タイトルを考える気力がなくなったのでたまにしかつきませんというか、つけれません。
あ、あと今年の秋刀魚漁は不参加なんで。
19話
先の襲撃事件から3,4週間が経った。外では未だに工事の音がする。海に近い方はもはや更地と言ってもいいほどになっていたので復興にはかなりの時間が必要となるだろう。
もう9月なのねー、と買い物に来ていた暁はポツリとつぶやいた。
杉田の骨董屋は海からそこそこ離れていたので幸いにも特に損傷は無かった。今暁がいるスーパーにも同じことが言え、無事だったこのスーパーには普段よりも客が多めにおり、レジの人も忙しそうだ。
暁「ええと…?醤油にマヨネーズ…七味、と。」
買い出し係になっている暁はこの日も買い出しに来ていた。
妖精さん「あとはなんかあったか?」
…と、付いてきた妖精さん。最近は四六時中暁と一緒におり逆に妖精さんを乗っけてないほうが珍しくなってきた。
暁「まだまだあるわよ…。」
暁はトホホ…とした顔をしながら鮮魚売り場へと足を進めていった。
暁「や、やっと終わった…。」
暁のかごいっぱいに食料品や調味料が乗っている。今までは週2ほどでよかったのだが、何分泉と有田と栗田がよく食うのだ。そのせいで今では週4になっている。最初、夕飯を食べている泉を見て妖精さんが
妖精さん「どっかの空母みたいだ…。」
と、言っていたのだが「泉は空母よ」、と暁がいったが
妖精さん「いや、俺がいたところにバケモンみたいに食うやつがいてだな…いや泉は艦娘じゃないからあんなに食うのも普通なのか…?」
なんか考え込んでいたので暁は「泉はいつもあんな感じよ?」とだけ言っておいた。
暁はレジへと向かう。そこそこの時間をおいたので客は少なくなっていた。いつものレジへと入る。
「どーも、暁さん今日も大変ですねえ。工事も全然進んでないようだし…ま、うちのとこの売上がよくなるんでいいですけどねー。」
暁「全くねえ。いつになったら戻るのやら…。」
この人はいつも買い物に行ったときに入るレジの人でよく話す。そして、この町ではちょっと有名な情報屋さんだったりする。
「そーいや、暁さん知ってます?ここ最近この町に変な人たちがうろついてるっていう噂。」
暁「いや?聞いたことないわね?」
「ここんところ、黒いスーツ姿にサングラスをかけた三人組がうろついているらしいんですよ。」
暁「へえ。」
「何でも、それが大本営から送られたんじゃないかって。」
暁「大本営から?」
「ええ。まあ多分被害状況の視察だとは思うんですけどねー。」
暁「うーん…まあそうでしょうねえ…。」
「ええと…お会計合計で13,833円です。」
暁「あ、はい。」
「ご利用ありがとうございましたー。」
荷物を詰めてスーパーを出る。まだまだ残暑はあるが朝は涼しくなったと思う。最近は風が強い、暁はロングで髪を結んでないのでよく風になびいてたまに妖精さんが落っこちて、髪の先端にくっついていることもある。
さて、さっきレジの人が言っていた噂の件だが実は心当たりがめちゃくちゃある。というのも3日前から、噂の通りスーツにサングラスをかけている三人組が後ろをついてきているのだ。現に今もつけられている。もし大本営からなら響にバレたのか…。今のところ特に何かしてくるということはないので放っているが…。
骨董屋に戻ってきた。
暁「ふー。ただまー。重~。」
カランカランと軽快な音を立ててドアが開く。
杉田「やあ、おかえり暁。」
杉田はレジに置いてある椅子に座って本を読んでいたようだ。暁は杉田に荷物を預けそのまま妖精さんを引き連れて、地下に行くエレベーターに向かった。
暁が正面のドアから死角になったとき、もう一度ドアが鳴った。
あの、男たちが来たのかと思いチラッと覗いてみたがただの客のようだ。杉田が「いらっしゃいませー。」と言いながら慌てて荷物をどかしていた。
暁は、再度エレベーターに向かい地下へと下る。地下に降りると泉が大きな鉄の塊の前で腕を組んで立っている。見た感じ悪戦苦闘しているようだが。
