…次回、次回こそ終わらせます。
あと、余談ですが実は、もう1つ書いている小説がありましてあくまでもこれのネタがなくなったときにしか、書いていない小説があるのですがぜひそちらも読んでいただければと思っております。
https://syosetu.org/novel/163095/
↑こちらがURLとなっております
天龍「オラァ!」
砲撃を近距離でくらったロ級が倒れる。
漣「いやあ、天龍さんと龍田さんが来てくれて助かりました。」
ここは横奈。ここはいま深海棲艦の襲撃にあっている。天龍と龍田は第7駆とは別の所属で遠征の帰りに横奈の支援に当たれと言う司令を受けここに来た。
龍田「良かったわねー。4人で持ちこたえるのは大変だったでしょー?」
龍田がにこにこしながら槍を深海棲艦に突き刺している。…ちょっと怖い。
天龍「お前らのとこの支援が来るまであとどれくらいだ?」
潮「あと20分ほどです。」
天龍「分かった。とりあえずそれまでは俺達がついているから安心しろ!」
龍田「それにしても全く減らないわねー?」
天龍と龍田が来てから10分ほどたつが全く減る様子がない。今いる場所はだんだん深海棲艦が減ってきているが少し移動すればすぐに大群で見つかるだろう。
曙「えいっ!」
曙がイ級を倒す。おそらくこれで最後になるだろう。さっきまでの砲撃音が嘘のようにあたりは静かになる。
天龍「よし!終わったな。休憩だ、休憩〜!」
天龍が近くのコンクリート片に座り込む。かれこれ10分も戦っていたのだ。休息も必要だろう。天龍以外も皆座り休んでいると、空の方からエンジン音が聞こえてきた。
曙「て、敵襲!?空母もいたの!?」
曙のほか漣、潮、朧が急いで立ち上がり主砲を構える。
龍田「あら、大丈夫よ。これは零戦の音よ。」
龍田の言うとおりしばらくすると、零戦であろう緑色の機体が見えてきた。
天龍「?なんだありゃ、単機か?」
その零戦は単機で飛行していた。普通なら編隊を組んで飛ぶはずだが、何かあったのだろうか。零戦は下にいる天龍たちには見向きもせずにどこかへ飛んでいってしまった。
天龍「何だったんだありゃ?…まあいいか、よっしゃ!そろそろ行こうぜ!」
先程の零戦が気になるが今はこの横奈で深海棲艦の対処をしなければならない。天龍たちは海の方へと歩いていった。
天龍たちは砂浜にでた。そこには大量の深海棲艦の死体があった。死体があるだけなら別にどうということはない。ただ1つ言うことがあれば。その深海棲艦の死体には何かで『斬られた』ようなキズがある。天龍も剣を持っているが、横奈からは別の場所から入った。つまり、ここには来ていない。
天龍が駆逐艦たちを残し砂浜を探索する。
あたりを探索すると中には真っ二つにされているものもあった。真っ二つの死体からは何かがたれており天龍は興味本位で確かめる。そのれは内臓であった。見た感じは人に似ている。…あんまりまじまじと見るようなものではない
天龍が皆のところに戻る。
龍田「どうだった〜?」
天龍「嫌なもん見ちまったぜ。ったくここにはもういねえな。次いくぞt…!?」
天龍が急に刀をとり、龍田も槍をもって周りを警戒し始める。急に刀をとり出した天龍に駆逐の4人は慌てる。
潮「何かあったんですか!?」
天龍「…殺気だ。」
曙「殺気!?」
朧「近くに敵艦は見えないけど。」
天龍は確かに殺気を感じている。しかし、今天龍が感じている殺気は今まで感じてきたようなものとは全く違う。この殺気はどちらかと言うと『見られている』感じがする。それも、全方向から。
龍田「複数人かしら?」
天龍「さあな。でも、この感じでは複数人だろうな。」
天龍と龍田はお互いに近寄り後ろに駆逐の4人を守るように近づいていく。
その時だった。何かが飛びかかってっきた。狙いは…天龍だ。
