エレン「なんだこの飲み物?」   作:スペイン

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キャラクターの若干の崩壊

よくある設定

稚拙な文章

これらが我慢できる方はお読みください

むしろ我慢できなくてもお読みください

2度訂正が入っているので前回読み難かった方ももしよろしければお読みください


幼少期
小さな狩人


食堂

 

夕日が窓から差し込む中、エレン・イェーガーは食堂を訪れていた

 

「ラベルには・・・なんだ?読めねぇや」

 

エレンが手に取ったのは小さな瓶だった。中には薄いピンク色の液体が入っており、色のせいなのかとても甘い液体に見える

 

いや、ほんのりと香ってくる甘い香りがそう思わせるのだろう

 

「俺ばっかり訓練早く終わっちまって喉渇いたし」

 

周囲に誰かがいないかを確認、誰もいないことを認め

 

「べ、べつに飲んでも問題ないだろ」

 

手の中の瓶の蓋をあけて、エレンは自分の口元へと持っていった

 

口の中に広がったのは予想していた甘い物とは大きく違い、どちらかといえば柑橘系のような酸っぱさが際立っていた

 

「!(す、すっぺぇ!)」

 

しかし、訓練で疲れている彼にとってはありがたいことこの上なかった

 

「ふぅ・・・これ美味しいな、名前がなんていうのかわからないのが残念だな」

 

口の中に残る味を楽しんでいたエレンだが

 

「あれ・・・?なんか・・・?」

 

「あた・・・まが・・・」

 

まるで頭にライナーが降ってきたかのようなガツンという衝撃に、エレンはその場に倒れた・・・

 

「ぐ・・・」

 

段々と白い霧のような煙(青年の体から出たのだろうか?)が青年の体を覆い隠すように増えてくる

 

「だ・・・れか」

 

周りに誰も人がいないままに

 

「みか・・・」

 

青年は気を失った

 

 

 

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・1時間後

 

 

 

 

足音、喋り声、咀嚼音・・・ざわざわと賑わいを食堂は見せていた

 

他の訓練生達の訓練も終わり、食堂が混み始めた頃・・・入口の周辺でジャンがアルミンに対して話しかけた

 

「おいアルミン、なんで今日はこんなに混んでるんだ?」

 

ジャンは汗で髪が濡れて髪の毛の先端が集まっている。どうやら訓練が終わってからすぐに食堂に来たようだ

 

顔にも憔悴の色が見て取れる

 

「いや、いつもと人数は変わらないみたいだ。ただ、どうもあの真ん中のテーブルに人が集まっているから通行が不便になっているようだね」

 

現にトレイを持った訓練生が何人か座る場所は見つけているのにそこに至ることができずに困っている姿が見受けられる

 

何があるのか?真ん中のテーブルに興味を惹かれながらもアルミンは座れる場所がどこかにないかを探すことに集中した

 

「アルミン、こっち!」

 

聞きなれた声の方を見れば

 

「ミカサ!」

 

アルミンやジャンよりも早く食堂に来ていたのだろう、ミカサが手招きをしていた

 

その隣ではコニーと活発そうなサシャがいつもの通り脈絡のない話をしている

 

「おいサシャ、俺のパン知らないか?」

 

そう言ったコニーの皿にはサラダが盛ってあるだけであとはパンのカスがちらほらと見受けられるだけだ、まさかパンのカスが彼に与えられた今夜のパンということはないだろう

 

「ほにー、ふぁんもらっほきまひた(コニー、パンもらっときました)」

 

頬張るサシャの口の中にはコニーのものであろうパンが悲鳴も上げられずに収められていた

 

「!?」

 

いつもどおりの光景だった

 

悲しきかなコニー、絶対的な食の暴力には逆らえないのであろう

 

よく見てみれば、食堂の一角を見慣れた面子が囲んでいた

 

「おぉ!すまねぇなおれのたm「アルミン、それよりもエレンを知らない?」

 

ジャンが何か言おうとしていたが、ミカサが言葉を遮ったことによって周りのだれもそのことに気づくことはなかった

 

「おぉ、そういえばアイツどうしたんだ?」

 

返したのはガタイのいい金髪の男だ

 

