最強と言われた艦娘   作:猫又提督

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今回の物語は、前編、後篇に分けます。

やたー!お盆だ!艦これの2期も来るぞー!


18話「横奈町深海棲艦襲撃事件」前編

煙が至るところから舞い上がっている横奈町を暁と泉の2人が走っていく。

 

と、泉が急に話しかけてくる。

 

泉「…のお、暁。」

 

暁「なに?」

 

暁が聞き返す。

 

泉「提案した我が言うのもなんじゃが、お主が暴れたら響たちにバレるのではないかの?」

 

暁「…あっ。」

 

妖精さん「いや、今更かよ!?俺もさっき気づいたけどよ!それでも今更かよ!?」

 

暁にくっついていた妖精さんが見事なツッコミをする。

 

…確かに、暁が暴れるとなると必ず目立つ。それに走っている途中に砲弾が色々飛んできたことからすでにどっかの鎮守府の艦娘も到着しているはずだ。暁のことをすぐに報告されてバレてしまうだろう。

 

暁「…その時はその時よ。」

 

泉「お主…諦めたの。まあ、どうせお主が響たちにバレたくない理由など簡単に思いつくわい。」

 

妖精さん「そういや、俺は理由知らないんだよ。その理由ってなんだ?」

 

泉「どうせ、死ぬつもりで敵陣に突っ込むときに響たちに遺言を残したのに、結局生き残ってしもうたからどんな顔して戻れば分からない、とかであろう?」

 

妖精さん「えっ。そ、そうなのか?」

 

暁「」コクン

 

妖精さん「しょうもなっ!」

 

暁「だ、だってどんな顔すればいいのよ!死んできますって言っときながら生き残っちゃったのよ!?ノコノコ帰ってくるわけにも行かないじゃない!」

 

妖精さん「ええ…。」

珍しく、あわてふためく暁であった。

 

 

 

 

 

 

黒煙が立ち上っている。周りには大きなコンクリート片、爆撃機の残骸そして…深海棲艦。

 

横奈に深海棲艦が上陸したとの連絡をうけ、最初に動いたのは元々妖精さんが所属していた〇〇鎮守府だ。前はブラック鎮守府として動いていたあ今は新しい提督が着任し、正常な鎮守府として動いている。

 

第7駆逐隊の4人は横奈の町の中で上陸してきた深海棲艦の迎撃をしていた

 

 漣「ほいっと、1隻撃破…。」

 

 曙「全く、何で遠征帰りの私たちをこんなところに出撃させるのよあのくそ提督は!」ドンッ!

 

 潮「あれでも、曙ちゃん提督に言われたときにうれしそうな顔してたよね?」

 

 曙「な、ば、ばか!あれはちがっ!」

 

 朧「曙、よそ見しない。」ドンッ!

 

朧が曙の後ろにいたイ級に撃つ。どうやら。後ろに回られていたようだ。

 

 曙「あ、ご、ごめん。」

 

 漣「全くぼのたんは…。」ヤレヤレ

 

 曙「ぼのたん言うな!」

 

ふざけながらではいるが上陸している深海棲艦を撃破していく。しかし…

 

 イ級「」

 

 リ級「」

 

 ロ級「」

 

どんどん深海棲艦は上陸してくる。これではジリ貧である。

 

 曙「あーもうっ!こいつらどんだけいるのよ。おまけに艤装は重いし!」

 

今の艦娘がつけている艤装は海で使うようだ。もちろん陸で使うようなものではない。だからと言って艤装を付けなければ彼女たちは普通の女の子といっしょである。重いとはいえ陸でも使うことができるだけまだマシだろう。

 

 曙「支援はいつになったら来るのよ!?」

 

 朧「あと1時間で鎮守府の主力艦隊が来る。3時間後には大本営から響型の3人がくるらしい。」

 

 漣「大本営から!?ktkr!」キタ――(゚∀゚)――!!

 

大本営からあの3人が来るとなればこの事態はすぐに片付くだろう。それに普段お目にかかれないあの3人に会えるのだ。長い期間自慢できる。

 

 潮「でも、3時間どころか1時間もたえれるかなあ。」

 

そう、この場には駆逐艦の4人しかいないのだ。それに対し子の深海棲艦の量である。今、主力艦隊が大急ぎで戻っているとはいえそこまでに耐えれるか、分からない。

 

 曙「!潮危ない!」

 

 潮「え?」

 

潮の後ろにイ級が2体襲い掛かってくる。その距離わずか2,3m至近距離からの発砲のようだ。

 

ほかの3人が砲を構え撃とうとするが間に合わない。イ級が口を開け撃とうとしたその時っ!

