転生したら魔王になってた(´・ω・`)   作:黒套院 時雨

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ちょっとヨウコちゃん気に入ってるんですよ!
まぁあんまり活躍させる予定ないですけどね!
(注 今回かなりのメタ発言があります)
そんなgdgdファンタジー第15話!始まるよー!


第15話 スルースキルって大事(´・ω・`)

「着いたぞ、ここが妾の城じゃ!美しいじゃろ?」

「なんつーか…似たような城を見たことがあるような…」

「この既視感はあれだな、転生前だな、ユウ。」

「あ、あの城だ、えーっと…姫路城?」

「確かにこの全体的に白が多い感じはそっくりだな。」

「2人で何を話しておるのじゃ?妾も混ぜてたも?」

「いや、何でもないよヨウコ。城が綺麗だなって話してただけさ。」

「そうじゃろ!?ふふん!妾の城は最高に雅なのじゃ!」

「それはそーとなんか不思議な国だなここ。至る所に火が浮いてるし…」

「あれは妾の最高傑作の…(まぁ設計しかしておらぬのじゃが)、狐火じゃ!」

「へぇ、どういう原理なんだ?教えてくれよ、ヨウコ。」

「あれはじゃな、空気中の魔素を吸収して光に変える魔道具を浮かべているのじゃ。かっこいいじゃろ?」

「見たまんまの名前だったな、まぁかっこいいから許せる!」

「なぜ上から目線なのじゃ!全く…早う中に入るぞ!」

「へいへい、わがままだな、相変わらず。」

 

そう言って中に入ったズェンの目に映ったのは中心にある奇妙な箱だった。

 

「ん?なんだあの中心の変なのは…」

「全自動昇降機じゃ!搭乗者の魔力によって動くのじゃが、ちと使う魔力が多すぎてのぅ、妾以外は使わないのじゃ。」

 

その中心の機械は完全にエレベーターだった。ただ、違うところと言えばワイヤーなどが無いただの箱なところだけだろう。

 

「さぁ乗って行くぞえ?準備はよろしいか?」

「搭乗者の魔力か…面白い機構だな…あっ僕は大丈夫だよ、ヨウコ。」

「ちょっと楽しみな俺がいるのが凄く悔しい…」

「ふむ…これをうちにも取り付けては如何ですかな、ズェン様。」

「ダメよぉそんなことしたら!うちの城には階段があるじゃない!」

「いや、そういう話では無いのですが…愚問か。」

 

そうして5人はエレベーターに乗り込み上へと向かった。

 

「よっと、到着じゃ!さ、奥に行くが良い!」

「え、ヨウコは行かないのか?」

「案ずるなズェンよ、行けば分かる。」

 

言われるがままに進むとそこにはヨウコが座っていた。

 

「よう来たの、歓迎するぞ!」

「あれ!?なんで?さっきまであっちにいたのに!」

「なんだ、驚いておるのか?このくらい大差ないぞ?なに、ただの分身魔法じゃ。あとで教えてやろうか?」

「え、マジで!?ありがとうヨウコ!」

「お、おぅ…ズェンにしては珍しく良く食いつくの、まぁ悪い気はせんが…」

 

滅多に自分に関心を持ってくれないズェンが急に態度を変えたのでヨウコはびっくりして顔を赤くした。

 

