あと一人カラオケ楽しかったです
暁『ちょ!?ひ、響どこ触ってんの!?』
響『いいじゃんいいじゃん!減るもんじゃないんだから!』
暁『い、いやでも、ひゃん!?』
響『えへへ〜お姉ちゃん可愛い〜!』
妖精さん「おーおー、なんかお盛んですなあ。」
暁と響が試着室に入ってからずっと変な声がしている。その、声は妖精さん以外は特に気にしていないようだ。
妖精さん「あれ?皆意外と反応薄いな?」
泉「そりゃあ、あの二人のレズっぷりはいつものことじゃし。」
雷「今更というか、もはや久しぶりよ……。」
電「なのです……。」
時間にして約30分程、やっと二人が出てきた。響がやけに肌がツヤツヤしているのに対し、暁の顔が微妙に赤くなっていて少し息切れしているのには目を瞑っておこう。
暁は提督用の制服を着ていた。……ふむ、これはこれでなかなか似合う。
妖精さん「おお、結構似合ってるじゃねえか!」
暁「え?あ、ああそう……。ありがとう……。」ハアハア
響「えへへー。似合ってるでしょ?お姉ちゃんは何着ても似合うからねー。」ツヤツヤ
電「えーと、姉さん。疲れているところ申し訳ないのですが、今から提督の心得的なものを教えるのでついてきてください。」
暁「えー……。」
雷「大丈夫よ。今日はすぐ終わるし。」
雷に支えられながら暁はよたよたと部屋を後にし、電についていった。
響「と、言うわけで泉さんも状況は理解した?」
泉「まあ、そうじゃのう。ところで、我特に何もしなくてええのかえ?」
響「泉さんは何もしなくてもその場で判断できるし、今までも似たようなことしてきたでしょ?それに、お姉ちゃんはちょっと……ね?」
泉「ああ、そういえばそうじゃったのう……。」
二人ともどこか上の空で話しているが一人なんのことか分かっていない妖精さんが尋ねる。
妖精さん「なんだ?暁がどうかしたのか?」
泉「いやの?妖精よ。暁はーこう言ってはなんじゃがはっきり言って協調性がないのと提督になるにあたっての言動がの?」
響「お姉ちゃん、リーダーとかになると熱くなっちゃって皆を置いてけぼりにすることがあってね。あとは、新人提督という設定上イメージ的にね……?」
妖精さん「ああ、なるほど……。」
泉「昔はそうでもなかったんじゃがの〜。」
泉が何か懐かしそうに言った。
響「え?なにお姉ちゃんがリーダーしてたことあったの?」
その言葉に咄嗟に食いかかる響。
泉「ん?あ、ああ何昔のことじゃ。そうじゃのう〜まあ、いつか暁と話すことにするかの。……暁がちゃんと話してくれるといいんじゃが……。」
響「ふーん?……取り敢えず泉さんにも来てもらったのは、こういうことだから家まで送ってあげるね。」
泉「ほう?我が来たのは知らせるためだけか?……そういえば気になっておったのじゃが我がその鎮守府に行っても大丈夫なのか?」
響「あ、そこは事前に連絡行ってるから安心して!」
泉「そ、そうか。それでは帰らせてもらうとするかの。帰って早く製造しなければ……。」
妖精さん「なんだ?なんか作るのか?」
泉「あれじゃ、暁の新しい兵装じゃ。」
妖精さん「ああ、なんか作るとか言ってたな。」
響「あーえと、もう迎えを寄こしてもいい?」
泉「おお、スマンスマン。よろしく頼む。」
響が受話器を手に取り何か話す。しばらくすると、職員らしき男が部屋に入ってきた。
「それでは私がお送りいたします。」
響「うん。よろしく頼む。」
泉はその職員について言った。部屋には、響一人となる。
響「さーて、一番の不安要素はなくなったけど……あとは二人をどうやって呉まで送るか……。」
響にはもう一つ不安なところがあった。それがどうやって呉まで送るかである。普通、提督は公共交通機関を使うが泉がいる以上それは使えない。となると、一気に術がなくなってしまう。大本営にある爆撃機等で送ってもらうにもあれは妖精さんサイズだ。まず入れないだろう。
響「あ、そういえば……いやでも……。」
響は暁が飛べることを思い出したが、同時に暁が言っていたことも思い出しすぐさまその案を破棄した。
暁『え?ま、まあ飛べるけどあくまでも移動用にであって、輸送用ではないから人を運ぶのは無理よ?』
響「うーん、どうしたものか……。」
響はしばらく考えていたが結局何も思いつかず時間にして約1時間が経った。
急にドアが開き3人入ってきた。
暁「ゼーハー…ゼーハー。」
暁が何故かやけに疲れているように見える。確か今日のはただの講義だから特に疲れるようなことではないはずだが……。
すると暁に続いて、ボロボロの雷と電が入ってきた。
響「……何したの?」
電「いや、ただちょっと演習しただけです。」
響「なんで!?」
雷「いや、暁姉さんに会うのは久しぶりだったからちょっと試したかったのと今なら疲れているから勝てるかなと……。」
響「……で、結果は?」
電「見ての通り惨敗しました。」
雷「疲労してるときなら勝てると思ったのに……。」
暁「ハア……ハア……い、いくらわた、私が疲れているからって…ゲホッ、か、勝てると、お、おも、思わないことねゼーハーゼーハー!」
響「お姉ちゃん…大丈夫?」
暁「な、なんとか……。」
どう見てもめっちゃバテてる。多分大丈夫とかじゃない、50mを本気で走ったあとの作者並である。かんたんに言うとそこそこ死にかけているぐらいである。
響「と、とりあえず今日はもうおしまいだから…家まで送ってあげるね?」
暁「あ、ありがとう……。」
響は泉のときと同じように職員を呼び暁を送らせた。
響「はあ、全く……二人は懲りないねえ。」
雷「そりゃそうよ。だってまだ暁姉さんに勝ったことないもん……。」
電「姉さんには不意討ちも効きませんしね。私達の反応速度よりも早いですしむしろこちら側が不意討ちされますよ。」
響「あっそ。……そんなことよりまだお姉ちゃんと泉さんの輸送方法が決まってないの。一緒に考えてくれない?てか考えろ。」
雷「……人使いが荒い……。」
響「あんたたちの酒代誰が払ってると思ってるの?」
雷電「「すいませんでした。」」
私の体力の無さを舐めてはいけない
腹筋と腕立て伏せができません。たしゅけて(´・ω・`)