エレン「なんだこの飲み物?」   作:スペイン

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連 続 投 稿

熱で休んだ分、これでお許し下さい

大人エレンでイチャイチャアニです


αー4 大人の夜3

なんでこうなってるのか・・・

 

「アニ、もっと詰めろよ寝れないだろ!」

 

なんで、こうなってるのか・・・

 

「あれ、アニって寝るときにブラつけないんだ」

 

なんで・・・こうなってるのか

 

「おっと、相変わらずの足技だな!いい蹴りだ!」

 

なんで・・・

 

 

 

 

「なんであんたが!!あたしの毛布の中に入って来てんだァーーー!」

 

 

 

 

なんでこんなことに、なってるんだか・・・

 

 

 

 

アニ編

 

恥ずかしい

 

なんで私が男と眠らなきゃいけないのさ・・・

 

・・・男と

 

な、何を恥ずかしいことを考えてるんだろうね私はッ!

 

「アニどうしたんだ?顔赤くして」

 

毛布の中という至近距離で覗き込むように顔を近づけてくるエレン

 

「あ、アンタ近いよ」

 

エレンは少しアニから顔を離し、眉を下げてまるで叱られた犬のような表情で

 

「い、嫌だったか?」

 

・・・こいつずるくないかい

 

それにしても真っ暗でよかったよ

 

いや、どうしてかというのは言わないけど

 

「別に・・・嫌じゃないよ、単に」

 

と、そこで口を濁らせる

 

なんとなく、これを言ってしまったらとても恥ずかしいのでは?と気づいたからだ

 

「単に・・・なんだよ?」

 

・・・そんなにこっちを見るんじゃないよ

 

「単に・・・」

 

「・・・」

 

なんで何も言わないのさ!

 

あぁもう、黙って私の言葉を待ってるのかい

 

もう、わかったわよ

 

「・・・恥ずかしかったんだよ」

 

あー、もう私ぜったい顔真っ赤だよ

 

なんだか恥ずかしくて涙が出てきた

 

う~~~~~

 

「アニ・・・可愛いな」

 

「・・・そうかい」

 

「うん」

 

「・・・・・・・・・ハァッ!?」

 

自分でも気づくの遅いと思ったけどいやいやそういう話じゃなくて

 

「あ、あんた何言ってんのさ」

 

「え?いや、可愛いって」

 

き、き、綺麗とかはミーナとかからも言われてたけど

 

可愛いなんてお母さんやお父さん以外に初めて言われたよ

 

エレンが・・・初めて

 

悪くないね

 

 

 

 

 

ってそうじゃないよ!

 

私は何を考えてるのさ!

 

「俺も大人になって気づいたんだよ」

 

ん?どうしたんだろう・・・

 

ま、真面目な話かな

 

ちょっと真剣にならなきゃね

 

集中、集中・・・

 

「アニって綺麗で可愛いって」

 

「ハァ!?」

 

あわ、大声出しちゃったよ

 

どうしよう、可愛くないって思われたりしてないかな

 

・・・ってなんで私がそんなこと意識しなくちゃいけないのさ!

 

「アニ、なでなで」

 

そう言いながら、私の頭に手を伸ばしてくる

 

「や、やめてよ恥ずかしい」

 

私は嫌がってみるが、その言葉も届いてないようで頭に手を置かれる

 

「ちょ、ちょっと、なにするのさ」

 

頭を横に振って嫌がるも、頭から手がどくことはない

 

「や、やめてったら」

 

そう言いつつ、エレンの手を持って下ろそうとするが途中で力が抜けて頬のところにエレンの手が落ち着いた

 

ほ、頬に手を置くなんて

 

何をするつもりなの・・・

 

「な、なにするの」

 

「いや、アニ」

 

 

 

 

 

「俺、頭に手を置いて以降一切動いてないんだが」

 

 

 

 

「・・・う、うるさい!」

 

顔が暑いよ

 

「アニは、正直じゃないんだな」

 

な、何を知ったような

 

・・・

 

沈黙

 

どうしたのさ

 

突然黙っちゃって・・・

 

そんな、真面目な顔しちゃって・・・

 

 

 

「あと、アニ」

 

「な、な、なにさ」

 

 

 

 

 

 

 

「俺、知ってるから」

 

 

 

 

 

 

ドキン

 

胸の

 

心拍音が一気に上がった

 

同時に

 

ズキンと

 

胸に何かが刺さったような気がした

 

 

 

 

 

間違いなく、巨人のことだろう

 

 

 

 

 

「あ、そ、それは」

 

「俺は」

 

 

 

エレンが、遮った

 

何を、言われるのだろう

 

 

 

 

 

『嫌いだ』

 

『許さないから』

 

『お前らを駆逐する』

 

『もう、近寄らないで欲しい』

 

 

 

嫌だ

 

嫌だ

 

嫌だ

 

嫌だ

 

そんなのは嫌だ

 

