窓から柔らかな日差しが差し込んでいる。そしてその窓の縁に腕を置き、キメ顔をかます俺ッ!
俺は只今暇人と化している。まぁいつもだがなぁ!
まて、無言で去っていくのはやめてほしい。その行動は俺に効く
なぜ暇かって?艦娘の建造完了を待ってる間この鎮守府の艦娘と戯れようと思ったわけよ。
そしたらさぁ?みんな俺のこと避けるんだよねぇ?いやまぁわかるよ?俺がかっこよすぎて下手に声をかけられないんだろ?でもさぁ、告白する勇気を持てばいいじゃん!
因みに大淀は部屋に自分の部屋に戻った。説明することは説明したとのことなのでありがとうの意味を込めて「少し休め」と言っておいた。俺氏優男だなぁ!
「さぁて、誰に話しかけるかなぁ…」
そんなこと考えてると目の前を4人の少女が横切る。あれっ?たしか今の娘って…よし、標的ロックオン完了!
「ヘイ!ねーちゃんたちぃ?これからどこ行くの?」
俺は華麗に声をかけたッ!
「司令官、大丈夫かい?」
「大丈夫じゃない、主にお前のせいで」
結論から言うと、俺の顔面という尊い犠牲を出すことで彼女たちと話をすることができた。急にドロップキックが飛んでくるとか常人は予測しないっての…
「それで、私たちに何の用かな?」
「いやぁな?俺ここに着任仕立てだからね?まだ何にも知らないわけよ?ここに所属してる艦娘の顔と名前もわからないの。だから少しでも覚えられるように声かけたんだよ」
「そうか、それはすまないことをしたね」
「すまないと思ってんのなら自己紹介を頼む」
「了解した」
すると隣で震えていた紫っぽい髪の毛の娘が勢い良く立つ。
「あ、暁よ!一人前のレディーとして扱ってよね!」
ふむ、暁ね。可愛いじゃないか!やっぱり駆逐艦はたまんねぇな…
「響だよ」
「偉く簡素だなおい」
すると響は若干いやそうな顔で
「…不死鳥の通りなもあるよ」
と、付け足した。オイオイ不死鳥ってかっけぇなおい。
「お前あれだよな、電話あるかどうか聞いたときに答えてくれた娘だよな?」
「そうだよ」
やっぱりか、人の名前と顔を覚えるのは俺の数少ない特技のうちの一つなんだよ。さすおれ
「雷よ!かみなりじゃないわ!そこんとこもよろしく頼むわねっ!」
ふむ、可愛いじゃないか!やっぱり駆逐艦は最高だな!(大事なことだから二回言った)
「電です。どうか、よろしくお願いします。」
「ほいよ~、こちらこそよろしく頼みますぜ。お前らさぁこの後なんか予定とかある?」
「ないわよっ!」
「ないね」
「ないわ!」
「ないのです」
ないのねぇ、まだまだ知りたいことが山積みだから…
「ふむ、この後僕とお茶でもいかがかな?レディさんたち?」
俺の顔面は再度犠牲になった。
ひえー、今回文字数少ないよぉ…
暁型ってかわいいよなぁ?
駆逐艦もセーフだろぉ?
次回は建造してた娘が登場予定ですっ!誰だか予想はつきましたかね?
次回も気合、いれて、書きますっ!のでどうか気長に待ってやってください。