ガキンと金属音がなる。剣を前もって持っていたおかげでなんとか防げたが飛んできたと気づいてからこうして防ぐまでわずか2~3秒。剣を抜いていなければ今頃天龍は真っ二つだろう。
飛んできたのは『少女』だ。しかし、その少女はほぼ全身が染められているかのように赤い。少女はその身丈よりも明らかに大きい斧を持っていた。龍田がすぐに槍で突こうとするが、すぐにまた跳躍して避けてしまう。
少女は斧を片手で持って立ち止まる。髪はまだもとの髪色だろうか青紫が見える。服装はツギハギのぬいぐるみが描いてある服にショートパンツだ。服はほとんど赤くなっており、描いてある絵がより一層不気味である。
驚いた。少女が現れて全方向から感じていた殺気が無くなった。まさかこの少女が1人で出していたのだろうか。
そして、もう1つ…
龍田「天龍ちゃん、刀が…!?」
今までどんだけ敵や敵弾を切り捨てても刃こぼれさえしなかった刀が、斧を受け止めたところだけ刃の中間まで食い込んでいた。
自分の奇襲が防がれるとは思わなかった。まあ、そうであろう。本気で振り下ろせばあんな刀など簡単に切り捨てれる。
あいつらが来たのかと思って刀を持った紫に奇襲をかけたが飛んだ瞬間にちょっと前に会った4人が見えた。
…仲間だったか。もう1人槍を持った紫が攻撃してきたが、すぐにかわし少し離れる。
しばし、沈黙が流れる。最初に沈黙を破ったのは刀の紫だ。
「お前は誰だ。」
暁「私?…通りすがりのレディよ?」
「ほう?…最近のレディは血を浴びるのが好きなのかい?」
…苛つく。切り捨てようかと思ったが、妖精さんから通信が入ったようだ。
妖精さん『暁っ!大変だ!ビックサイズ級がいる!』
暁「…ビックサイズ級?」
暁がそう呟いたとき前にいた6人が動揺を見せる。
妖精さん『簡単に言えばでっけえイ級だ。何故かあいつがいると周りに深海棲艦が出てくるんだよ。いつもは数隻の深海棲艦を出して逃げるし。いくら砲撃しても傷1つつかねえから無視しているんだが…。今回はいつもより何倍もの量の深海棲艦が出てきてるし、陸の方に移動してる!それにそいつが3隻だ!』
暁「ああ、『母艦』ね。分かったわ。」
ビックサイズ級、確かにそう聞こえた。そいつが大量に深海棲艦を出しているとすれば、今までの異常な数も納得できる。
それにしても、恐ろしいやつである。天龍に襲いかかった途端一瞬だが後ろの駆逐を見た。そのせいか、殺気が幾分か無くなった。
曙「ビックサイズ級がいるの?」
漣「あれ?これ結構やばい?」
朧「深海棲艦が多いのがビックサイズ級ならね。」
潮「だ、大丈夫なのかな〜。」
後ろの駆逐たちが不安になっている。いくら艦娘とはいえ、中身はまだ少女である。
龍田「大丈夫よ〜。」
龍田がなだめてはいるが、どうしたものかと。とりあえずは支援が来るまで持ちこたえるしかないであろう。
…少女が、海の方へと足を進めている。何をするつもりなのか。
天龍「おい。何しようとしてる?」
「何って、母艦を沈めに行くだけよ。」
天龍「母艦?」
「ああ、えーと、あなた達はビックサイズ級と呼んでるんだったわね。」
天龍「な、何!?ビックサイズ級を沈めるだあ!?無理だ無理だ!あんなやつを沈めるなんて!」
「無理じゃない。」
そう、言い切った。あのビックサイズ級を沈めれると。
天龍が立ち尽くしているあいだに、少女は更に海の方へと歩く。そして…立った。海の上で立った。嘘だと思った。後ろの方で「嘘…。」と龍田が呟いたのが聞こえた。
少女はどんどん海を『歩いていく』。天龍はそれをただ見つめる。しばらくして天龍は言った。
天龍「俺、ちょっとあいつについていってくる。お前らはどうする、別に一緒に来ても来なくてもいいぜ?」
漣「私はついていきます。別にあの人を疑うというわけではないですが、もしビックサイズ級を沈めるんならそのときを見てみたいんで。」
曙「私もついていくわ。あんなやつ一人で撃破できるとは思えないわ。」
