「ねぇ…この戦いが終わったら私の存在をなかったことにしてくれる?」
「え?何言ってるの?お姉ちゃん?」
「私、あまり目立つのは好きじゃないの。命に変えてここを守った、なんて話とても目立つでしょ?」
「まさか…!それだけはやめて!お姉ちゃん!」
「頼んだわよ…響…」
「お姉ちゃん!」
2xxx年 横須賀に襲撃した超弩級型深海棲艦を3人の艦娘が撃沈した。なお、この3人のほかに1人べつの艦娘がいたと言われているが、実態は謎である。
「ん…ここはどこかしら?」
暁「……どこかの島に流れ着いたみたいね。まさかあの力を使って沈まないなんて艦娘ってものはかなりじょうぶなのね。」
よいしょっと、といいながら暁は体を起こす。ざっとまわりを見渡しただけだとここに人が住んでるとは思えなかった。
暁「見た感じ人はいなさそうね。さてこれからどうしようかしら。一応遭難したときの訓練は受けているからのたれ死ぬなんてことはないけど…まずは目の前の森に入ってみましょうか」
そういって暁は砂浜の目の前にある森に入っていった。
暁「かなり鬱蒼としてるわねここ。もはやジャングルに思えるしここはかなり南の方なのね。」
ジャングルの中を歩いて行きながら順調に食料と水を確保していく。するとジャングルのおくであるものを見つけた。
暁「あら?あれは…家ね。でももう空き家のようだしちょっとおじゃまさせてもらおうかしら。」
空き家の中に入るとそこはもはやゴミ捨て場のようになっており、動物をとるための罠らしき物や、壊れた釣り竿が乱雑になってそこにあった。そんな中暁は同じく乱雑に置いてあった新聞に目をやる。
暁「昭和18年4月の新聞ね。日にちまではかすれて読めないか。でも、この新聞の日付が第二次大戦中ということは、昔のここは日本軍の占領地ということ。もしかしたらもっと探せば何かいいものがあるかもしれないわね。」
そうしてさらにまわりを探索してみると、旧日本軍の基地を見つけそこで釣り竿やスコップなどの道具や、ほとんど壊れていてなかなか使えるものがなかったが旧式の銃を手に入れることができた。
暁「これで、なんとか生活はしていけるわね。でもどうしようかしら…響には存在をなかったことにしてくれって言っちゃったし救助されても居場所があるかしら? とはいっても、ずっとここにいるのも嫌だし…とりあえずは救助されるまでここにいましょうか。」
そういって少し満足気に砂浜に戻っていった暁であった。
初めまして。猫又提督と申します。
何分、初めて投稿したものですから文法表現がおかしい場合や誤字脱字があるかと思いますが、よろしくお願いします。