エレン「なんだこの飲み物?」   作:スペイン

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前書きってさ、毎回書かなきゃダメなのかな(ネタ切れの恐怖

※少し書き足しました


お風呂 de どっち? 女性陣ver お風呂場編

お風呂場

 

エレン・イェーガーは座っていた

 

お風呂に84個置かれている高さ50cm程の白い椅子

 

その一つに座っていた

 

後ろにはもちろん

 

「エレン、かゆいところはない?」

 

金色の髪

 

「おう!だいじょうぶだ!」

 

青い瞳

 

「シャンプーちょっと足すね」

 

艶やかな柔らかそうな唇

 

「そこらへんはまかせるって」

 

そして

 

天使のような笑顔

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

少し前脱衣所

 

アニがエレンと手をつないでお風呂場へ行こうとしていた時だった

 

先にお風呂場の扉を開けて急ぐことを促していたミーナが、唐突に声を上げた

 

「あーーーっ!」

 

「うるさい」

 

「おさげうるさい」

 

「「ミーナうるさい!」」

 

アニにエレン、さらにはお風呂場の中にいる多くの女性からのブーイング

 

しかし、それをまるで気にした様子もなくミーナは言葉を紡いだ

 

「アニ、あなた教官に呼ばれてるんだった」

 

「え」

 

「なんでも、格闘訓練でアニをはじめとして足技を多用する人が増えてきたからブーツに改良を加えたいから夕食が終わったら来いとか・・・」

 

「え」

 

「ごめんね、伝え忘れてた」

 

「え」

 

単調な返事しかできないアニ

 

「だ、だって前回のラストでそのまま一緒に「前回ってなにかな?」

 

「いや、まえのはなs「前の話ってなんのことかな?」

 

「いy「なんのことかな?」

 

「ねぇ、アニ?なんのことかな?」

 

単調な返事しかできなくされたアニ

 

「教官呼んでるから」

 

「はい」

 

「エレンは私がお風呂に入れておくから」

 

「はい」

 

「それじゃあアニ、頑張ってきてね」

 

「はい」

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

以上がアニがこのお風呂場に現在いない原因である

 

そしてその後、ミーナと共にお風呂場に入ったエレンは駆け寄ってきたクリスタに「体を洗ってあげる!」と言われ

 

「うん、おねがい!」

 

と、答えた結果今に至るというわけだ

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

「エレンの髪の毛洗ってるとなんだかぎゅってしたくなっちゃうな」

 

クリスタの唐突な発言

 

おそらくこれを聞いたのがどこぞのゴリラや微笑みがゲスにしか見えない金髪ならば鼻血でも出して卒倒しているところだろう

 

しかし相手は純粋無垢なエレン

 

「おれ、んっ・・・きもちくてなんもかんがえれないや」

 

単にクリスタが頭のツボを意識して押しながら髪の毛を洗ってあげているのできもちいというだけなのだが

 

「んっ・・・ぁう」

 

体格差から力の加減が難しく、エレンの頭が前後してしまい息が漏れてしまっている

 

そう、ただそれだけなのだが

 

何故か、エロい

 

周りから少しおかしな視線を集めていることに気づき、クリスタは

 

「え、エレン、声をもうちょっと抑えられないかしら?」

 

髪の毛の先端まで丁寧に洗いながらそう提案してみるも

 

後ろ髪を下から頭頂部に向かって洗っていく際に

 

「ひゃっ・・・お、おれ、うなじは」

 

エレンの頭が揺れるので抑えようとしたクリスタの手がうなじに触れてしまったようで、エレンはくすぐったさを我慢できずにいた

 

「だ、だめだよ・・・こえ、がまんできなくなっちゃう」

 

「(だめだよエレン、わたしもそろそろ我慢できなくなっちゃうよ)」

 

クリスタ自身、我慢は限界に近いところまで来ていた

 

先程から自分の指先が肌に軽く当たるだけで身を震わせて息を漏らすエレンに

 

そのことに恥ずかしさを感じて必死に声を我慢しようとするもうなじを触れてしまったがために涙目になりながら限界を告げてくるエレンに

 

「(襲いたいっ・・・!)」

 

クリスタの本能は解き放たれようとしていた

 

「(で、でも我慢しなきゃ・・・それに、あとは泡を洗い流せば)」

 

と、そこまで考えたところで、目の前の少年が思考を遮るかのように口をはさんだ

 

「そういえば」

 

クリスタは今の自分の思考から逃れるべく、ほかの話題を振ってくれたエレンの話に集中しようとした

 

 

 

「あの・・・おねえちゃんのことなんてよんだらいいの?」

 

 

 

しかし、与えられたのは選択の自由だった

 

「(それはつまりエレン、私がご主人様と呼べと言ったら呼んじゃうっていうことなのかしら!?)」

 

「(って、何を考えているのクリスタ・レンズ!変なことは考えちゃダメよ!)」

 

「アニおねえちゃんみたいに、おねえちゃんでもいいかな?」

 

クリスタが髪の毛についた泡を流し終わると、エレンはこちらに向き直り上目遣いをしながら頼み事をしてきた

 

「あ、あのな・・・おれ、まえからとしうえのおねえちゃんが欲しかったんだ」

 

