(祝・一周年)転生したらエボルトに乗っ取られて勝手に色々されてた件 作:スカーレット@エボルト憑依中
「…、………」
「…、…?…」
場面は変わり作戦開始時間の11時半
作戦内容が先程急遽変更になり俺は一夏と篠ノ之が失敗した時に出る事となり、遠くで話している一夏と篠ノ之の声をぼんやり聞きつつ待機状態から投影される空中ディスプレイに目を通していた
他のメンバーは織斑先生の近くで待機している
ちなみに待機状態は……
ビルドドライバーは指輪
スクラッシュドライバーはネックレス
トランスチームガンとネビュラスチームガンはベルトの横に付くタイプのホルダー的なもの
エボルドライバーは腕時計
という感じになっていた
「…ボトルやハザードトリガーは自動で出現してくれるようになってて、全部待機状態内に収納してある…え、パンドラボックスも入ってるのか…」
[やだ、すごく便利…]
「しかもボトル一覧見れるし検索もできるぞ」
[ヤベーイ]
「…ん、これ…」
ボトル一覧を見ていると、この前手に入れたヒュドラーボトル、新しく手に入ったワイバーンやランチャー、銃やオルカ、スタンガンなど色々あるなぁと見ていると…
次の欄に一つだけ見慣れないボトルがあった
「…なんだこれ?」
気になり取り出してみるとこれまでのボトルとは違い、色が半分半分に分かれている
右が紫で左が青だ
「…コブラと…ドラゴン?」
別々の成分が1本に…?
でもなんでこの組み合わせなんだ?
[本編だとエボルトと万丈が……って感じだったからそれじゃないか?]
だとしても訳分からんボトルだなぁ…
「では、はじめ!」
織斑先生の声が聞こえると篠ノ之は一夏を背に乗せたまま物凄い勢いで飛んでいった
「うっお早…
……頼む、成功してくれ」
祈るように呟く
どうも今回の作戦、嫌な予感しかしない
謎のオーラみたいな、そういうものを感じている
[少なくとも原作通りになるとは考えない方がいいな]
そうなるよなぁ…
…っ…!?
『ビルドドライバー!』
急にビルドドライバーを装着した俺に反応し、オープン・チャネルから声が聞こえてくる
『えっ?ど、どうしたの、龍兎?』
「すまん簪、IS使えるか?」
『う、うん、でもなんで…?』
「今までになく嫌な予感がした
このままだと…二人とも死ぬ」
『っ!?』
『ちょ、ちょっと待ちなさいよ!一夏と箒が死ぬってどういう事よ!』
「わからん、けど間違いなくヤバい状況なのは分かる
さあ、実験を始めようか」
左手にラビットフルボトル、右手にタンクフルボトルを持ち振ってキャップを合わせ、勢いを付けてラビットフルボトルからスロットに差し込む
『ラビット!タンク!ベストマッチ!』
ビルドドライバーのレバーを右手で回すとクローズやレジェンドライダーの時のようにボトルからパイプが伸び機械の台が出現し、ボトルから液体がパイプに流れ込みハーフボディが現れる
ハーフボディが現れるとゆっくりと左腕を上げ、ベルトから問いかけられる
『Are You Ready?』
左腕で拳を握り胸の少し前まで移動、右手を広げて右腕が前になるようにファイティングポーズをとる
「変身!」
両腕を斜め下に向けると機械が動く
ハーフボディに挟まれた後に煙を噴射し、変身を完了する
『鋼のムーンサルト!ラビットタンク!イェーイ!』
【あ、あー……よし、大丈夫だな
簪、行けるか?】
いつの間にか近くに来ていた簪達…全員だな
「…うん、大丈夫だけど…私はどうすればいいの?」
【簡単だ、一夏達を運んでほしい】
「えっ…?それじゃあ、龍兎は…?」
【逃げられるまでの足止めをする】
「そんな、それじゃあ龍兎が…!」
【だーいじょうぶだっての、心配ない
頃合いを見て俺も逃げるから】
「…本当に…?」
【本当に】
「…分かった…」
【…ありがとな】
わしゃわしゃと簪の頭を撫でる……あ、女の子の髪の毛はわしゃわしゃしない方がいいんだっけ…
「…うん…来て、打鉄弐式…」
簪がそう言うと打鉄弐式が装着され…ってあれ…
【え、完成したのか?】
「うん、とはいえまだ完璧じゃないけど…」
【そうなのか…っと、話してる時間はないな
織斑先生、出撃しても良いですか?】
「…もし当てが外れた時は、容赦しないぞ」
【う……はい…
……気を取り直して、石動龍兎、仮面ライダービルド!】
「…更識簪、打鉄弐式…」
「「行きます!」」
簪が飛翔し、俺はラビット側の足に装備されている〈ホップスプリンガー〉を活用し空中ジャンプをする
空中ジャンプできるように父さんと束に言っといてよかったぁ…
『…もう少しで着くよ、龍兎…』
結構な距離をジャンプした所でプライベート・チャネルから簪の声が聞こえる
目を凝らすと福音と篠ノ之、そして一夏の姿が見えた
……まずい、福音が一斉射撃モードに…!
「ぐああああっ!!」
篠ノ之を庇い全弾を受け、篠ノ之と共に落下している
【簪!】
『うん!』
なんとか危機一髪の所で簪が一夏と篠ノ之を受け止めた
…ふぅ…まずは第1関門突破かな
【…2人は?】
『気を失ってる…』
【死んでないか、よかった…じゃあ簪、頼んだぞ】
『…うん』
撤退していく簪を見届け、福音に視線を戻す
【…ごほん…勝利の法そ……!?】
決めゼリフを言おうとした所で下の方からビームらしきものが副音を攻撃し、副音がピタリと止まり動かなくなった
慌てて下を見ると…
【…女の子…?】
見た事のない女の子がいた
危ないだろ、すぐに逃げるように言わないと…!
[待て、ビームがあの位置から発射されたんだ、何か嫌な予感が…]
エボルトが言い切る前にその女の子のところへ行き、女の子に喋りかける
【今すぐ逃げろ!危ないぞ!】
「……」
女の子は何も言わずにじっとこちらを見ている
【親はどこだ?近くにいるか?】
「…あなた、名前は…?」
【は…?…石動龍兎、だけど…】
「…やっと会えた」
【へ?…って、それは…!?】
『ビルドドライバー!』
「…一緒に帰ろうね、“お兄ちゃん”」
…は…?
今、なんて言った?
お兄ちゃん?
…まさか…
『マックスハザードオン!ウェイクアップ!クローズドラゴン!』
「ふふっ…」
『ガタガタゴットン!ズッタンズタン!ガタガタゴットン!ズッタンズタン!』
「変身」
『オーバーフロー!
Wake up burning! Get CROSS-Z DRAGON!Yeah!
ヤベーイ!』
【…お前は……?】
『…やだなぁ…私を忘れてないでしょ?お兄ちゃん
私は
お兄ちゃんの前世、
ああ、そうか
嫌な予感と謎のオーラがしたって、こういう事だったのか
『優しいお兄ちゃんを、連れ戻しに来たんだ』
最悪の、展開だ
VS福音(龍兎が戦うとは言ってない)
ついに判明した龍兎の前世の名前、そして初登場の龍兎の妹
やっと少しずつ書きたいストーリーが書けるかもしれません…
次回はVS杏の予定です
これからの更新について
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特訓回を本編に入れる
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特訓回を番外編にして修学旅行編を更新
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なんでもいいから更新しろ♡