(祝・一周年)転生したらエボルトに乗っ取られて勝手に色々されてた件   作:スカーレット@エボルト憑依中

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龍兎:天ッ才物理学者の息子、石動龍兎こと仮面ライダーエボル(仮)は、前回杏に誘拐され夏祭りを楽しんだ後キスをされたりしてヒロインの仲間入りかと頭を悩ませるのでありました!

エボルト:まさかの展開だなぁ
ブラコンの時点でなんとなくはわかってたけど

龍兎:ま、何にしろ早めに決着はつけたいところだな
さて、いつものあれやりますか!

龍兎&エボルト:さてさてどうなる第47話!


学園祭&キャノンボールファスト編!
夏休み明けの学校!……えっ、盗撮?


「でやあああああっ!!」

 

ガギィンと鋭く重い金属音を響かせ、一夏と俺は刃を交えて対峙する

九月三日、二学期初の実戦訓練は、一組二組の合同で始まった

 

原作ならば一夏と鈴の組み合わせなのだが、一夏が俺と戦いたいと言いこの状況だ

ちなみに今の状態はクローズ

ビートクローザーと雪片弐型がぶつかり合い、火花を散らす

 

「くっ……!」

 

【ほらほらどうした!!さっきまでの威勢はどこに行ったんだ!】

 

白い騎士と青い龍の戦士がぶつかり合うこのバトルは、最初こそ一夏が押していたものの次第に俺が巻き返し始めていた

その理由は単純明快

第二形態となった白式のさらに加速した燃費の悪さである

 

【最初に比べたらかなり良くなってるが、まだ甘い!シールドの管理がまだまだだ!】

 

「くっ…まだまだぁっ!!」

 

そう言って刀を振るう一夏だったが、その〈雪片弐型〉もすでに〈零落白夜〉の輝きはなく、通常の物理刀になっている

距離が開けば左腕の多機能武装腕〈雪羅〉による荷電粒子砲を放てるはずが、それもすでにエネルギーが底を尽きていた

 

【無駄無駄ァ!】

 

軽く刀を避け、ビルドドライバーにセットされているクローズドラゴンからドラゴンフルボトルを抜きビートクローザーのスロットに差し込みボトルのキャップを右へと少し回しグリップエンドを引っ張る

 

『スペシャルチューン!1ボリューム!ヒッパレー!』

 

ちなみにこのボリューム機能、夏休み中に改造して付けた

ボリューム変更で威力を底上げできるようになり、切り札がまた増えたというわけだ

 

「そんなの!」

 

一夏は避けようとする…が

 

【簡単には逃げられん…ぞ!】

 

ビートクローザーのトリガーを引き、一夏に向けて投げる

 

『スマッシュスラッシュ!』

 

だが当然の如く一夏は避け、余裕の笑みを見せる

 

「っ!…へへ、避けてぇっ!?」

 

作戦通り

そう、ドラゴンフルボトルをセットし発動する技は通常に切り付けるだけでなく、トリガーを引き投げると龍のオーラが出て相手を攻撃するようになっている

なんというか…タジャドルみたいな感じだ

 

そして、試合終了を告げるアラームが鳴り響いた

試合の結果は言うまでもないだろう

 

 

 

そして何事も無く午後

午後にも実習がある為、一夏と共にアリーナへと向かいそれぞれ俺達専用のロッカーにてISの調整なりコンソールを呼び出してデータを見たりとしている時、俺の視界は真っ暗になった……と、なる前にラビットフルボトルを振り高速移動でそれを遮った

 

「っ……むぅ…」

 

「…何やってるんですか、先輩…」

 

視界を遮ろうとしていたのは簪の姉こと更識楯無

思い通りにいかなくて頬を膨らませている姿はまるで子供だ

 

「え、えっと…」

 

見知らぬ女性と話している俺を見て困惑し話し掛けてくる一夏

名前を聞こうとした所で先輩は一夏に告げた

 

「あ、キミ、急がないと織斑先生に怒られるよ?」

 

「え?」

 

なんと時計を見ると、授業開始まで10秒を切っていた

 

「だあああっ!?や、やばい!まずい!龍…っていねぇ!」

 

「はっはっは!あばよ一夏!!」

 

『フルボトル!スチームアタック!』

 

トランスチームガンに忍者フルボトルを差して瞬間移動だ☆

 

「……ちくしょぉぉぉぉぉ!!!!!」

 

大声を出し悔しがる一夏をほくそ笑み俺は集合場所まで移動した

 

 

 

「……遅刻の言い訳は以上か?」

 

地獄の教師、織斑千冬の目に映る光には慈悲の心など欠片もない

 

「いや、あの……あのですね?だから、見知らぬ女生徒が…」

 

「ではその女子の名前を言ってみろ」

 

「だ、だから!初対面ですってば!」

 

「ほう、お前は初対面の女子との会話を優先して、授業に遅れたのか」

 

「ち、ちが……」

 

…仕方ない、俺がフォローしてやるか

名前も知ってる事だしな

 

「織斑先生」

 

「どうした、石動」

 

「その女生徒は一夏と話してたのではなく、一応は俺と話していました

一夏はISの調整をしていた感じです」

 

「ほう、ではお前が集合していたのは何故だ?」

 

あっやっべ

 

「…急いできましたよ?」

 

【トランスチームシステム使って瞬間移動してきました】

 

おいエボルト!?