だから、とエレンはクリスタの膝に自分の手を置いてずいっと迫って

 

 

 

「おれのおねえちゃんになって?」

 

 

 

クリスタは鼻から愛の液体を垂れ流してしまった

 

それほどに可愛かった

 

それほどにわがままだった

 

そしてそれほどに、愛したいと思った

 

「もちろん!」

 

クリスタの返事を聞いたエレンは満面の笑みを作ると、クリスタに抱きついて頬ずりをし始めた

 

「ありがと!クリスタおねえちゃん!」

 

「(天使)」

 

さて、想像してみてほしいことがここである

 

クリスタはもちろん全裸だ

 

エレンも同じく

 

そんな状態で前から頬ずりなんてしてみたら

 

肌と肌が密着するのは言うまでもないことだろう

 

 

 

ピトッ

 

 

 

「あ・・・(エレンあったかい)」

 

「クリスタおねえちゃん・・・やわらかい・・・」

 

エレンは胸に顔をうずめている

 

もしも、ほかの男性にやられたとしたら不快感しか湧かないのであろうが

 

クリスタは不思議とこの少年、いや、エレンにこうされるのは嫌ではなかった

 

「なんだか・・・かあさんみたいだ」

 

クリスタは思い出していた

 

エレンにもう母がいないことを

 

「(でも、この頃のエレンにはまだお母さんがいるはずよね・・・お母さんがお亡くなりしたのってミカサとあってからの話って聞いたし)」

 

「おかしいな、『俺の母さん』はもういないのに」

 

「!?」

 

一瞬、本当に一瞬だが

 

口調や雰囲気が『この時代』のエレンに戻っていた気がした

 

いや、戻っていたのだろう

 

そして思い出したのだ、自分の母が巨人に食べられてしまったことを

 

見れば、エレンは泣いていた

 

「かあ・・・さん・・・まもれなくて・・・ごめん」

 

覚えている・・・?

 

いや、思い出したのだろう

 

今の一瞬、一体どうして『今の時代』のエレンの雰囲気などが戻ったのかはわからないが

 

おそらく今の一瞬、戻った時に感じたイメージがあまりに強烈だったせいでこちらのエレンの記憶にも少なからず残ってしまったのだろう

 

「(このエレンは、3歳にして母親を失ったのも同じ状況・・・)」

 

 

 

 

私には

 

「(私に何がしてあげられるのだろうか・・・)」

 

力がない

 

「(私には、何もできない)」

 

私には

 

「(だからせめて)」

 

自分を捧げることしかできない

 

 

 

 

 

「エレン、泣いていいんだよ」

 

 

 

 

 

「ッ・・・!」

 

ダムが、決壊したかのようだった

 

「ーーーーーーーーーーーーーーーーッ!ーーーーーーーーーー!」

 

大きな声で泣くエレンと、それをすべて受け入れるクリスタ

 

そこは確かにお風呂場で

 

決して聖なる場所ではないはずだった

 

しかし言葉にしてみるとどうだろう

 

 

 

 

 

 

涙を流す子と、それを受け止める見目麗しき女性

 

流された涙は多くの流れに従い一つの地点へと集まる

 

流したのは涙か、それとも悲しみか

 

二人が離れる頃、子の顔は赤く恥ずかしさを持っていた

 

 

 

 

エレンがようやく大きな声を上げて涙を流さなくなったのはお風呂の使用可能時間もギリギリに迫ったころだった

 

エレンが泣いている際にこちらを何度も見てきていた女性たちはもういなくなっている

 

「どう?落ち着いた?」

 

クリスタがエレンの頭を撫でてやると、エレンはくすぐったそうに目を細めながらも拒まずにそれを受け入れた

 

クリスタはその場にいたわけでもなければ本人でもないため、その時のエレンの受けたショックの大きさはわからない

 

しかし、クリスタは

 

いや

 

ヒストリアは知っている

 

孤独の悲しみを

 

「ヒッグ・・・ぐす」

 

エレンは落ち着いたものの涙はまだ止まっていないようだ

 

両手で顔を隠すようにして泣いている

 

「エレン、聞いて」

 

クリスタは語りかけるように口を開いた

 

「あなたはこれから、辛い思いを多くするわ」

 

そう、生きているから

 

「でも、あなたは乗り越えられる」

 

だって、生きているから

 

「だから、残酷な現実に負けないで」

 

「だから、美しい世界へ目指してこれからを生きて」

 

だって、生きていて欲しいから

 

 

 

「く、クリスタおねえちゃん・・・」

 

泣き終えたエレンが体を離して申し訳なさそうな顔でこちらを見てきた

 

「その、ごめん・・・おれ、あんなにないちゃって」

 

それと・・・と言葉を続けるエレン

 

「く、クリスタのこと・・・かあさんってよんでもいい?」

 

クリスタは少し驚いたが、その提案を笑顔で受け入れた

 

「いいよ、エレン」

 

あなたの弱さはいつか強さに変わるから

 

私はそれを知っているから

 

 

 

私は

 

 

 

その強さの支えになりたい

 

 

 

「ありがと・・・かあさん!」

 

 

 

 




書き直しました!

申し訳ありませんでした!

エレ×クリ大好きです!

でも像さんの方がもっと好きです!(激寒
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