暁「泉、どう?直りそう?」
泉「ん?おお、暁か。うーむ直すのはちと難しいかのお…。流石に10年もメンテナンスをせずに使えただけでも奇跡じゃったからのお…。」
泉の前に置かれている鉄の塊は、前の襲撃事件のときに暁が使っていた試作型対特別歩兵隊用12cm連装砲である。
泉「ただえさえこいつはメンテナンスがしにくいし故障下したとなると資材と時間が吹っ飛ぶのじゃ。なんとか直せないかと思ったがもう廃棄したほうがいいかもしれんのお。」
暁「そう…。じゃあ名残惜しいけど廃棄するしかないわね。」
少し悲しそうな顔をした。なんやかんや長く使っていたので少し寂しい。
泉「代わりを作ってもしょうがないしの~。うーむ…新しいものは考えておくとしよう。おーい!有田!栗田!こいつを持ってってくれ!」
泉が叫ぶとどこからともなく二人が沸いてきた。そしてヨイショッ!という掛け声とともに砲を持って屋内プール方へと引っ込んで行った。
妖精さん「あんな重そうなのよくも二人で持てるなあ。」
泉「まあ、実際普通の人間で持とうとしても無理じゃがの。二人がいないときはクレーンで運んどったわい。」
妖精さん「oh…。あ、でも暁は普通に背負ってた?よな。」
暁「いやいや、あんなん無理よ。立ってるだけでやっとよ。」
泉「だから、あれは『試作型』じゃ。」
暁「そういえば、今の艦娘が持ってるやつはかなり軽そうだったわね。」
泉「まあ、あれが完成形とも言っていいじゃろうの。試作型は本当に酷かったのお。大和型よりも重いと思うわい。」
妖精さん「大和型よりも…。」
暁「その大和型の砲がどれだけ重いのかわからないけど、私のはそれほどだったのね…。」
3人でシミジミとしているとエレベーターが、急に上へと上がっていく。
泉「ぬ?誰かがエレベーターを呼んだようじゃの。」
暁「杉田さんじゃない?」
暁の読み通りしばらくして杉田がエレベーターから降りてきた。
杉田「あ、おーい暁。君にお客さんだよ。」
暁「え、私に?」
自分にお客さんとは珍しい。杉田と入れ違いのようにしてエレベーターに乗り上へと上がる。
お客は杉田が応接室にとうしたらしい。コンコンとドアを開けるとそこにはあのスーツ姿の3人が座っていた。
「…貴方が暁さんですね?。」
暁「え、ええ。そうよ。」
とうとう来たか。何をされるのかはわからないけどもしものときは…。
「私達こういうものでしてね。」
スーツの一人が名刺を差し出してきた。恐る恐る名刺を受け取る。一番最初に入ってきたのは…
『大本営』
…今なんか変なものが見えた気がする。いや、幻覚だろう。最近疲れているんだ。ちょっと前にも買い出しを終えたばかりだし…。うん、もう一度見よう。きっと別の言葉g…
『大本営』
いやいやいやいや待て考えるんだ。大本営と書いているだけではないか。それだけで最悪のことを考えるのは良くない。きっと何か別の件d…
「響司令長官の御命令で暁殿を保護するようにと言われ…。」
スーツの言っていることがだんだん分からなくなってくる。あ、これもう終わったわ。
…響にバレた…。
作中に泉が言っていた暁の艦砲の代わりですが、募集したいと思います。私が書いた「最強と言われた艦娘」の暁の新装備という活動報告に返信する形で書いていただければいいです。
締切は10月31日までとします。条件としては、魔法系とかはやめてください。いや、別に無理やり科学的っぽくできないこともないですけど、面倒いんでやめてください。もし締切までに何も来なかったら私が一人寂しく頑張って考えます。
実はツイッターというのをやってまして下のURLからどうぞ。
https://mobile.twitter.com/Nekomata_TTK
いやまあ、別に更新を知らせてるというわけでもありませんし、かと言って他に何か上げているということもありませんし、なんで別にわざわざフォローしなくていいですよ。そもそもツイッターのURLはここしか貼る気がないので、ハイ。