エレン「なんだこの飲み物?」   作:スペイン

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さいしょのさいしょ(ちっちゃい時

私たちは今、シガンシナにいます

正確には、まき拾いをしてきた帰りです

どうやら、門から帰ってきた調査兵団にエレンは興味津々のようです。可愛い

「おいミカサ!くるヨロシ!」

エレンが私を呼んでいる。私は足の神経の痛みを無視して50mの距離を3秒で駆けつける

それにしてもくるヨロシとはなんだったのだろう、少し可愛かったです

「どうしたのエレン?」

私がエレンに問いかけると、エレンは木で出来た小さな箱の上に登りました

その上でもぴょんぴょんとはねています。チュッチュしたいです

「こうすると見えるぞ!」

見える・・・どうやら調査兵団の人たちを見ているようです

「すげー!かっけー!」

そんなにかっこいいのでしょうか、私の位置からは見れないのでたいへん気になります

・・・いえ、決してウズウズしたりしていません

・・・エレンが見たがっているものを取るようなことはしません

「すっげー!すっげーボロボロ!」

見なくてよかったかもしれません





あ、それでは本編です


断章 えれんと2

「あ、あの壁は40mだぞ!?」

 

僕の瞳に、今40mの壁から顔を出している巨人が写っています

 

あ、何故40mなのかというと、あと10m分に使うはずだったお金を王様が王妃のダイエット器具を購入する資金にあてたからだそうです

 

確かにもういい歳だから健康に気にする必用はあったけど・・・

 

その結果がこれだよ!!!

 

驚きの声を上げた僕に、その事実を再認識したかのように周りの人々が驚嘆と悲鳴の声を上げる中

 

 

「すげーーー!」

 

 

僕の友人は、両手を振って喜んでいました

 

「アルミン!あれ誰だ!?」

 

え、エレン、巨人を知らないのかい?

 

それとも大きすぎて別の存在だと認識してるのかな?

 

「あれは巨人って言うんだよエレン、とても危険で怖いんだ」

 

とは言っても今の君にとっては怖いというよりも

 

「そうなのか?でもかっけーな!」

 

だよなぁ・・・

 

・・・ん?

 

あれ、なんだかあの巨人の様子がおかしいぞ

 

そわそわしているというか、頬の筋肉がむき出しの部分が余計に赤くなっているというか

 

まさか

 

 

 

照れてるのか!?

 

 

あ、あいつ、嬉しいのか

 

「あれ筋肉かな?すっげーな!マッチョだマッチョ!」

 

うわ、声に反応して自分の顔の高さまで二の腕持ってきて力こぶ作ってるよ!

 

「すっげーー!すっげーー!」

 

いや、君もそんなに目を輝かせてないでよ・・・

 

ん、あの巨人、なにをしているんだ?

 

あ、壁の上にある砲台を一つもぎ取った!

 

な、なんてことをするんだ!まさか、人類への侵略行為か!?

 

ん・・・?じ、自分の右手の人差し指を食いちぎった!?な、何をしているんだ!?

 

あれ?左手でエレンのことを指さしてる・・・

 

まさか、ビームか何かでも出すのか!?

 

「え、エレンっ!危ない!」

 

僕がかけだしたと同時、巨人は左手を僕に向けた

 

最初はパーの形だったその左手が、段々とコブシになっていった

 

そして、そのコブシを横向きから縦に向きを変えた

 

「(もしかしてあれが巨人のパンチングポーズなのか!?)」

 

恐怖で動けなくなっている僕

 

耳に聞こえてくるのは

 

「うっはーーー!かっけーーー!」

 

Oh・・・

 

まずいなぁ、ここで僕の人生は終わるのだろうか

 

あぁ、今までの記憶が走馬灯のように・・・

 

って、そんなに長いあいだ生きてないや

 

次にヤツが何をしてくるか

 

僕はそれだけに集中していた

 

そして、次にやつがとった行動は

 

 

 

親指を・・・立てた

 

 

 

「サムズアップかよ!!!」

 

「かっけぇええぇぇええ!」

 

「だっせぇええぇぇええ!」

 

カオスだった

 

なんだ、なんでいきなりサムズアップしてきたんだ!?

 

ん?あの巨人、砲台になにかしているぞ?

 

さっき食いちぎった指を砲台に当てている?

 

いや、あの動きは・・・血で何かを書いているのか!?

 

って、なんだあいつ、書き終わったのか

 

ん、なんだ?

 

あ、あいつ・・・足を振り上げてないか?

 

ま、まさか壁をっ・・・!

 

 

 

 

バッコォォオオォオォオオオン!

 

 

「みぎゃーーーー!」

 

か、壁が・・・!あ、あとエレンがうるさい・・・!

 

あの巨人・・・

 

壁を、壁を蹴り抜きやがった!

 

やっぱり敵だったんだ!これで巨人が大量に入ってきてしまう!

 

あ・・・そんなことを思っている間に

 

め、目の前に巨人が・・・!

 

「な、なんだ今のはーーー!」

 

あとエレンがうるさい

 

って、まずい、今のに反応してエレンの方に巨人が!

 

「うわーー!でっかいちっちゃいのだーー!」

 

エレンの方に向かった5m級の巨人の頭が少し下がった!

 

なんだ、少しショックだったのか!

 

「ん?」

 

よく見ればあの巨人、手に何持ってる・・・

 

ま、まさか、巨人が武器を使い始めたのか!?

 

まずい、非常にまずい!

 

「逃げるんだ!エレーーーーン!」

 

「え?」

 

ヒョイヒョイと両手両足を動かすエレン

 

「踊っている場合かーーーー!」

 

ハッ!?

 

なんだか今僕にナチスの軍人が乗り移った気がしたけどきっと気のせいだろう

 

そ、それよりもエレンは・・・!?

 

あ、あぁ!?

 

巨人がエレンの目の前に手に持った何かを置いた!

 

し・・・しかも

 

巨人がそのまま帰っていったーーーーー!?

 

 

何を置いていったんだ・・・?

 

あ、あれは・・・砲台!

 

砲台だ!さっきヤツが持ってた砲台だ!

 

そういえばヤツめ、何か書いていたな

 

も、もしかして、エレンに何か悲しみを与える文字が・・・

 

 

 

 

『ベルトルト=フーバー☆彡』

 

 

 

 

「サインかよおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!」

 

「やったぁ!」

 

 




ほのぼのぼ~の~

ぼのぼ~の~

次回は記念小説5!
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