私を嫌わないでよ

 

悲しいのは嫌だよ

 

知らなかったんだ

 

 

 

きっと、エレンの母親を食べたのは私の呼んだ巨人だろう

 

きっと、エレンが一番に恨むべき相手は私なのだろう

 

きっと、エレンは私を愛することなどないだろう

 

きっと、エレンは私を駆逐するのだろう

 

あぁ、ゴメンなさい

 

 

 

 

ゴメンなさいゴメンなさいゴメンなさいゴメンなさいゴメンなさいゴメンなさいゴメンなさいゴメンなさいゴメンなさいゴメンなさいゴメンなさいゴメンなさいゴメンなさいゴメンなさいゴメンなさいゴメンなさいゴメンなさいゴメンなさいゴメンなさいゴメンなさいゴメンなさいゴメンなさいゴメンなさいゴメンなさいゴメンなさいゴメンなさいゴメンなさいゴメンなさいゴメンなさいゴメンなさいゴメンなさいゴメンなさいゴメンなさいゴメンなさいゴメンなさいゴメンなさいゴメンなさいゴメンなさいゴメンなさいゴメンなさいゴメンなさいゴメンなさいゴメンなさいゴメンなさいゴメンなさいゴメンなさいゴメンなさいゴメンなさいゴメンなさいゴメンなさいゴメンなさい・・・

 

 

 

 

あぁ、こんな考えをいくら短時間で巡らせたって

 

もう聞こえてくる

 

エレンが

 

言葉を

 

 

 

 

 

 

 

「それでも、アニが好きだ」

 

 

 

 

 

 

・・・

 

 

こいつ今なんて?

 

 

 

 

「お前がそうだって知ってる」

 

「お前がこの未来、そのことで悩むのも」

 

「けど、それでも故郷を、自分の最初の目標を、仲間のために果たそうとしたのも知ってる」

 

「お前は未来でもっと仲間を殺して」

 

「お前は未来でその分だけ悲しんで」

 

「最後はお前は自分で自分を閉じ込めた」

 

「全部が終わったあと、俺はお前を迎えに行った」

 

「お前は、泣いてた」

 

「その涙が」

 

「お前の罪の全てだった」

 

「きっと今は俺が言っていることの半分も信じられないと思う」

 

「でもな、お前は罪を乗り越えた」

 

「そりゃあ、俺も多少なりとも手助けをした」

 

「そういう過程も、そういう罪も、そういう苦しみの全てを知って」

 

 

 

 

 

「そのうえでお前が好きだ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ハァァァアァアァア!?!?」

 

 

 

 

 

思わず大声を上げてしまう私

 

それもそうだろう、なんたって決別を言い渡されると思ったら告白されたのだ

 

いや、その予想も、いや、期待もどこかに持っていた

 

だ、だけれどもそんなことあるはずないと

 

そう思っていた

 

そう思っていたら

 

 

 

「あ、あんたは、あんたは何を」

 

あぁ、未来で私は

 

幸せなんだね

 

「あんたは、どうしてそんなに」

 

私は、あんたに愛されてるんだね

 

「あんたは・・・私の心を」

 

 

 

「どうしてこんなに、揺さぶるの」

 

「どうしてそんなに優しいの!」

 

「どうして、こんなに」

 

「私を夢中にさせるのよ」

 

 

 

口調が崩れる

 

少しでも、少しでもこいつに女らしく見てもらいたいのだろう

 

あぁ

 

なんて単純な女なんだ私は

 

 

でも、いいじゃないか

 

きっとこいつはそういう部分も知っている

 

そのうえで

 

私を愛してくれるんだ

 

 

 

 

エレンが、私を抱き寄せた

 

もちろん、拒む理由なんてない

 

拒む、必要がない

 

私の背中に回ったエレンの手がとても暖かい

 

あぁ、エレンにもこの暖かさを知ってもらいたい

 

私も、エレンの背中に手を

 

大きな背中

 

なんて、男らしい

 

なんて、素敵な

 

彼の胸に私は顔をうずめた

 

あぁ、安心する

 

あぁ、なんと頼りがいのある

 

 

 

とても素敵な

 

 

 

 

私の好きな人

 

 

 

 

 

「アニ」

 

エレンが私の名前を呼ぶ

 

咄嗟に、何かと思いエレンへと顔を向ける

 

 

 

 

 

 

「んっ!」

 

 

 

 

 

唇に

 

感触が

 

熱が

 

暖かさが

 

私の唇に

 

 

 

 

 

 

何をしてくれてるのよコイツは

 

 

 

 

 

嬉しくて、笑顔から顔が元に戻らないじゃないの

 

おかしいね

 

笑顔なのに、涙がでちゃうよ

 

 

 

 

 

 

 

あぁ

 

 

 

嬉しいな

 

 

 

 

 

 

 

 

 




アニ編

大人版!

続く!(次は誰の話を書こうか・・・
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