「…む!こうしておる場合じゃないの!さぁ、早速宴の準備をするぞ!」

「はいはい、ただいま準備を完了したところでございます。」

「うむ!いい仕事ぶりじゃ!褒めてつかわすぞ!」

「…!ヨウコ!危ない!」

ヒュッドスッ

「ひゃぁあ!なんじゃ!早う離れろ!いや、このままでも正直構わんが!」

「あ、ごめん…っとこれは矢文?」

「まーた随分と古典的だなー…で、ズェン、中にはなんてかいてあるんだ?」

「どれどれ…『明日の夜に貴女の心を奪いに参上します』?なにこれサムいセリフだなー!!」

「差出人は?なんて名前だ?」

「あー…デイン・オ・タカム?って書いてある」

「明日の夜じゃと!?これはマズイのぅ…時間があまりにも少ない…」

「こいつなのか、俺達が倒してくれって言われたのは。」

「そうだろうね、だってヨウコの顔が青くなってるから。(…にしてもこいつかぁ…)」

「んなっ!女子の顔をとやかく言うでないわ!」

「安心しろ、ヨウコちゃんには触れさせねぇからさ!」

「ユウと言ったか?」

「そうだけど、なに?」

「お主勇者みたいじゃの!」

「俺勇者なんですけど!?」

「む、矢張りそうじゃったか。すまぬな!許せ。」

「どうでもいいことは置いといて、対策考えるかな…」

 

2人のどうでもいい会話を聞き流しながらズェンは考える。

 

「どうでもいいとは失礼だぞ!ズェン!」

「そうじゃそうじゃ!大事な事じゃぞ!」

「あー、はいはい、そうだねーユウがヨウコを守るのは大事な事だねー」

「(。・ˇ_ˇ・。)ムゥ…馬鹿にされてるような感じがしてむず痒いのぅ…」

「お、よく気づいたな、2人まとめて馬鹿にしてんだよ。」

「え?俺まで?なんで?」

「うーん…広くないとあれ使えないし…」

「聞いてねぇ!?」

「ユウよ、お主も大変じゃな。まぁ妾は超絶可愛いのじゃから?無視なぞされんのじゃ!のうズェン!」

「むむむ…どうすれば撃退できる火力が出る?一体どうすれば…」

「え?妾のことも無視?嘘じゃろ?返事をせい!ズェーン!」

 

横でキツネがコンコン吠えてるけどそんなことに時間を割いてる暇はない。ズェンはからかい半分で2人を無視しつつ超魔王を撃退する方法を考えていた。

 

「なぁ、ズェン。考えたんだけどよ、俺が短期決戦でケリつけんのはどうだ?」

「ぐぬ、それだと僕の主人公感が薄れるだろ!」

「えーいいじゃん!これを機にタイトルも変えようぜ!?ほら『転生したら勇者になってた(`・ω・´)』みたいな!?」

「タイトルとかメタ発言やめろって!この小説読む人減るだろ!」

「はぁ!?知らねーよ!メタいこと先に言ったのお前だろ!?」

「だからってメタ発言していいわけじゃねぇだろ!」

「ええいやめんか!メタいだのメタくないだのくだらん事で争いよって!」

「「はい…すみません…」」

「分かればいいのじゃ!分かればの!ではまだ宴は終わっとらんからの!続きをやるぞ!」

「だから!そんな時間ないって!」

「む?そうなのか?」

「えぇ、ズェン様の言う通りですよ、ヨウコ様。」

「(。・ˇ_ˇ・。)ムゥ…仕方ないのぅ!宴は終わりじゃ!始まってもおらんがの!」

 

そう言ってヨウコは着物をヒラヒラさせながら何か小さなものを取り出した。

 

「ん?なんだ?それ。」

「これかの?これはのぅ!妾の魔道具の妖狐奇怪・魅了口紅(アヤカシ・ルージュ)じゃ!」

 

ヒラヒラと小さな口紅を振る、何故かその様子に目がいってしまう。そこでズェンはヨウコの口紅の能力に気づく。それは魅了。見たものを強制的に惹き付ける、それが口紅の力。

 

「これなら超魔王を対処できそうだな…」

「ん?何か言ったかの?」

 

ニヤリと笑うズェンと何も理解出来ていないヨウコ。その後ろでユウはガッツリ寝ていた。




どうでもいいこと言うのコーナー!

卵かけご飯とか醤油入れますよね!?
醤油じゃなくて麺つゆ入れると美味しいですよ!

以上どうでもいいこと言うのコーナーでした!
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