まあ、今回全く新年に関係ありませんが……
再度響と出会う日の4日前。
泉「暁を改造するぞ。」
暁「あ、そう。」
泉「あ、そうって……もうちょっと喜んでくれても良いのではないかのぉ〜?」
暁「改装ぐらいでもう喜ばないわよ。」
妖精さん「そうか?俺は機種が変わるときとかちょっとした改造なんかはすっげーワクワクしたぞ?」
暁「そのワクワクがなくなるほど改装を受けた身なのよ。」
泉「さあさあ、さっさとシステムを切るのじゃ。」
暁「はいはい。」
『メインシステムを切断。これよりスリープモードに移行します。』
暁はその場で項垂れるような格好で動かなくなった。
泉「おーい!有田!栗田!暁を運んでくれ!」
有田「了解です!」
栗田「了解っす!」
二人は暁を持ち上げ何やらやたら大きい機械の中にセットしていく。
妖精さん「でっけーな……。艦娘を改装するやつより「大きいじゃろ?」」
泉「暁はー、アレじゃ。言わば旧式の艦娘。艦娘の先祖と言ってもええのお。」
妖精さん「艦娘の先祖?」
泉「暁がお主にどう説明したか知らんが、あやつは艦娘ではないぞ。」
妖精さん「艦娘じゃないんなら暁は何だよ。」
泉「うーん。それはまだ言えんのお。勝手に言うと怒られてしまうからの。」
妖精さん「そうかい……。で、どうやって改装するんだ?」
泉「見ておれ見ておれ。」
泉が機械のそばにあるコントロールパネルのようなものに手をかける。すると機械の方からでかい駆動音が聞こえてきた。
泉「まずは兵装を全部引っこ抜くかの。」
泉が何やら操作すると横のトレイにチップが置かれていく。
妖精さん「チップ?それが兵装か?」
泉「そうじゃ。暁の兵装はすべてチップで管理している。あの、馬鹿でかい艦砲は別のものだけじゃがの。」
続いて、泉はポケットからいくつかチップを取り出す。
泉「これが、新しい兵装じゃ。主にミサイル系じゃの。」
妖精さん「へー、噴進砲か。俺はあんまり詳しくはないが一部の艦娘にはついてるって聞いたことあるな。」
泉「ふふふ。暁につけるミサイルはそんなもんじゃないぞ。当時は開発が遅れて結局間に合わなかった代物じゃ。言わば新兵器といったところかの。あとで、確認用に演習場で試し撃ちするでの。そのときに実際に見てみると良い。」
妖精さん「ほー、それは楽しみだ。」
泉「次は対空砲じゃ。これは凄いぞ。毎分3,500〜4,500、毎秒50〜75発じゃ。」
妖精さん「うおぉぉぉすっげー!25mm機銃の3倍じゃねえか!」
泉「因みに前は大量の機銃を出すやつだったんじゃが、何分新兵装のやつは数に物を言わすのが少し難しいのでの、こやつにはまだ頑張ってもらうかの。次は艦砲じゃが正直言ってあんまり使うことはないかの。あやつはさっさと潰してしまうからのお。」
妖精さん「……そうだろうなあ。」
泉「さあ!次はとうとう切り札とも言える奴じゃ!その名もベクターキャノン!」
妖精さん「ベ、ベクターキャノン?」
泉「これも演習で試し撃ちするでの。そこで確認するといいわい。」
妖精さん「ん?この、マザーシステムってなんだ。1〜3がロックになってるが。」
妖精さんが指したところは確かに液晶にMOTHERSYSTEMという項目とその1〜3にLOCKという文字がある。
泉「……今は教えられん。」
妖精さん「またか。」
泉「暁も昔色々あったんじゃ。」
泉はその後も色々な物を交換しているように見えたが妖精さんには全く分からず、気づけば机の上で寝ていた。
妖精さん「んお……。」
暁「……。あっ、妖精さん起きたのね。」
泉「おや、起きたのかい。我の頭の上の寝心地は良かったかえ?」
妖精さん「あ、寝てたのかすまんすまん。暁の改装は終わったのか。」
暁「ついさっき終わったところよ。これから試し撃ちするところ。」
妖精さん「そうか。」
妖精さんはいつもの場所、暁の頭の上にライドした。
泉「演習場はこっちじゃ。」
暁「演習場なんていつ作ったのよ。あとあれ何。」
暁の言ってる場所にはドッグがありそこには舟、潜水艦があった。
泉「あれか、あれで呉まで行くんじゃ。」
暁「……は?」
泉「さあ、演習場まで行くぞ、いやー楽しみじゃのお。」
暁「ちょ、ちょっと!あれで呉まで行くってどういうことよー!泉ー!」
今年も何卒よろしくお願いしましゅ。
何ヶ月か前に応募したものを今回やっと反映できました。おまたせしてすいませんでした