(祝・一周年)転生したらエボルトに乗っ取られて勝手に色々されてた件 作:スカーレット@エボルト憑依中
「…それじゃあ束さんは行くね!…絶対臨海学校中にしてもらうからねー!!!」
すったったーと走り去る束
相変わらず足が早いこと……
「い、一夏さん、龍兎さん?今の方は一体…」
「束さん、箒の姉さんだ」
「え……?ええええっ!?い、今の方が、あの篠ノ之博士ですか!?現在、行方不明で各国が探し続けていて、最近婚約者ができたと全国のテレビをジャックして龍兎さんの顔を出したあの!?」
待って、そんな事してたの?
[してたぞ〜、しっかりと見た]
なんで教えてくれなかったんだ……
[その方が面白くなると思って]
最近IS学園内でも外でもジロジロ見られると思ったらそういう……
「そう、その篠ノ之束さん」
「…はぁ…ま、今の所は大して関係ないだろ
…それで、早く海に行かないと時間なくなるぞ?」
「「……あ゛っ」」
急いで走り出したセシリアと一夏に続いて俺も走り女子の更衣室を通ると声が聞こえてきた
「わ、ミカってば胸おっきー、また育ったんじゃないの〜?」
「きゃあっ!も、揉まないでよぉっ!」
「いい体してるじゃない…でも、私の方が…おっぱいおっきいわ…私の方が!おっぱいおっきいわ!!!」
「ああもううるさい!黙っててくれよ頼むから!」
…あっちも大変なんだな…
俺と一夏は足早にそこを立ち去り、着替えを手早く終わらせた
一夏と共に準備運動を終わらせ、いざ海へ!
「あ、織斑君と石動君だ!」
「え、うそっ!わ、私の水着変じゃないよね!?大丈夫だよね!?」
「わ…体かっこいい…鍛えてるねー…」
「いい体してるじゃな「黙れって言ってんだろ頼むよ!!」
「織斑君、石動君、後でビーチバレーしようよ〜」
「おー、時間があればいいぜ」
「おっけー」
更衣室から浜辺に出てすぐ、ちょうど隣の更衣室から出てきた女子数人と出会った
全員可愛い水着を身に付けている、流石だ
…と、心で思っていても…
…、…。……
ほら、聞こえてくる、本音や簪の心の声が…
…だ……い…
ほら、もうすぐに……
ファミチキください
…こいつ、直接脳内に…!?
[ファミチキください]
お前かよ今の声
さて、気を取り直して砂浜へ足を踏み出す…瞬間、七月の太陽が熱しに熱した砂に足の裏を焼かれるような感覚が俺と一夏を襲った
「「あっち!」」
一夏はこの感覚に慣れているようだが、俺はどうしても慣れない
体を焼かれる感覚とか最悪やん?俺インドア派だし?
[お前転生する前は基本的に屋内にいたもんな]
運動が苦手で仕方ないんだよ
まだ転生してからマシにはなったけど
[俺の特訓メニューのおかげかな?]
お前のはキツすぎ、IS学園より酷いぞ
[そりゃあキツく設定したからな]
ひでぇ……
「…あちち…よし、準備体操するぞ」
「…はいはい…」
一応は言っておくが俺は海に入るつもりは無い、その為に水色のパーカーを着ている
え、暑くないのかって?
日焼けするよりはマシだ
「いっち、に、さん、し…」
「いーちーかー!!!」
と準備運動中だった俺の横で同じように準備運動をしていた一夏によじ登る鈴
その姿はまるで猫のように身軽だった
「相変わらず真面目ね…ほらっ、終わったんなら一緒に泳ぎに行きましょ」
そう一夏の背中で言う鈴の水着はオレンジと白のストライプでへその出ているものだった
…あ、別に変な目で見てるとかじゃないからね?そこらへんちゃんと分かってね?
