6話「妖精さんの鎮守府事情」
暁「どうしたのこんな夜中に?助けてほしいって鎮守府に帰れたんじゃないの? 」
妖精さん「本来ならな。撃墜されても3ヶ月以内に戻って来た場合は鎮守府に戻れるはずなんだが、あのクソ提督が、俺が撃墜されてからすぐに変えやがった。」
暁「なんで3ヶ月なの?」
妖精さん「俺達妖精は艦娘のもとを離れて3ヶ月経つと消滅する。」
暁「え?それじゃあ私のそばにいても消滅しちゃうんじゃ?」
妖精さん「離れるったってよほど遠くじゃない限り大丈夫だ。それに暁はれっきとした艦娘だろ?」
暁「初代だけどね。それで?助けてほしいってのは?」
妖精さん「俺んとこの鎮守府はな、いわゆるブラック鎮守府と言われるところなんだ。出撃数は大本営からの制限を破っているし。補給も入渠もあまりない。あったとしても空母や戦艦みたいな主力艦だけだ。駆逐艦なんかは捨て艦として使われている。」
暁「えーと、悪いんだけど、ニュウキョとホキュウって何かしら?あと捨て艦も。」
妖精さん「え?知らないのか?捨て艦はともかく、入渠と補給を知らないとは…。補給ってのは出撃したあとで燃料や弾薬を艦に積むこと。入渠ってのは傷ついた体を治すことだ。…捨て艦っていうのは駆逐艦をおとりにして深海棲艦を倒すことだよ。つまり捨て駒だ。俺は、あいつらを鎮守府から救ってやりたい。」
暁「なるほど…妖精さんの頼みっていうんなら断るわけにはいかないわね。いいわよ、妖精さんの頼みごと頼まれてあげるわ!」
妖精さん「本当か!?ありがとう!」
暁「でも、どうやって救うの?それにどうやって潜入するかもわからないわよ?」
妖精さん「俺に考えがある。5日後に月に一度の鎮守府見学会があるんだ。」
暁「なるほど、それなら鎮守府に入れるわね。」
妖精さん「ああ、鎮守府見学会には何回も参加しているから案内とかは任せとけ!」
暁「ええ、任せたわよ。」
杉田「あのー、話盛り上がってるところ悪いけどここ店入ってすぐのところなんだよね?だからさ?できれば、店の奥で話してもらいたいんだけど。」
「「あ、はい。ごめんなさい」」
暁「あと5日…その鎮守府見学会は申込みかなんか必要なのかしら?」
妖精さん「いや。とくに必要はないぜ。当日に行って料金を払えば行けるぜ。」
暁「そういうところでも、しっかり金を取るのね。」
妖精さん「まあ今回はそれでなんとかなりそうで良かったってことで。」
暁「そうね。明日から、妖精さんとこの鎮守府について調べてみましょうか。」
杉田「暁ー!風呂入ったよー!入っておいでー!」
暁「はーい!」
妖精さん「ん、風呂か。入ってこいよ。」
暁「あら?どうせなら妖精さんも一緒に入る?」ニヤリ
妖精さん「!?ななな、何を言ってるんだ!?」
暁「いいじゃないの。別に減るものは何もないわよ。」
妖精さん「俺の理性が減る!SAN値も減る!てか前にもこんな会話あったよな!?」
暁「さあ行きましょうか。妖精さん♪」ニコツ
妖精さん「いやーーーーーーー!」
結局一緒に風呂に入った妖精さんだった。彼いわく、桃源郷はここにあったのか…だそうだ。
妖精さんは、俺!
妖精さんは、俺!
妖精さんは、俺!
はい、脳内妄想余裕でしたー!(´^ω^`)