「そういえば見てないや、先に訓練を終えていたから部屋に戻っているのかな?ライナーは・・・今の反応だと知らないみたいだね」

 

いきなりフリーズしたジャンを横目に僕は予想を話してみるが、エレンは確か自分に食堂で待つと言っていたハズだ・・・

 

頭を悩ませようとしていると、それを察したのかベルトルトが話を進めようと口を開いた

 

「まぁ、そのうち来るんじゃないかな?コニーはみていないかい?」

 

先ほどのことでうなだれていたコニーは頭を横に振ると申し訳なさそうに眉を下げた

 

「わりぃ、俺は訓練終わってすぐに食堂来たからわかんねぇんだ。風呂とかどうだ?まだ誰も行ってないだろ」

 

そう答えた

 

その言葉に反応したのは金髪の天使のような少女、クリスタだった

 

「エレンがお風呂に・・・はわぁ」

 

もっともその反応は邪な部分が含まれていたのだが

 

「クリスタ、あとで話がある」

 

「え」

 

「(あ、ミカサに狙いをつけられて・・・クリスタすまない、僕にはどうしようもないんだ)」

 

「おいおい、あんまり私の天使をいじめんなよ?」

 

悪ノリだろうか、そばかすの少女も混ざってきてみんなでアホな話をしていると、また一人こちらの机に近づいてくる人物がいた

 

「随分と混んでるね」

 

目元が鋭く、クールビューティーを体現したかのような少女がそこにいた

 

「アニ、エレンを見ていないかい?」

 

僕は彼女に対して質問をしてみた。もしかしたら僕たちがここにくるまでに行き違いになっただけで、彼女は見ているかもしれないと推測したからだ

 

遅れて合流してきたアニは訓練終わりでシャワーをまだ浴びていないので耳の裏側から首をつたって鎖骨に流れていく汗が実に悩ましい

 

「エレン?確か先に訓練を終えてなかったかい?」

 

「そのはずなんだがよ・・・」

 

ライナーが相槌を打つ

 

しかし、続きはないようで一瞬沈黙が降りる

 

「そういえば、あの真ん中の所で集まっている人たちは何をしているんだい?」

 

口火を切ったのはマルコだった

 

「おいマルコ、今は死に急ぎ野郎の話をだな」

 

「いや、僕も少し気になるや、エレンのことも気になるけど僕少し見てくるね」

 

言って、僕は真ん中にいる集団の方へと歩いて行った

 

「おい、起きろー」

 

???「うーん・・・」

 

「ガキがなんでこんなところに・・・?」

 

同期の訓練生の一人だろう、聞いたことのある声が中心の方からしている

 

「すいません通して下さい、すいませーん」

 

アルミンが真ん中の集団をかき分けて皆が群がっている「何か」までたどり着くと、最初に目に入ったのは少年だった

 

次に気づいたのは、その少年が訓練生の服の中にいるということ、「着ている」というよりも、寝袋の中に入っているかのように見える程サイズがあっていなかった

 

???「うぁぅ・・・?」

 

「(あれ?どこかで見た覚えが・・・)」

 

アルミンの記憶の片隅、いや、記憶の奥深くに何か引っかかるものがあった

 

「お、起きたか?」

 

明らかに名前も特徴もない男が少年を見下ろしていた

 

少年は体を起こすと周りを見回して口を開いた

 

???「ここ・・・どこ・・・?」

 

その声は、明らかな聞き覚えがあった

 

「!(あれって・・・)」

 

困惑を見せる少年に、見下ろしていた男が声をかけた

 

「おいガキ!何があったんだ?」

 

???「えっ!?」

 

「おう!ガキは誰か知り合いとかいないか?」

 

???「えっ!?えっ!?」

 

「なんでここにいるんだ?」

 

???「ひっ・・・」

 

小さな少年は怯えているのか目が潤んできている

 

そりゃああんな訓練でガタイがよくなっている連中に詰め寄られれば誰でもそうなる。僕だってそうなる

 

「かわいい(あの子・・・あまりにも似すぎている)」

 

アルミンはその少年に見覚えがあった。いや見覚えがあるどころの話ではなかった

 

「(い、いや、でもそんなこと現実的に考えてありえないよね)」

 

「おいガキ!聞いてんのか!」

 

「ひゃう」

 