 

バババババババババ!

 

『銃声』が聞こえ2体のイ級から血が噴き出てその場に倒れる。

 

 「…弱いわね。…やっぱり体液も赤い。」

 

何が起こったのかわからず突っ立っている4人の前に現れたのは銃を片手に持った青紫色の髪の『少女』だった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

暁と泉が杉田の店にたどり着く。幸いにも店は壊れていないようだ。2人は店内に入り地下に降りる。

 

 泉「さーて、こいつを使ってもらおうかの。」

 

泉がニコニコしながら持ち出したのは対深海棲艦ライフルとハンドガンだ。ちなみにモデルはM4とリボルバー。

 

 妖精さん「やっぱり使うのか。コイツ。」

 

 泉「もちろんじゃ。何のために作ったと思っとるんじゃ。」

 

 暁「デスよね~。」

 

暁がM4をもつ。やはり、普通のM4よりは幾分か重い。しかし、久しぶりに使うとしても大丈夫だろう。M4はあの時散々使ったのだから。リボルバーも腰に差し。地下を出ようとする。泉はしばらく地下に残るようだ。

 

「ああ」と泉が呼び止める。

 

 泉「まだ、試作品じゃから予備の弾はないからの。使えるのは今入っているマガジン分だけじゃ。気を付けるのじゃぞ。」

 

今入っているマガジン分だけ…となるとM4は30発、リボルバーは6発…まあ十分だろう。M4に30発入っていれば少なくとも5,6人多くて10人はいけるだろう。

 

暁は口角を少し上げて歩いて妖精さんと地下をあとにする。

 

 

 

 

店の外に出る。外の空気はかなり埃が混じっている。空を見ると煙のせいか曇っているようだ。少し歩けばそこはまるで『戦場』だった。崩れた建物、落ちた爆撃機の残骸。そして奴らの死骸…。

 

一つの死骸に寄る。これは駆逐級だろう。

 

 妖精さん「死んでから少し時間がたっているな。血がまだアカの方が強い。」

 

血が赤い?暁にはそれが疑問に思えた。暁の記憶上体液は青だったはずだ。

 

 暁「…私が知っているのとはやっぱり違うわね。」

 

 妖精さん「そうかー。」

 

再び歩き出す。

 

今の横奈を歩いていると懐かしい気分になる。埃っぽい空気は昔何度も味わった。森の中や海岸で戦ったこともあった。

 

そしてもちろん市街地でも…。

 

違うところはこの静けさだろう。風の音だけが聞こえてくる。『戦場』での静けさというものはあまり落ち着かない、むしろ緊張する。どこで『狙われている』のかがわからないからだ。

 

まあ、今はもうそんな時代ではないだろう。

 

 

ドンっ!

 

 

 

 暁「発砲音みたいなのが聞こえたわね。」

 

 妖精さん「え、そうか?俺には何も聞こえなかったが?」

 

 暁「私の耳に狂いはないわ。発砲音が聞こえた方へいきましょう。」

 

 

 

 

 

しばらく歩いた。

 

イ級がナニかへ向けて襲い掛かっているのをを見つけた。

 

 暁「いた。」

 

暁はすぐさまM4を構え…撃つ。

 

バババババババババ!

 

 暁「駆逐級2人の沈黙を確認。」

 

すぐさまに残弾確認をする。

 

残り20発…2人相手に少し無駄玉を撃ってしまったか撃ってしまったか。少し鈍ってしまったか。まあ、さっきので勘は取り戻したはずだ。

 

それにしても…

 

 暁「弱いわね…。やっぱり体液も赤い。」

 

そして暁は気づく。駆逐級が襲っていたモノに。

 

そこいたのは鉄の塊をまとった4人の『少女』だった。




次回から暁ちゃんの無双が始まるといったな…あれは嘘だ。

次回はちゃんと無双させます。



さーて、後半の少し意味深のようなそうでないような文章についてですが…それは秘密ってやつだよお客さん。まあ、楽しみにしててくださいよ。(何を
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