(祝・一周年)転生したらエボルトに乗っ取られて勝手に色々されてた件 作:スカーレット@エボルト憑依中
一週間後にある修学旅行を唐突に告げられるのであった。
さてさてどうなる、第106話。
「……えっと、修学旅行?」
上手く状況が掴めない。
まさかここまでいきなり伝えられるとは思っていなかった。
「…織斑先生、伝えてなかったんだね〜…でも、着替えとか必要だったら今からでも一緒に〜…」
困ったように笑いお誘いをしてくる本音ちゃんに手を向けて止める。
「……すみません、一ついいですか?」
修学旅行に行くのはいい、でも、たった一つ、問題が。
「ん〜?どうしたの〜?お金無いとか〜?」
「いや、確かにそれもあるんですけど…」
そう。
「…修学旅行等の校外に出る行事は一度も行ったことないのでもっと具体的に教えてくれませんか…?」
根本的な問題だった。
「……って感じなんだけど〜…」
数十分に渡りのほほんとした口調での説明により、ようやく修学旅行について理解出来た。
つまりは校外で学習という建前を作っている行事で本当の内容はただ校外で様々な事をして楽しむだけという事だ。
「なるほど…大体分かりました。ありがとうございます。」
午前10時を示している腕時計を見つつ、本音ちゃんの顔を見て微笑む。
「……あ、もう10時…すみません、もう行きますね。
パイナップルジュース、ありがとうございました。」
「…あ…うん、無理…しないようにね。」
すれ違いざまに見えた、寂しげな表情から逃げるように。
僕は階段へと続くドアを開けた。
「…はあ、今日は散々だなぁ…
誰も中にいないといいけど。」
整備室のドアを開け、中に入る。
明かりはついていて、目の前で鎮座するようにロボットのようなもの、ISというものが青髪の少女によって整備されていた。
「……あ、龍兎。どうしたの?」
目の前の少女、簪ちゃんが僕に気付くと作業を止める。
「いえ…ちょっと、俗に言う強化アイテムを開発する為に。」
僕が試験管型のアイテムを見せながらそう言うと、コウモリ型のアニマルガジェットがどこからか姿を現す。
『〜♪』
コウモリ型のアニマルガジェットはどこか楽しげな鳴き声を鳴らして簪ちゃんの頭の上に着地する。
「ん、え……?
……ふふっ、ちょっと可愛いかも…」
唐突な出来事に困惑していたが、気に入ってくれたようだ。
……僕に対してどこか反抗気味なのは置いておこう。
「…まぁ、こういうのを作ろうかな、と。折角の休日ですしね。」
「へぇ…ねぇ、私も、作ってみていいかな?」
コウモリ型のガジェットを撫でつつ、簪ちゃんは僕に微笑む。
「っ…」
『ねぇ、何作ってるの?』
『…動物の、ロボットです。』
『へぇ…凄いね、こんなの作れるんだ…あれ、これ、昨日仮面らい…あっ。』
『……なんですか?』
『う、ううん!なんでもない!知ってる人が持ってるのと似てたから!』
『……そうですか。』
『……ね、石動くん。』
『…なんですか。』
『えいっ』
『っ、いたたたた!!何するんですか!』
『…あははっ、やっと難しい顔やめた。』
『…え?』
『ずっと難しい顔してたよ?
ほら、笑って笑って!』
『…余計なお世話です。』
『…むー…』
『……』
『むー!!』
『…はぁ、分かりました…分かりましたから隣でずっと見つめてくるのはやめてください。』
『……!じゃあ笑って!』
『……こう、ですか?』
『んー、違うなぁ…なんかぎこちない、っていうのかな…?』
『…じゃあ、僕にはできないので諦めて…』
『やだ!…それじゃあ、こうしよっか!私が絶対に石動くんを笑わせる!もし笑ったら___「龍兎?」』
「えっ?あ、ああ、すみません。
良いですよ。」
「本当?良かった…あ、まず龍兎の作ってる所見せてほしいな。どう作ればいいか、とか分からないから…」
簪ちゃんはISを収納しつつ、僕に話しかける。
色々な道具を取り出している辺りやる気が凄い。
「良いですよ。意外と簡単なので、すぐに覚えられるかと。」
「え、そうなの?ちょっと意外……」
拍子抜けといった表情で道具を机に置く。
実はどれも簡単に終わらせられる。
「元のスーツやアーマーなどの構成などはボトルの成分やドライバーの装置が済ませますし、クローズドラゴンを使った形態の一部を作るくらいですからね。
武器とかでもすぐに作れますよ。」
ライダーシステムは意外と単純で、ほぼ全ての機能はドライバーやボトルがなんとかする。
「へぇ…次はどんなアイテムを作ろうとしてるの?」
「えーと、次は…」
空中投影ディスプレイを表示させ、設計図を見せる。
開発開始だ。
「…ここは、こうかな…いや、この成分を通す部分は…」
「こうしたら、もっと出力を上げられないかな?」
「…なるほど、そういう方法もあるんですね…ありがとうございます。」
「ううん。それよりも、ここにエネルギーをチャージする部分を作ろうとしてるんだけど、上手くいかなくて…」
「ちょっと見せてください。……なるほど…例えば、この回路をこっちの方に接続して、このアイテムのコンセプトの特徴を最大限に活かしてみるのはどうですか?」
「あ、そっか、そういうのもあるんだ。ありがとう。」
「いえ。じゃあ、もうひと頑張りしましょうか。」
「うん。」
「……ん、もう20時…簪ちゃん、そろそろ終わりに…」
「…すぅ…」
「…しょうがない、もう少しだけですよ。」
千冬さんにどやされるな、と思いながら空中投影ディスプレイに開発したナックル型やアニマルガジェット型、ボトルと違う形をした成分が入ったアイテム等を入れていく。
「……」
あらかた片付いた所で、空中投影ディスプレイの項目の1つを選択する。
パスワードを打ち込み、セキュリティが解除された情報を確認する。
「…あと、もう少し。
…残りのデータは、どこに…?」
一つだけデータが抜けている欄が表示されているそのディスプレイには
『GOD・MAXICIMAM・recovery・system』
と大きく書かれていた。
すみませんでした。本当に申し訳ありませんでした。(第一声)
活動報告で報告していた投稿予定を完全に過ぎて一話も投稿できてない投稿者の屑です。
楽しみにしてくれていた方には頭が上がりません、本当に申し訳ございませんでした。
こんなアホ投稿者を戒めてください……。
話は変わりますが、新年あけましておめでとうございます。
こんな駄文が具現化したような内容のアホ投稿者の作品を、2019年も応援していただければ幸いです。
今年もよろしくお願いします。
これからの更新について
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特訓回を本編に入れる
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特訓回を番外編にして修学旅行編を更新
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なんでもいいから更新しろ♡