少年は思わずうずくまってしまった。それほどまでに怖かったのだろう

 

「(ま、まずい、いくらなんでもあの歳の子にあんなに詰め寄っちゃ・・・)」

 

『まずい』、そう思ったアルミンの嫌な予感が

 

 

 

 

???「あぅみ~~~~ん!びぇぇえぇぇええぇえん!」

 

 

 

 

あたってしまった

 

「(ま、まさか、やっぱり)」

 

幼い頃に聞いた覚えのあるあの声は

 

「(ありえないかもしれないけど、あれはおそらくエレン!)」

 

 

 

そう、見覚えがあるどころの話ではなかったのだ

 

確信こそ持てないが可能性の捨てられない以上投げやりにはできない

 

「き、君は」

 

「あぅみん?」

 

見知らぬ恐怖から解放された反動なのか涙目で見上げてくるその姿は小動物を思わせるほどだった

 

「あぅみん!」

 

その涙からすら溶かしてしまえそうな爆発的な笑顔

 

破壊力もお話にならないレベルだった

 

「んだぁ?知り合いなのか?」

 

詰め寄っていた一人がこちらに目を向けてくる

 

「いや、というよりも・・・」

 

同期だから君たちの知り合いでもあるはずなんだけど・・・そう思いながら、エレンと思しき人物に目を向ける

 

「?」

 

チラっとみたアルミンが気になったのか、エレンは首をかしげてアルミンを見つめてきた

 

可愛かった

 

可愛かった(大事なことなので2回いいました)

 

「やべぇって」

 

口調が崩れるほど可愛いからわからないのも仕方ないのだ

 

「おうガキ!あの兄ちゃんのところ行け!多分知り合いなんだろ?」

 

モブが強引に話を進めようとする

 

無責任に自分のところにやられても、とアルミンは思った

 

しかし

 

今はこの少年がエレンという可能性が0でない以上、誰かが保護しなくては教官に何を言われるかわかったものではない

 

「あぅみん?」

 

ならば、自分が保護しておくのが今現在行える最善の選択だろう

 

「あぁ、僕だよ」

 

「あぅみん!」

 

少年エレンはアルミンの傍まで近寄っていき、アルミンに抱きついた

 

「あぅみん!あぅみん!」

 

とはいえ身長の問題で少年エレンはアルミンの腰に抱きつく形となっている

 

さすがはエレンというか、身長差や年齢差などはあまりきにしていないようだ

 

「このまま僕の部屋に連れて帰ってウヒャウヒャしてもいいかな(じゃあ僕が責任をもってこの件は処理しておくから、ありがとうねモブ共)」

 

「「あぁ・・・(本音と建前が絶対逆になってる)」」

 

アルミンがエレンを連れて去ろうとする中、何かを思い出したようにエレンは振り向いた

 

エレンの視線の先にいたのは、エレンが目を覚まして最初に声をかけた男たちだった

 

「えっと・・・じゃ、じゃあな!」

 

モブ共は心を打たれた!モブ共はショタに目覚めかけたがなんとか踏みとどまった!

 

「「おう!またな!」」

 

「そ、それじゃあ、行こうかエレン」

 

エレンの方に目をやると

 

「あぅみん?」

 

先程まで涙目だったため少し目元が赤くなっており、体が幼くなっているためなのか訓練で陽を浴びて焼けた肌が元に戻っており、今まで見慣れていたエレンよりも肌が少し白いことから”ウサギさん”という印象(イメージ)を受けた

 

「(可愛すぎる・・・!)」

 

鼻血が溢れ出しそうになるのを抑えながらアルミンはこのことを報告するためにみんなのいる机に向かうのだった

 

 

その頃、ひとりの狩人が何かを嗅ぎつけていた

 

そう、ハンターなんかではおさまらない

 

本当の狩人が

 

 

 

 

「(・・・?なんだか懐かしい香りがする)」

 

「(邪魔するものを削いででも・・・手に入れたくなるこの香りは・・・)」

 

 

 

「エレン・・・?」

 

 




初投稿させていただきましたスペインです

出来るだけ2日に1回投稿していくのでよろしくおねがいします!


ってなわけで続く!

…・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
3月28日 更新

文章上おかしなところがあったため少々書き直しました
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