(祝・一周年)転生したらエボルトに乗っ取られて勝手に色々されてた件   作:スカーレット@エボルト憑依中

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惣一:特訓を終え部屋に戻った僕は解析を始めるが、ふとした杏の言葉で大声をあげてしまう。
解析を続けながら、淡く光る懐中時計を見て静かに意味の無い後悔を募らせるのだった。
さてさてどうなる、第104話。


開発開始!……もう無理。

「……」

 

金属を熱で繋げる音やパーツを組み合わせる時の小気味よい音が部屋内に響く。

 

現在は午前一時。

僕はビルドドライバーやスクラッシュドライバーの解析を終えPCと共に送られてきた各ボトルのデータ、少し外へ出て回収した概念や物質の成分を元にした物を作成していた。

 

「……ふぅ。」

 

ようやく二つ。

僕の目の前にあるのは青、白、金色のナックル型武器、コウモリ型のアニマルガジェット。

 

『〜♪』

 

「あっ。」

 

コウモリ型のガジェットは急に動き出し、換気の為に少しだけ開けておいた窓からどこかへと飛び去ってしまった。

クローズドラゴンというガジェットも意思を持っているが、動物型のガジェットを作るとどうも意思を持ってしまうらしい。

一体何処へと飛んでいったのか。

 

「……まぁ…良いか。」

 

考えている時間すら惜しい。

僕には時間が無いのだから。

 

 

 

「……もうこんな時間か。」

 

休む間もなく作業を続け時計を見ると既に午前七時。

気付くと机の上には大量のアイテム。

流石に邪魔になるだろうし整理をしておこう。

 

「……あっ…」

 

空中投影ディスプレイの中に入れつつ、昨日杏にフォローを入れていなかった事に気付く。

音が部屋内に響いていた事もあり、杏の機嫌はかなり悪いだろう。

 

「……」

 

無言で動きを止め、杏のベッドへとゆっくりと歩く。

案の定杏は起きていて、枕を抱き締めて座っていた。

 

「…杏。」

 

「……」

 

優しく呼び掛けてみるが、やはり言葉での反応は無い。

唯一の反応と言えば、肩がビクッとしただけ。

 

「…ごめん、いきなり大声あげて。

…しかもこんな時間までうるさくして…寝れなかったよね。

僕、これから別の場所で作業するから…本当にごめん。」

 

「……うん。」

 

小さい声を耳に入れつつ、荷物を纏めて部屋のドアを開ける。

戻ってくるまでに元気になっていればいいけど。

 

ふと、纏めた荷物の中にこの前渡された診断結果の紙が入っていたのを見つける。

 

「…あ…」

 

結果の内容を見て、思わず声を漏らしてしまう。

 

「…やっぱり、全部あるのは安心する。」

 

全ての健康状態は最高と診断されている。

その一枚の一番上には、内臓一覧と記されていた。

 

 

 

「……」

 

整備室はこの時間から入れるのか疑問に思っていたけど、まさか入れないとは。

 

仕方ない、先に食堂に行くとしよう。

日曜日はこの時間から開いているらしいし。

 

 

 

「……どれにしようか…」

 

開いていたは良いものの、食べる物に迷い始めて既に30分経っている。

 

好きな物を食べるとなると難しい。

前までは一定の物しか与えられなかったから。

 

せっかくだし、豪勢な物を食べたい。

ふと目に入ったのは『最上級のパワフルステーキ丼』というもの。

値段は九千九百円と高めだが、上着ポケットに入っていた財布を確認するとちょうど入っていたので迷わず注文。

 

 

 

「……」

 

「…えっ、石動くんアレ頼んだの…?」

 

「頼んでる人初めて見た…量すごいね…」

 

驚いた。

 

「…ざっと99cmかな…」

 

まさかここまでボリュームがあるとは。

しかし、頼んだ以上食べ切るしかないだろう。

覚悟を決め、箸を割った。

 

「……いただきます。」

 

箸で掴み、口に含む。

 

「……」

 

美味しい、けど。

 

「…お腹いっぱい…気持ち悪い…」

 

「「一口で!?」」




エボルトラスターの発送日通知来ない……()

そして嬉しい事が。
麦ちゃさんの作品『INFINITE・CROSS-Z』が帰ってきました!
ムギ という名前になって『Re INFINITE・CROSS-Z』として復活しているので、是非!


……Vシネクローズ早く見たい……。

これからの更新について

  • 特訓回を本編に入れる
  • 特訓回を番外編にして修学旅行編を更新
  • なんでもいいから更新しろ♡
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