朧「私もついていきます。」
潮「えーと、み、みんなが行くんなら私も行きます!」
みんなついていくようだからな龍田は…聞かなくてもついてくるだろう。
天龍「…うっしゃあ!天龍第一水雷戦隊出撃だー!」
第七駆「「おー!」」
龍田「うふふ。天龍ちゃんったら張り切っちゃって可愛い〜。」
支援艦隊到着まであと10分
これから母艦を沈めに行くのだが、後ろに何か荷物がいる。
暁「なんであんたたちがいるのよ。」
後ろになんかすごいいる。紫が2人とピンクと花と蟹と巨乳がいる。
「へっ!お前が倒すのを見物しにいくんだよ!ってかお前艦娘なのか?」
暁「そうよ?何か変かしら?」
「嫌だって、お前海を『歩いてる』じゃねえか。お前どこの艦娘だよ。」
「そうね〜私もあなたみたいな艦娘は見たことないわ〜。」
「龍田も知らないか。」
剣の紫と槍の紫が言ってる。
なるほど槍の紫は『龍田』というのか。しかし今後も槍の紫と呼ばせてもらおう。
さて、どうやって誤魔化すか。
暁「そうね私は…来た。」
いいタイミングで来てくれた。奴らだ。
「て、天龍さん!敵艦です!」
ほう剣の紫は『天龍』か。しかし剣の紫と呼ばせてもらおう。そんなことより巨乳も気づいたようだ。
上に零戦が見える。妖精さんだろう、手を降ったらこっちに降りてきた。
滑走路を出してくれると思ったのか速度を落とし足を出した。でも滑走路を出してる暇はないので零戦を『掴む』。
妖精さん「ぬおおおおおおおおおおおおおおおお!?な、なにすんだ暁!?」
暁「ごめんなさいね。でも今はそれどころじゃないのよ。」
暁は急いで妖精さんをピンクのとこに持っていった。
暁「あなた、しばらく妖精さんを見ててもらえないかしら?」
「ふえ!?わ、私ですか!?わ、分かりました。」
妖精さんをピンクの手の上に乗っける。ピンクが「うはっ妖精さんだ!kwii!」とか言ってた。
暁「さーて、お楽しみと行きましょうか。」
目の前には駆逐級やら軽巡級がたくさんいる。どうやら母艦はまだ見えないようだ。まあ、倒していればいつか見えるだろう。
「おいっ敵はたくさんだおr…」
剣の紫が何か行ったようだがそんなことはどうでもいい。暁は斧を持ち走る。
まず目の前にいた駆逐級、に斧を下ろす、簡単に脳天に刺さった。もう一匹の駆逐級が飛んできたので刺さったままの駆逐級ごと斧で叩きつける。飛んできたやつは刺さってたやつごと吹っ飛んでいった。
軽巡級が見えたのでそこまで一気に距離を突き進み斧の先端についた槍でつく。それを抜き振り回せば、周りにいた3体が切られ吹っ飛ぶ。
…砲弾が飛んでくる。暁は少し右に避け砲弾を避ける。水しぶきがまい暁に降り掛かってくる。少し先に戦艦級が5体見えた。これは、楽しい。暁は笑う。
暁は斧を思いっきり叩きつける。高い水しぶきが上がり近くにあった駆逐級の死体を放り込みすぐに水しぶきに向かって飛ぶ。飛んでいく駆逐級の死体に驚いているようだ。すぐに持っていた砲で死体を叩き捨て用とするがが一瞬でも驚き隙を作ってしまったしまったそちらの負けである。暁は死体ごと切る。死体は横に真っ二つ。戦艦級の一人が腹から内蔵を垂れ流し倒れる。
…まず1体。
すぐさま近くにいたやつに飛びかかり腹を殴る…はずが貫通してしまった。貫通した拳に少し風の感覚がする。流石に腹に穴1つ空いたぐらいでは沈まないようだ。砲で殴りかかろうとしてきたのですぐに後退。後ろからの砲撃をかわし再度突撃。貫通したやつは吐血をしながらも防御体制を取るために両手にある砲を寄せるが…遅い。今度は胸を突き刺し心臓をもぎ取る。…すぐに前に倒れた
…2体。
後ろを見ると今まさに砲撃をしようとしている2体がいる。
撃ってきた。弾幕を張ろうとしているのだろうが感覚が空きすぎだ。真ん中を突っ切る。すぐについた。走ってきた勢いでタックルをすると2体とも少し後ろに下がる。すぐに斧で海面を叩きつけ先程までではないが暁が隠れるぐらいの水しぶきを作る。
