転生したら魔王になってた(´・ω・`)   作:黒套院 時雨

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えっーと…すみません全然戦闘終わりません。
あと1話で終わらせます(多分)
そんなgdgdファンタジー第8話!
始まるよー!


第8話 凶魔王が窮地になってた(´・ω・`)

━━凶魔王サイド━━

突如として部下達を拘束する光にディルニールは困惑していた。それは今まで感じたことの無いまでの焦りだった。

 

「なんだ!何が起こったのだ!」

「ディ…ル二ー…ル様…」

「生きておるか!?…動けぬのか?」

「すみませ…ん…うご…くこと…はできな…いです…」

「もう良い、無理して喋るでない。」

 

ディルニールが語りかけている一介の魔族。それはディルニールが唯一心を許していた側近だった。

 

「ディルニール様…だけでも…お…逃げく…ださい…」

「それはできぬ。お主にはいてもらわねば困るのだ。」

「はは…ありが…たいこと…ですが…」

「どうしたのだ?」

「この光…魔王…をとらえ…ることは…できず…とも…かな…り」

 

そこで言葉が途切れた。

ディルニールは最悪の自体を考えた。

そして焦燥。

 

「おい!どうしたのだ!」

「……Zz」

「…寝ておるわ、こやつめ」

 

安堵と共にディルニールは決意する。

我が友のため死ぬわけにはいかないと。

 

 

 

 

 

 

━━ズェンサイド━━

「てきまおーぐんのかんぜんふーいんが完了したのです!」

「ありがとうラキ。ハニーとビーラと合流して魔道具を破壊されないように気をつけてくれ。」

「りょーかいなのです!ズェンさま!」

 

先程放った究極拘束魔法(ギュッと捕まえる光)のおかげで残すは凶魔王だけとなったようだ。しかしこの魔法は本来()()()()()

グリム・ロッドと魔導フィールドの魔力効率上昇により究極防御魔法を超多重展開、更に究極防御魔法を魔物達の魔力浸透に直接作用することによって相手を極小のバリアが覆うことで相手の動きを完全に封じている訳だ。

つまり展開用魔道具が1つでも壊されてしまえば魔導フィールドは消滅する。そうするとこの究極拘束魔法は破綻してしまうのだ。

 

「一か八かだ!これで全て終わらせる!行くぞユウ!」

「あぁ!任せろ!俺に切れねぇモンはねぇ!」

「主よ、我も同行してよろしいか?」

「当たり前だろ、リッパー?」

「私はどう致しましょうか?」

「私と〜一緒に〜封印状態の〜警備に行きましょ〜」

「なるほど、確かに一理ありますな、ではスライマー行きましょうか」

「すみませんが防衛で私は力を使い切ってしまったようです…」

「あらあら、でしたら無理はしない方がいいですね」

「そうさせて頂くよ夢魔殿」

「むぅ…サキラって呼んで欲しいのに!もう!ズェン様について行こっ!」

「ははは。これはすまない、サキラ。」

 

と、いう会話の一連の流れによりズェン、ユウ、リッパー、そして夢魔ことサキラが凶魔王の元へ向かうこととなった

 

 

 

 

 

道中は封印のおかげで戦闘はゼロだった。そうして凶魔王の元にたどり着いた。その姿は禍々しく、まさに魔王、といった風貌だった。

 

「…なんかベネディ○ト法王みたいだ」

「あ、ズェンも思った?俺も俺も」

 

そんな罰当たりで怒られそうな会話をする。

 

「…フン、よくぞここまで来たな。」

「まぁ戦ってないけどな?」

「貴様が勇者か、なるほど忌々しい魔力の流れをしておるわ」

「残念だが凶魔王、お前には死んでもらう。」

 

最後まで言い終わらないうちにリッパーが前へと飛び出た

 

「貴様だけは我が命に変えても必ず…殺す!」

「ぬぅ!?」

「喰らえ…狂戦士の舞踏(バーサーズラッシュ)!」

 

目に見えないほどの連撃を叩き込む。が、それを全て直前で見切られ魔法で弾かれる

 

「生温いな…そんな剣技では痛くも痒くも無いわ!」

「それはどうかな…」

「なにぃ?」

「ハッ!今に分かるさ!刻み崩せ!古傷穿ち・輪舞曲(オルド・デス・ロンド)!」

「ぐっうおおぉ!!」

 

リッパーが剣を振ったところから凶魔王の腕に向かって黒い瘴気が飛び出し、その腕をズタズタに切り裂いていく。

 

「はははははは!どうだ!思い知ったか!」

「確かに口だけではないようだな…」

「まだまだ行くぞ!オラオラオラァ!!」

「くっ!面倒だな…遠隔獄炎魔法(ディル・ガウリテ)!」

「そうだよ!()()()()()()()()()()狂戦士の舞踏・極地(バーサークレイズクライシス)!」

「なっ!しまった!」

「終わりだァァ!!!!」

 

遠隔魔法を掻い潜り距離を詰めてリッパーが魔王に止めを刺そうとした瞬間。

ズェンは不思議な感覚を覚えた。

まるで、何かに、睨まれているような。

 

「リッパー!危ない!」

「何か…ぐぁぁぁぁぁ!!」

「はぁ…はぁ…やっとこの拘束の脆弱性を見つけました…」

「そんなっ!あの魔法の脆弱性を見つけた!?」

「ディルニール様だけに辛い思いはさせません!」

 

それはズェンの拘束魔法に捕えられていたはずの凶魔王の側近だった。

 

「おもしれぇ…ズェン!リッパーに付いてやれ!この側近ちゃんは俺が倒す!」

「…うーんやっぱあの側近Sランクだしやっちゃうか!」

「うぉぉぉぉ!!」

「勇者様!引いて下さい!固有能力!」

「なっ!このタイミングで!?」

「えぇ!くらいなさい!一夜の瞬間清掃(スイープステップ)!」

「なんだ!この力は!呑まれる…私の存在が消えていく…」

 

そう言うと凶魔王の側近は消えていった。

 

「ふぅ、お掃除完了!あ、序に周りのゴミ(魔物達)も片付けておいたの!綺麗でしょう?」

「あぁ、確かに綺麗…ってそうじゃねぇ!何したんだ今の!?」

「私の固有能力は自分より格下のものをゴミだと認定すると、なんとその相手を魔素に変換できちゃうの!素晴らしいでしょう?」

「凄いけど…チートかよ…」

 

そう笑うサキラとは裏腹にディルニールは失意と怒りに満ちていた。

 

 




なんか究極のかませ犬いたね、リッパーに傷だけ付けて退場とかw
いや、もう本当に申し訳ないです(キャラに)
次回VS凶魔王クライマックス!お楽しみに!
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