転生したら魔王になってた(´・ω・`)   作:黒套院 時雨

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展開をなんとか捻り出しました…意外と真面目にできました!
そんなgdgdファンタジー第20話!始まるよー!


第20話 狐と紳士と壊れたお城(´・ω・`)

──爆破解体ダイジェスト──

 

前話で取った方法と一緒の方法で左腕、両脚を吹き飛ばしたところ、右腕を復活させてきたので再度凍結、魔道具を使って一気に全部位をもう一度爆破。残すは首と胴体の境界辺りだけとなった。

 

──ダイジェスト終了──

 

 

 

「あとは首近くだけか…コアがあるとしたらこの辺だろうけど…」

 

魔法を使うため近づこうとするも弾かれる。

 

「む、やっぱ障壁張るかー…面倒臭いな…よし、吹っ飛ばすか。」

「ソう簡単にやラれてたマるか!くラエ!」

 

デインは最後の力っぽく触手のように形成した城の外壁を飛ばしてきた。

 

「計画通り、なんつって…ありがとよ、自分で障壁に物ぶっ刺す手間が省けたよ。」

「なニィ?やれルもんナらやッてみヤがレ!」

「やれるから言うんだろ?ほら、連鎖爆発させてやるから。究極凍結魔法!」

 

飛んで来た外壁は回収の為かデインの体にくっついている。それを通じてデインの体は凍結魔法によって完全に凍結した。

 

「ほらよ、これで終わりだ。究極炎熱魔法!」

 

内側から膨張しドンドンと小さな音からだんだんと大きな音へと変わっていき、膨張した内側が外側を弾き飛ばしながら爆発、崩れていった。

 

「ガぁァぁぁ…俺様は…俺様ハ…!まだ!マだ!まダ…!」

「まだ醜く生きようとするのか?だけどなデイン。お前に響くのは死を届ける鎮魂歌(レクイエム)だ。」

 

ズェンが作った足場をユウが駆け上がって上へと飛ぶ。コア、つまりデインの本体が剥き出しとなった今、デインを守るものは無かった。

 

「デュランスレイヴ!大剣モード!これで終わりだ!魔断斬・緋閃天(バルゲイズ・スラッシュ)!」

「グアアアアァァァッ…マダ…マダオレサマハ…オレサマハタタカエル…タタカエルハズナンダ…ナンデ…?ナンデオレサマノカラダガ…キエダシテイルンダ…?ユルサナイ…ユルサナイ…ユルサナイ?…イッタイダレヲ…?」

「全く呆れるな、最後まで狂化したままだとは。」

「ソウダ…オレサマ…俺サマは…俺様は…クク…ははははは…俺はなんて馬鹿だったんだろうな…俺がイレギュラーなんだと錯覚して…結局俺は✕✕✕✕✕に…」

 

そこまで言うとデインは小さな光となって消えていった。

 

「あいつ、最後になんて言ってたんだ?」

「さぁ?わかんないよ、小さな声で呟いてたし。」

「まぁどうでもいい事なんだろ。」

 

今度はズェンがユウを抱えて下へと降りた。そこでは既に下に降りていたヨウコが走り寄って来た。魔道具をしまったらしく、姿は幼女に戻っていた。

 

「おぉ…今度はズェンがユウを担いだのじゃな…ってそんな事ではなくてだな、この通り妾の城はボロボロに崩れてしまったし、ひと月も経たんうちに狐火に送っている魔力も尽きてしまうじゃろう。そこで、じゃ。」

 

そう言うとヨウコはずずいと上目使いでユウとズェンに詰め寄る。

 

「お願いがあるんじゃが…聞いてくれるかの…?」

「ん?どうしたんだ?」

「近いぞ、ヨウコ。」

「なんで妾の魅了がお主らには効かんのじゃ!全く腹立つのう魔王と勇者というものは!」

 

3人が話しているところにバトラとサキラが戻って来た。

 

「ズェン様!無事でしたか!?あの魔王を倒せたんですね!流石です!」

「心配など無用でしたな。」

「2人とも避難はどこへ?」

「あっ!その事でお話がありまして!うーんと…詳しくはあの人に聞くといいかも知れません!」

 

サキラに言われて後ろを向くとそこにはギャラブリーが立っていた。

 

「どうも、ご機嫌は如何でしょうか。いえ、何も茶化している訳ではございません。おっと、本題に入りましょう。ヨウコ殿、ユウゼンの住民は全てこの私ギャラブリーが保護いたしましょう。」

「なに!?本当かの!?」

「えぇ、この私嘘はつきません。それにヨウコ殿も私の恩人でございます。」

「どういう事じゃ?」

「ヨウコ殿がズェン殿、ユウ殿と一緒にデインを倒して下さったとお聴きしました。おかげで私はデインの城より借金を返済して有り余る程の物を担保として徴収することに成功致しました。ですので恩人のヨウコ殿の民草が苦しんでおられるのなら手を差し出すのが紳士というもの、よって保護させていただきたいのですがよろしいでしょうか。」

 

長文のマシンガントークに圧倒されているヨウコ、だがしかし話している意味を理解した時点で困惑気味の顔は一転、笑顔となっていた。

 

「優しいんじゃのう!ギャラブリーとやらは!保護してくれるのはとてもありがたい!こちらからもお願いしたいくらいじゃ。」

「良かったなヨウコ。で、これからヨウコはどうするんだ?」

「考えてなかったのぅ…おぉ、そうじゃの、妾はユートジナのハールリアとやらに会ってみたいのう!敏腕女王なのじゃろう?」

 

敏腕…?とズェンとユウの頭にハテナが浮かぶ。まぁ傍から見たら敏腕なのだろう。

 

「じゃあ俺らと一緒に王都まで来るか?」

「いいのか!?是非とも連れて行って欲しいのじゃ!」

「はぁ…どうせ連れていくまでまで行きたいって駄々こねるんだろ?」

「む、ズェンにはバレておったか。別にいいじゃろ?」

「僕も構いはしないよ。騒ぎを起こさなきゃね。」

 

ここまで話していてズェンはあることを思い出した。

 

「そうだヨウコ、魔法を教えて欲しいんだけど…」

「そうじゃったな、ちょっと待っておれ。場所を移動するからの。」

 

移動した先は崩れた城の上。その中でも最早更地になっている所だった。

 

「さぁズェンよ、しっかりと覚える為に努力するのじゃぞ?」

「言われなくてもそうさせて貰うよ、ヨウコ。」

 

「ねぇバトラさん、あの2人って中々お似合いですよね!」

「まぁ否定は致しませぬが、確かにお2人共に楽しそうですな。」

「私達も修行します?」

「構いませぬが私にサキラ殿の相手が務まるでしょうか。」

「大丈夫ですよ、ほら早く!」

 

バトラとサキラもズェン達にあてられて鍛錬を始めたのだった。

 

 

 

 

──5時間後、ズェンのステータス──

 

ズェンは魔法熟練度が上がった!

 

ズェンは新しく回復魔法を覚えた!

 

ズェンは新しく妨害魔法を覚えた!

 

ズェンは新しく分身魔法を覚えた!

 

究極防御魔法の硬度が上がった!

 

グリム・ロッドの形態の上位レベルがアンロックした!

 

ズェンの魔素吸収効率が上がった!

 




えっとこれにてユウゼン編終了です!デイン君…あのキチガイキャラ好きだったんですよね…さて、デイン君の正義は自分の純粋な欲望だったわけですが幕間を挟んだあとの次の物語はどうなるのでしょうか!
では次回もお楽しみにー!
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