(祝・一周年)転生したらエボルトに乗っ取られて勝手に色々されてた件   作:スカーレット@エボルト憑依中

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龍兎:天ッ才物理学者の息子、石動龍兎こと仮面ライダーエボルは、前回遂にエボルに変身!初戦闘に挑むのでありました!

エボルト:ようやくだな。どうなる事やら

龍兎:エボルの初戦闘、格好良く勝とう!
……さって、アレやりますか!

龍兎&エボルト:さてさてどうなる第81話!


phase1、初戦闘!……真の物語は、ここから。

【エボル、フェーズ1…!】

 

ついにこの瞬間が訪れた。

胸の高まりが抑えられなくなりそうだが、なんとか平常を装い空中で戦闘している二人の真下へと歩く。

 

【…サイレント・ゼフィルス。】

 

『…貴様、石動龍兎か…』

 

『お兄ちゃん…!?大丈夫なの!?』

 

織斑マドカに話しかけると、杏と織斑マドカがこちらを向く。

一気に二つの質問されても困るんだがな。

 

【ああ、紛れも無く石動龍兎だ。なんとか無事。

悪いけどさ、杏。離れててくれ。】

 

『でも、私には…』

 

【頼む。】

 

転生前で何かを真剣に頼む時に出す声で杏に頼むと、少し迷ったような表情を見せてから結論を出した。

 

『……分かった。』

 

地上に降りてきた杏を、アーマー越しに撫でる。

 

【ありがとな。後は任せろ。】

 

『…次は貴様か…直々に決着をつけてやる。どうせその姿では飛べないのだろう。』

 

空中で俺を見下ろしつつビットにエネルギーを溜め俺に向けてビームを発射。

俺はただ立ち尽くし、見ているだけ。

 

【…ああ、飛べは、な。】

 

そしてビームは、俺の残像を貫いた。

 

『ッ!?』

 

【後ろががら空きだ。】

 

あからさまに動揺している織斑マドカの背後に高速移動し、拳を振り下ろす。

無防備な背中を殴られた織斑マドカは高速で地面へと落下していった。

 

『ガ…ッ…!』

 

【…ふぅ、初めてやるけどできるもんだな。】

 

手を見ながらそう呟く。

ブラッドスタークでも、ビルドでもここまでの高速移動はできなかった。

正直、自分でも思ったように動かしきれない程のオーバースペック。

流石エボルだ。

 

『…ッ…貴様、一体何を…!』

 

【…見えなかったのか?そりゃ残念。】

 

『トランスチームガン!』

 

ビルドやクローズの時と同じように、エボルドライバーからトランスチームガンを出現させ手に持つ。

エボルに変身している事で威力がかなり上がっているらしいが、どれくらいなのか。

 

【生憎お前に付き合ってる暇は無いんでね。早々に終わらせるとしよう。】

 

クレーターのような状態になっている地面に倒れた織斑マドカに銃口を向け、トリガーを引く。

 

『ッ!?』

 

すると地面は煙をあげ、地面に落ちた時と近い速度で近くの壁へと打ち付けられた。

 

【……】

 

…あれ?こんな威力高かったっけ?

本編でのローグ初戦闘時にクローズチャージに放った一撃よろしく飛んでったんだけど?

いやいや単発でこれはおかしくない?

 

と思いつつなんとか声に出さずに格好を付けておく。

マスクの中身は冷や汗まみれだろう。

 

『ッ…カ、ハ…』

 

壁に打ち付けられた事で酸素不足になったのか、織斑マドカは過呼吸気味になっている。

 

そういえばこの前、俺がエボルに変身するとデコピン一発でISは爆発だの何だのと言われていた。

視界に表示されるディスプレイを脳内で選択し、リミッターを95%程かけておく。

 

なんでこんなにかけんのかって?エボルリスペクト。

本編のエボルはコブラフォームの時点で実力の約2%しか出ていない辺り、流石としか言い様がない。

俺はチキって5%出す。

 

【さて、これ以上ダメージを与えるのもISが可哀想だ。

終わらせようか。】

 

近付いてからレバーを再度回すと、変身時と同じように交響曲第九番が流れる。

 

足元に星座早見盤を模したフィールドが発生し、星々と赤いエネルギーが渦を作りながら右足に収束していく。

 

Ready Go!』

 

赤い複眼が眩く光るのを感じながら、エネルギーが溜まった右足で織斑マドカへキックを見舞う。

 

エボルテックフィニッシュ!!』

 

『グッ…アアアア!!』

 

ボトルの影響で変化していたサイレント・ゼフィルスの装甲が衝撃によって辺りに飛び散り、爆発を続ける。

周りに少し生えていた草はその影響で燃え上がり、装甲すらも燃え上がっている。

 

装甲がほとんど無くなった頃、織斑マドカはISコアとボトルを残し、壁を突き抜けIS学園外へと飛ばされていった。

 

『Ciao♪』

 

【……】

 

サイレント・ゼフィルスのISコアとボトルを拾い、辺りを見渡す。

 

[……]

 

今の戦いを唖然としながら見ている専用機持ち達全員、クレーターができた地面に大きめの穴が空いた壁、燃え盛っている周り。

 

…これ、織斑先生にとんでもなく怒られるな。

 

【やっべ】

 

危機を感じた俺がとりあえず消火しようとフルボトルを取り出した時。

 

「サイレント・ゼフィルスの反応が消えた。無事か。」

 

悪魔(織斑先生)は来た。

 

【あっ、えっと、織斑先生…】

 

もう謹慎でも反省文でもなんでも来いと覚悟を決めつつ、織斑先生に話しかける。

 

「……ッ!!」

 

すると織斑先生はIS用の剣を取り出し、今までに見たことの無いスピードで斬りかかって来る。

 

まさか、想像もできる訳がなかった。

 

「…私の…私達の…!!」

 

アイツの言う、俺の物語は

 

「私達の両親を殺したのは…お前か…!!石動!!!」

 

既に、大きく動き始めていた事を。




次回から、石動龍兎と桐丈惣一の物語は過去編へ。
やっと小説を始めた頃から考えていた展開ができます。

そして投稿滅茶苦茶遅くなって申し訳ないです……。

これからの更新について

  • 特訓回を本編に入れる
  • 特訓回を番外編にして修学旅行編を更新
  • なんでもいいから更新しろ♡
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