 

[素直に言うのは大切]

 

裏切りモモンガァァァァァァァ!!!

 

「……必要時以外は使うな、と言った筈だが?」

 

「…あー…すみません…」

 

 

スパァンッ!!!

 

瞬間、俺と一夏に出席簿アタックが降り注いだ

ちなみに、そこからの記憶はない

 

 

 

そして、翌日

SHRと一限目の半分を使っての全校集会が行われた

内容はもちろん、今月の学園祭についてである

改めて思うが、これだけの女子が集まると騒がしく、それを通り越して姦しい

 

「それでは、生徒会長から説明をさせていただきます」

 

静かに告げたのは生徒会役員の一人

その声で、ざわつきがさーっと引き潮のように消えていった

 

「やあみんな、おはよう」

 

「!?」

 

なにやら一夏が驚いているが、俺は至って冷静

壇上で挨拶をしている女子、二年のリボンをしたその人は昨日ロッカールームに来た更識楯無である

 

「ふふっ」

 

一夏と目が合ったようで、笑みを浮かべる先輩

…いや、何故か俺の方にも微笑んだ気がしなくもないが…

 

「さてさて、今年は色々と立て込んでいてちゃんとした挨拶がまだだったね

私の名前は更識楯無

君達生徒の長よ、以後よろしく」

 

にっこりと微笑みを浮かべて言う先輩は異性同性を問わず魅了するようで、あちこちから熱っぽいため息が漏れている

 

え?俺?

CSMVバックル&ドラグバイザーでそれどころじゃない(露骨な宣伝)

 

[CSMに負ける更識姉である]

 

「では、今月の一大イベント学園祭だけど、今回に限り特別ルールを導入するわ

その内容というのは……」

 

閉じた扇子を慣れた手つきで取り出し、横へとスライドさせる

それに応じるように空間投影ディスプレイが浮かび上がった

 

「名付けて、『各部対抗織斑一夏&石動龍兎争奪戦』!」

 

ぱんっ!と子気味のいい音を立て扇子が開く

それに合わせディスプレイに一夏と俺の写真がデカデカと映し出された

ちょっと待って俺の写真おかしくない?一夏が普通の画像なのに対して俺の画像タイガの変身ポーズ練習してるやつなんだけど

どこで撮った

 

[盗撮やこれ……]

 

「え……」

 

[ええええええええええ!!!!????]

 

割れんばかりの叫び声にホールが冗談ではなく揺れた

ぽかんとしている一夏、そして写真の事について考えていた俺へと視線が集まる

 

「静かに

学園祭では毎年各部活動ごとの推し物を出し、それに対して投票を行って上位部は部費に特別助成金が出る仕組みでした

しかし、今回はそれではつまらないと思い……」

 

びしっと扇子で俺と一夏を指す先輩

 

「織斑一夏と石動龍兎を、一位の部活動に強制入部させましょう!」

 

再度雄叫びが上がる

 

「うおおおおおおっ!!」

 

「素晴らしい、素晴らしいわ会長!ハッピーバースデー!!」

 

「今日からすぐに準備始めるわよ!秋季大会?ほっとけ、あんなん!」

 

「…学園祭で一位になって二人を手に入れる事が、真の英雄かなって」

 

秋季大会をあんなん呼ばわりはやめなさい

あと英雄君は正気になってお願い

許可を取られてないことに気付き先輩を見ると

 

「あはっ♪」

 

ウィンクを返された

いや、うん、可愛いけどそうじゃない

 

「よしよしよしっ、盛り上がってきたァァァァ!!」

 

「テンションフォルテッシモッ!!」

 

「今日の放課後から集会するわよ!意見の出し合いで多数決取るから!」

 

「最高で一位、最低でも一位よ!」

 

つまり一位

 

こうして初耳&未承認のまま、俺と一夏の争奪戦は始まったのであった




タイガの変身ポーズ練習を盗撮される龍兎くん

なんだか感覚的に学園祭早いなぁと思ってしまいます

これからの更新について

  • 特訓回を本編に入れる
  • 特訓回を番外編にして修学旅行編を更新
  • なんでもいいから更新しろ♡
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