転移したら進化した件   作:循環

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ある程度書いていたら、結構長くなったのでキリの良さそうな所で切って見ました。


第7話 紹介

テンペスト連邦国で暮らし始めて一週間くらいした。基本午前中に勉強し、午後から特訓を受けたりしている。

勉強の方は日常会話は出来る程度までになり、この世界の人とも話し合うことができるようになって来た。

話しをして驚くことに、この街の住民はみんなリムルさんに名付けをされたネームドモンスターらしい。というか気軽にしてはいけないというものを国王がやっているってどういうことなの。それで低位活動状態に慣れてそうだったのか。

基本的に名付けなんて滅多にしてもらえるものではないからか、魔物や魔人の世界は弱肉強食という殺伐とした世界だからか、この街の住民はみんなリムルさんをリムル様リムル様と呼んで尊敬されている。

まあ、結果的には尊敬されて国を作れるまで行ったから正解なのかもしれないな、というか、この街にいる人だけでも結構いるのに軽く一万は名付けをしているかもしれないな、どんだけ魔素持っているんだよ、即時回復できる様なのなかったみたいなのに。

 

そして、鍛錬の方は自分が今持っているスキルなどを確認した。

龍鱗化、天眼、熱源感知、多重結界、魔法耐性、物理耐性などがあることが分かった。

まあ、持っていても使えなければ意味がないなどと言われたので、基本的にそれらを使いこなす練習をした。

 

それと、この町の住民以外の人とも出会った。ブルムンド王国で自由組合支部長のフューズさんと冒険者のエレンさん、ギドさん、カバルさんとファルムス王国から来たヨウムさん。

自由組合とはゲームなどである、ギルドみたいなもので採取や調査、討伐などを主に行なっているようだ。

そしてヨウムさんは、リムルさんの計画のため英雄をやっているそうで、ハクロウさんに師事を受けている。

 

後、ミリム・ナーヴァという魔王にも出会った。

 

「初めまして。ワタシは、魔王ミリム・ナーヴァだぞ。お前はこの町で龍の因子が一番強そうだし、親友のリムルが親切にしてやれと言ってたからワタシが稽古してやるのだ。」

 

始めは子供が何か言っているのかなと思い。

 

「はあ、ありがとうございます?」

 

なんて軽く返事をしてしまったのがマズかった。なんでも十大魔王の一人で天災級と言う一つ飛び抜けた人らしい。午前中はリムルさんとベニマルさん達が特訓を受けてるそうだが勝てたことがないらしい。

それからハクロウさんとの修行している時に現れて、稽古をしてくる様になったんだけど、滅茶苦茶強く、しかもそれでも手加減をしてくれているそうだし。両手に付けているグローブはドラゴンナックルといい威力制限の効果があるそうだ。

弱体化して、手加減までしてもそんなに強いのかよ魔王とか、天災級には手を出さないようにしようと心に誓った。

 

龍人の動きについては、同じ龍人である。ガビルさんやソーカさんから習った。

 

「リムル様から、聞いておるぞ、リュウとやら。我らと同じ龍人となったそうだな。どんなことでも頼るといい。我輩は先輩だからな。」

 

「リムル様より、伺いました。リュウさんですね。兄はこう言っていますが、抜けている所もありますので、どうかよろしくお願いします。」

 

なんとガビルさんは自分と同じ見た目に対し、ソーカさんは人間と全く変わらない容姿をしていた。あれで兄妹と言うのだから、魔物というか進化というのはよくわからないなと思った。

身体の動かし方には、ガビルさんに教えてもらい、龍鱗化のスキルについてはソーカさんに教えて貰い。翼を使って飛んだりすることができた、龍鱗化の方もおおよそ上手くでき、少し鱗や角が残ったりしたが人間のような姿になることもできた。

 

後、ソウエイさんと言う隠密の役を担っている人にも出会った。最初見たときは近くで物音がすると思い見てみると、其処にはボロボロになった人とソーカさん達がいて、リムルさんに逆らおうとしていたらしい。ちょっと恐い人なんだなと思った。




なんだか書いていて思うのが、幹部と同じ扱いにしてもいいのではなんて思ってしまう。基礎ステータスだけでもこの国では上位にいそうだし。でも、いきなり幹部になるのは不用心だし。
本の裏表紙とかって、つい何か無いかって見るんですけど、漫画のは描いてあって面白いですね。


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