転生したら魔王になってた(´・ω・`)   作:黒套院 時雨

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えー…展開が降りないまま、そして更新しないままこのように新年を迎えてしまい申し訳ございませんでした。
深く反省致します。
しかしながら僕は学生なのでここから次の話までも間が空くかと思われます。

ほんとグダグダですみません…
本編もグダグダですみません…
ではどうぞ…


第26話 古代って付くとなんか強そうだよね(´・ω・`)

「うーん…アイツらはそこにある階段から下に行ったっぽいな」

 

「さて…と、僕も下に…ってこの袋の中身なんだ?」

 

高く積まれている袋の中身を調べるべく1番上の袋を下ろして中身を確かめる。

白い粉か…

 

「ん?あ、これ小麦粉だわ。」

 

「まぁ1袋確保しとくか。相手が小麦粉アレルギーかもしれないし。」

「あれ?ズェン!お前どーしてここに?」

「あ、ユウ!いや、ヨウコが連れ去られたんだけどヨウコの魔力反応追ってたら着いた。」

 

さらっと小麦粉の袋を空間魔法で収納しつつ自分の収納空間の汚さに嗤う。

 

「うっわぁ…汚ねぇ…あ、さっさと行こうか!」

「うん…チラッと見えたけど…汚ぇなお前の収納空間…」

「逸らしたんだから触れるなよ…!」

「そんなのだからデリカシー無いって言われるんですよ?」

 

落ち込むなよ…お前勇者だろうが…

 

「ほら、ユウ!行くよ!」

「うん…行くか…」

「いつまで引きずってるんですか!?」

 

 

 

 

 

 

 

──数分前──

 

「なんだ…これ…?大量の檻か…?」

 

俺とゲトラは先に下へと降りてリュンを捜していた。

しかしそこで見つけたのは小さな机を取り囲むように置かれた檻だった。

 

「ウィト…気をつけろ…!殺意を感じる…」

「分かってる…!」

 

「ヴルルルルル…」

「こんなとこにSランク魔族のウェアウルフ!?」

「しかもご丁寧に狂化してるときた。」

 

面倒な相手だな…ウェアウルフは一気に詰め寄るウルフダッジとか言う固有技が何とも厄介だ…

 

「ウィト、腕試しと行こうか!」

「はぁ…危なくなったら助ける、好きに殺れ。」

「そう来なくっちゃ!ブラッディ・メアリィ!」

 

ゲトラの手から投げられたナイフはウェアウルフに命中。

 

「ヴルルルルルァァァ!!!」

「動いたら…死ぬよ?」

 

直後ウェアウルフから血が大量に吹き出しウェアウルフは息絶え魔石だけが残った。

 

「俺の助けはいらなかったな。」

「いやぁ、どうかな。まだ殺気は消えてない。」

「分かってるさ、どうせもう罠仕掛け終わってんだろ?」

 

殺気の方を見ればウェアウルフが大量に俺達を取り巻いている。

 

「白の一族最高と謳われた暗殺技術、ご覧あれ!」

「ヴルルルルルァァァァァ!!」

「アイアン・メイデン!」

 

ゲトラに飛びつこうとしたウェアウルフは次々と切り裂かれ魔石だけが転がる。

 

「やるな、ゲトラ。」

「やっぱ働けよ、ウィトもさ。」

「仕方ないな…チェンジハザード。」

 

ウィーテの髪が一瞬逆立ち、目が赫く光り、えも言われぬオーラを放つ。

 

「封印剣ブランシュ、封印を1つ解除。」

 

白き剣は赤く染まり焔を纏う。

 

「解封完了、封印剣ブランシュ・ロージュ。」

「ガァァァルルラァァァァ!!!」

「殲滅、焼き切れ、フラムロゼ!」

 

ウィーテの剣から放たれた爀い閃光はウェアウルフを包み込み、その全てを灰へと変えた。

 

「どこで手に入れたのその剣…強過ぎない…?」

「負担も大きいぞ、何せ古代の装備だからな。」

「古代の装備をなんで持ってるのさ…」

 

突如奥からコツコツと足音が響き、声が聞こえた。

 

「これはぁ、予想外よぉ…」

「誰だ!?」

「まさかウェアウルフちゃん達が倒されちゃうなんてぇ…気に入ったわぁ…二人とも。」

「なっ!?お前はテリュンちゃんを攫っ──」

強制隷属の香(オー・デ・コロン)

 

 

「ふふっ…楽しみねぇ…二人はどれだけ強いのかしらぁ…!」

 

 

 

 

 

 

 

──ズェンサイド──

 

ところで、と僕はユウに話しかける。

 

「うん?どうした、ズェン。」

「あぁ、いや。聖剣は今日ずっと人型でいるなぁ、って思っただけだよ。」

「まぁ確かになんでだって話になるよな。まぁそれは本人に聞けばいいんじゃないか?」

「それもそうか。なぁ聖剣、なんでずっと人型でいるんだ?」

 

聖剣は少しだけムッとした顔をしてから淡々と答え始めた。

 

「なんでってそれは…こっちの方が可愛いでしょう?」

「えっ……あぁ、まぁ…」

「そ、れ、に!テリュンちゃんもいないしヨウコ様もいないからヒロイン枠が必要かな、と思いまして!」

 

あとですね!と聖剣は続ける。

 

「私が人型でいる時は聖剣ではなく、スレイと呼んで欲しいのです!」

「あ、うん、分かった……ごめんな、スレイ。」

 

3人がそんな話をしているとスレイが急に立ち止まった。

 

「どうした、スレイ?何か異常でもあったか?」

「伏せてください、殺気です!」

「唸れ…封印剣ブランシュ…!」

 

白い剣閃と共に近くにあった柱が砕ける。

この威力は…!

 

「なんでジロク…お前が…?」

「待ってください!解析しています!」

「いや、スレイ僕に任せてくれ。」

 

2人の前に立ち魔法を構築する。

 

「さっきの魔法だと少し魔力消費が多いから…」

 

解呪の魔法に少し手を加えて、それから…?

 

「あぁ、回生の魔法も組み込むか。」

「もう何を言ってるのかわからん…」

 

自力で魔法を組み立てる方が案外楽なんだよ、とユウに向かって言い放ち僕はジロク達の方へ向き直る。

 

「ククク…隷属させんのが好きな奴なんだな、此処の主は…」

「封印剣ブランシュ…解封…ロージュ。」

「うわ、早めに決めないとヤバい感じ…?」

「フラムロゼ…!!」

 

燃え盛る炎の剣は地を灼き空気をも焦がすほどと思えた。

その剣から放たれた一撃は想像を絶するものだった。

 

(あー…今違う魔法展開中だからちょっと間に合わないかな…死んだな、これ。)

 

目前に迫る爆炎を前に僕は呑気にそんなことを考えていたのだった。

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