「こらこら、お前もちゃんと準備運動をしろって
溺れても知らないぞ」
「あたしが溺れたことなんかないわよ、前世は人魚ね
たぶん」
そう言いながらスルスルと一夏の肩まで登る姿はまるで猿のようだった
絶対前世人魚じゃねぇよ
「おー、高い高い」
周りを見渡して楽しそうに笑う鈴
「あっ、あっ、ああっ!?な、何をしていますの!?」
と語彙力を無くしたように声を上げ、そこにやって来たセシリア
手には簡単なビーチパラソルとシート、そしてサンオイルのボトルを持っている
……サンオイルの成分とか取れるかな?
[無理だろ]
ですよねー…
「何って、肩車」
「降りてください!一夏さんには私にサンオイルを塗ってもらうことになっているんですの!」
[え!?]
セシリアの言葉に周りの女子たちが沸き立った
「私サンオイル取ってくる!」
「私はシートを!」
「私はパラソルを!」
いやぁ、行動早いなぁみんな
「私はLです」
なんでや
「私はMです」
「私はSです」
知らんがな
わーぎゃーわーぎゃーワギャンランドという感じにサンオイルの件で騒いでいる一夏達を横目に俺は広めのシートを敷いた大きめのパラソルの中でゴロゴロしていた
そんな時に横に誰かが座った
「相変わらずの人気だね〜、おりむーは〜」
「ん、本音か……ってそれ、水着?」
「そうだよ~」
今の本音はいつも寝る時に着てるパジャマみたいな物を着ている
暑くないのかね、俺が言えた事じゃないけど
「…私も、いる…」
簪も遅れて横に座ってきた、簪はこの前に買った水着を着ている
「おお、簪…うんうん、似合ってるぞ」
「…ふふっ…そっか、嬉しい…」
「いーすんは泳がないの?」
「泳ぎたくないでござる、泳げないし」
子供の頃に父さんに無理矢理入らされたけどもはや俺が泳ぐというより父さんの発明で俺がサーフィンボードのようになっていた
しかも途中で故障して1時間程そのままだったから海にはトラウマしかない
中学の時点で先生と友達に無理矢理入れられた時は号泣した思い出が蘇る
楽しかったなぁ、ははは
[涙吹けよ]
なにそれ噴射でもしろって事?
「あれ?そうなの?」
「まあな、俺はカナヅチなんだ」
「……それじゃあ、ちょっとやってみたいことがあるんだけどいいかな?」
横に置いてあった飲み物を飲んでいると本音と簪が顔を赤くしながらこちらを見てくる
なんだと思い見てみると……
「ん?何を……ぶふぉっ!!??」
本音と簪は……なんというか…身に付けているものをずらしていた
本音はわざわざパジャマ的なものを脱いだ中にある物をだ
こ、これはもしや…Twi〇terとかで話題になっているOPPAIチャレンジ!?
いかん、これいかんで工藤
簪とかもう煙出てるよ、無理しないでいいからぁ…(良心)
「あー!泳ぎたくなってきたなぁ〜!!」
鼻血を出しながら海へと走り飛び込む俺はとてもシュールだったと後の女子は語った
その後溺れて物凄い勢いで泳いできた本音と簪に助けられたのは言うまでもない
その後体を休ませてからいつの間にか始まっていたビーチバレーに参加した
何度かチーム代えをし、お昼まで続いたビーチバレー
その後昼食を取り、午後からは回復して戻ってきた鈴やセシリアも入れてビーチバレーをしたり泳いだりして過ごし、あっと言う間に夕方となった……時間の流れは早いものだ
そしてその日、海で遊ぶ間俺も一夏も篠ノ之に出会うことはなかった
どこ行ったのかねぇ
インドア派かつ運動苦手な龍兎君
流石天才物理学者の息子なだけありますね()
次回は一夏とのお互いの周りにいる女の子についてお話するという内容の予定です
え?戦闘しろ?ビルド出せ?
……序盤は戦闘より日常回系が多いのが臨海学校編です(目逸らし)
これからの更新について
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特訓回を本編に入れる
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特訓回を番外編にして修学旅行編を更新
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なんでもいいから更新しろ♡