労
小林/未捕食のため元気
マユ/満身創痍
1号/満身創痍
2号/満身創痍
3号/満身創痍
4号/満身創痍
5号/満身創痍
6号/満身創痍
7号/満身創痍
パーシー(ピクハゲ)/未捕食・ストレス性脱毛
ガンボ/再起不能

■原作との違い
・月山家
レストラン事件の計画者であることがバレ、遺族から多額の賠償金を要求される。実行犯のロウに請求した勇気ある遺族は行方不明になった。

・ミザ
カオリが東京に来たのは12歳。ミザさんは12-13歳。ミザさんが地上に出たのは18歳。当然カオリとも出会ってます。
原作に『年長者がいなくなったためミザが長に』という表現があったので、カオリはその原因になって貰いました。
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