転生したら魔王になってた(´・ω・`)   作:黒套院 時雨

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特に書くことないです!じゃあ書くなって?
それは…ちょっと…ね?

そんなgdgdファンタジー第23話!始まるよー!


第23話 追跡というより最早探知(´・ω・`)

ズェンが話した方法とは

 

ズェンの飛び交う楔に魔鏡石をくっつけて魔方石にその映像を映す。それをウィーテが確認してどこにいるかを突き止める。

 

というものだった。

 

「なぁ…それ成功すんのか?」

「え?知らないけどやってみなくちゃわかんないよねー」

「ははは、ズェン君らしいね」

「魔王君の魔道具…魔法鍛冶か?」

 

意外とズェンの作戦はテキトーだった。

 

「それで本当にテリュンは見つかるのか!?」

「うーん…そう言われるとなぁ…魔法反応拾えたら手っ取り早いんだけど…」

「…それだよ魔王君!魔法反応拾えばいいんだよ!」

「いや、それができたら苦労しないって…?」

「ふふふふふ…再生時の魔力反応は少しだけ大きいんだ。」

「なるほど!神人かどうか確かめる為に少しだけ傷を付けるはずだ!」

「いや、ダメだろ。道徳的に。」

「驚いた、まさかユウ君からそんな意見が出るとは。」

 

ユウは意外と真面目なのだ。そう、意外と。

 

「うん…なんとなく分かってたよ…みんなにそう思われてるってのは…」

「さ、お巫山戯もここまでにしてさっさとやっちゃいますか!」

「で、結局どうすんだ?」

「え、虱潰しに探すけど。」

 

ウィーテが胸をなで下ろす。

 

「リュンを探してくれるんだな?」

「当たり前だよ!困ってたら助けるのが思いやりってもんだ!」

「無駄に優しいよな、お前。」

「それがズェンの良いとこじゃろう?」

「言えてるな。」

 

着々と準備を進めていくズェンは魔鏡石の取り付け作業に入っていた。

 

「あと一個くっつけたら終わりだな。…よし、つけ終わった!さて次は〜」

 

ガラス板のような物を取り出す。ズェンが飛び交う楔を起動すると20個に分割された画面にそれぞれ違う景色を投影する、言わば手持ち型モニターのようなものだった。

 

「凄いな…なんで映ってるんだ?」

「あー…ちょっと長くなるから説明はまた今度ね。」

「ズェン、用意できたのか?ならさっさとやろう、ウィーテの為だ。」

「ホントにユウは真面目だよな。さ、飛ばしましょうか!グリム・ロッド装備っと、魔力領域拡大、…よし、飛び交う楔散開!」

 

ズェンの周りに浮いていた楔が一斉に散り散りに飛んだ。20個の魔道具を広範囲で操るにはグリム・ロッドが必要だったのだが…意外と無くてもよかったな、とズェンは思っていた。

 

「路地を散開中…流石に怪しまれるな…究極透明魔法(インビステルス)…透明化並びに透過加工完了。建物内部の魔力を計測…」

「カルミスタ、あいつ何やってんだ?」

「俺に聞くなよ分かるわけないだろ?」

「あれはじゃな、おそらくじゃが楔にステルス効果を付けて、更に楔近くの魔力量を測っているのじゃろうな。」

「何言ってんのかわかったか?カルミスタ。」

「わかんねぇけどスゲーことやってるってのはわかったぜ?」

 

ズェンは集中して楔に意識を飛ばす。これではまるでどこかの宗教のようだが、体が浮くのも魔法、精神分離も魔法だから仕方ないね(笑)

 

「見つけた…白の一族…!」

「白の一族を探していたのか!なるほど頭がいいなぁ!魔王君!」

「なるほど、確かにそれなら簡単ですね!」

 

ここでズェンはウィーテにそこの映像を見せる。

 

「ジロクさん?お前が探してるのはこの女の子か?」

 

それにはテリュンが足枷を付けられた状態で縛られていた。

 

「リュン!そうだ!この子だ!今すぐ助けにいく!」

「いや、心配するな、あの白の一族は──」

「そんなの聞いてる暇なんかねぇ!リュン!待ってろ!」

 

そう言うとウィーテは宿屋を飛び出して行ってしまった。

 

「っおい!ジロク待てよ!」

「はぁ…後先考えないタイプか…」

「いや、普段はあぁじゃないはずなんだけど…テリュンって子と会ってから変わったのか?」

 

なんにせよウィーテを追いかけないといけない事実は変わらない。

ズェン達はウィーテのあとを追いかけた。

 

「はぁ…はぁ…ここか?──リュン待ってろ、今助けてやるからな…」

「ジロク!置いてくなよ〜…で、ここか。」

「な…なんでお前達はここまでしてくれるんだ?」

「僕は困ってる人は助ける質だから。」

「俺は困ってる人に手を差し伸べる職業だから。」

「…カルミスタ、現実的だな。」

「気にしたら負けだぞ?さっさと行こうか!」

 

建物の中に入る。が、しかしそこにテリュンの姿はなかった。そこにあったのは外された足枷と床に横たわるゲトラの姿だった。

 

「なっ!ゲトラ!何があったんだ!」

「うぅ…ウィト…?すまない…君の…家族を…」

「はぁ…僕がいて良かったな、究極回復魔法!」

 

みるみるとゲトラの傷が塞がっていく。数秒後にはゲトラの体にあった傷は完全に消えていた。

 

「魔王って凄いな…」

「いや、これくらいなら人間でもできるぞ?まぁ消費魔力は違うけど」( ・´ー・`)ドヤァ

 

魔力消費の少ない初級魔法で上級魔法の威力を出せるのはズェンだけなのだが…それは些細な問題だ。

 

「う…傷が治ってる?ってそうじゃなくてウィト!大変だ!テリュンちゃんが!」

「…なんでお前倒れてたんだ?」

「それが…僕より隠密技術が高いやつに後ろからズタズタにやられてさ…面目ない…」

 

ゲトラも相当の手練なのだが…そのゲトラを倒せる程の実力差があるというのだろうか。

 

「リュンは!?リュンの居場所は知らないか!?」

「咄嗟だったけどペイント弾をくっつけたよ…しかも魔力追跡型の最新弾さ!」

「そうか、ペイント弾…魔力波長を教えてくれ!」

「えっと…わかんないなこれ…この装置に書いてあるんだけど…」

「ペイント弾の規格は同じだろ?ペイント弾を見せてくれよ。」

「あ、そっか!はいコレだよ。」

「ありがとう…うん、これなら追いかけられそうだ!」

 

ズェンはそう言うと飛ばしていた楔を集めて次は一つだけ飛ばしていた。追跡するために数歩先の場所を見ることが大事らしい。

 

「んじゃ、サクッと行くぞ!」

 

 

 

 

 

「次のターゲット…くひゃひゃひゃひゃ…」

 

──ヨウコに向けられている視線に気づく人は誰もいなかった。

 




終わりが見えない…いつまで書き続けようかな…



うん、ネタが尽きるまでにこの小説は終わらせようそうしよう

では次回もお楽しみにー!
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