まずは右のやつ。
水しぶきが上がってすぐに飛び出した。相手の驚いた顔が見える。その顔が変わらないうちに一瞬しゃがみ足をすくう。完全に倒れる前に、首に向かって足を思いっきり蹴りあげ首を飛ばす。
次に左のやつ。
首を飛ばして後ろを見た瞬間撃ってきたのですぐに首のない死体を掴み投げつける。暁の目の前で爆散し、死体は四方八方に飛び散っていくがそんなものを見てる暇なく突っ込む。相手は防御体制で撃ってたようで体の前を砲でガッチリ固めている。なので、一瞬切りかかる振りをして、一層構えた瞬間に後ろに回り込む。振り返らないうちに無装備な背中を切り上げる。悲鳴のようなものが聞こえたがすぐにまた斬り今度は上半身と下半身を離す。
これで4体。
最後の1体だが戦闘が始まってから1回も撃ってない。見たら目から黄色いオーラのようなものが出ている。…突っ込む。相手が笑っているのが見えた。なるほど至近距離での砲撃か。多少は頭が回るようだ。…撃った。が、私には傷1つついてない。そりゃそうだ撃った瞬間に横にそれたのだから。相手がガッチリ前を固めているが再度突撃。1つ教えておこう。
暁「そんなもので私の斬撃は防げないわ?」
斧は砲を切りつけ食い込む。そしてそのまま肉も切り裂きさっきと同じように上半身が近くにベチャッと落ちてきた。
これで最後。
「なあ、お前本当に何者だ?」ゲシッ
暁「何者って私はt…」ドカッ
「『ただの艦娘』なんて言わせないわよ。」グサ
困った。こうも2人の紫から責められてはドーン、誤魔化しようがない。はてさて、グチャどうしようか。
「まず、俺は海面から足を離せる艦娘を見たことがねえ。」バキ
「それに、ル級5隻、うち1隻フラグシップ級相手に無傷で勝てる艦娘もね。あなた…身長的には駆逐艦でしょお?」グサア
…少し目立ちすぎてしまったか。バキャア
妖精さん「なあ、漣?」
漣「何ですか、妖精さん?てか私の名前知ってるんだね。」
妖精さん「まあ、俺は元々お前んとこの鎮守府にいたんだ。」
曙「あら?空母の妖精さんが1人行方不明ってチラッと聞いていたのだけどあなたのことかしら?」
朧「赤城さん、心配してたよ?」
妖精さん「ああ、赤城にはよろしく言っといてくれ。」
潮「分かりました。」
妖精さん「いや、そうじゃねえんだよ。あの3人なんか凄い話ししてるだろうがあれを見てると何かなあ。」
漣「妖精さんと一緒にいたあの人も凄かったけど、あの会話方法はちょっとねー。」
あの3人きっと重大な話をしているのだろう。天龍と龍田が暁に何か問い詰めて、暁が少し困ったような顔をしている。そこまではいいのだ。ただ…
曙「あの3人よく深海棲艦に襲われながら会話できるわね。」
あの3人さっきからずっとイ級やらホ級に襲われているのに剣で斬ったり、槍で突き刺したり、斧で真っ二つにしながら会話している。
1っ匹と4人がそんな少しシュールな会話を遠目で見ていると、
「―――――――――――――――ッ!!!」
妖精さん「ぬああああああ!?うっせえー!?」
耳を塞いでも突き抜けて来る音がした。
「な、なんだあ!?」
剣の紫が驚いている。槍の方もうるさそうに耳を塞いでいる。しかし、暁は何度も聞いた。逆にしばらく聞いていなかったせいで懐かしく思える。そして何より、
暁「ナイスタイミングね。」
前方500m先に黒い物体がいた。…母艦だ。他の2体もその近くから叫びながら浮かび上がってきた。
これを書いてて思った。暁が脳筋だ、と。…もちろん設定でございます。
艦これのローソンコラボが楽しみです。皆さんの戦果も期待しておりますぞ!
感想や質問をお待ちしております。些細なことでも、簡単なことでも構いません。感想を書けば作者が、おお喜びします!