転移したら進化した件 作:循環
早速、拷問部屋についたはいいが拷問の仕方なんて知らないと思いシオンさんに任せてみたがえげつない。
なんだか法則を操作して死なないようにしているらしい。
手足を切られたと言うのに血が流れず、もう切ることが出来ないのではないかと思うほどになってもシオンさんの料理者によって法則が変化しているので肉体的に死ねない。
今までは訓練だったり、魔物を狩ったりなどで人を相手にする事はなかった。
ラーゼンという魔法使いが自分を殺した黒髪の片割れの姿で悲痛な叫びを上げているのを見ていると、心の中で自業自得だと思う反面、そこまでやる必要があるのか、なんて考えたりしている。
相手に同情してしまうのは、最初から怯えていたからか、それとも意志のある相手だからか…
「どうした?リュウ、お前も何かしないのか?リムル様よりせっかくの命令だぞ」
そうだ、これは命令でもあるのだからやるしかない、とりあえずそう考える事にしてまずは仕事をする事にしよう。
これ以上考えていても仕方がないので切り替えていく事にした。
「そうですね。シオンさんのを見ておおよそ分かりました、自分もやってみます」
帰還者の能力での増加は前よりももっと増やす事が出来るようになっていた。しかも、増加者までの増幅はかなり安定して使える様になっている。これで、下手に上げすぎて周りに被害を出さなくて済む。
後、帰還者での回復は状態異常などを無効化して回復出来るようで、シオンさんが法則を弄りまくったせいで完全回復薬でも治せなかったのをある程度治す事が出来た。
途中でリムルさんより聞いて訪れた自分やシオンさん以外の被害者達が来たりしながら拷問を行った。
ひとまず知れた情報は、最初に来た襲撃者達の名前で、黒髪が田口 省吾で、剣を持っていたのが橘 恭弥、そして最後にあのギャルが水谷 希星と言う名前で、ラーゼンによって召喚され隷属された者だったと言うこと。
ラーゼンの姿が田口 省吾の姿なのは、幻覚魔法:精神破壊を使って精神体及び星幽体を砕き、憑依転生という秘術を使って肉体を乗り移ったそうだ。
聞くとその技を使って強靭な肉体を乗り換えて長き時を生きて来たようで、それだけ、精神を殺して乗り移って来たと言うことだ。
そして、あの襲撃者達には魔物の討伐を命じられていたそうだ。嫌々引き受けていたのかと聞くと、橘は分からないが田口の方は命令されるのが嫌そうだったが乗り気で合ったみたいだ。そういえば、スキルの練習とか妬みを言ったりして結構好戦的な奴らだったな。
前の世界でも、性悪説などがあるようにこの世界でも私欲の為に何のためらいもなくやってのける者がいる事を理解しなければならないか。
つい、エレン達の様に優しい人達にばかり会っていたからかこの世界の人々は優しい人達だけなのかと思っていたが、どの世界も変わりはしないのか…
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やはり薄暗い部屋の中、目の前で無残な姿になっていくのを見続けるのは思った以上に辛く少し外に出るとシオンさん達に報告すると、
「おう、おおよそは聞き出せたからな。ここは気が滅入るからな、無理せず休んで来いよ。なんなら今日は帰ったらどうだ?」
「うむ。第1秘書官である、この私に任せて今日は休んで来るといい」
とヨウムが心配してくれて、シオンさんがやってくれるという事にしてくれた。
という事で、気晴らしに散歩でもしているとゴブタ達の悲鳴が聞こえた。
ハクロウさんが気合いを入れて張り切っているんだろうなぁと考えているとまた違う悲鳴が上がっているのを聞こえる。
他人が頑張っている横で休むと言うのはなんだか気まずいな。特にこの街は真面目な人が多いし、不真面目なゴブタは今訓練中だし。
進化して身体も龍人とはまた変化してしまったし、この体でも動かしてどこまでやれるか試してみるか。
帰還者で最初に考えていたのは、帰還回路から来ています。能力の方は、少しぼかしながら書いています。
グロいのって実物を見るのと、映像などで見るのでは違うのではないかと思うんですよね。