お日様が沈み世界が闇に包まれる時刻
一人の男がそっと呟く
「ぬわああん疲れたもおおおおおおん」
慣れない事をしたからかもしれないけど非常に疲れた。
みんなに皿は投げられるし金剛には不審者呼ばわりされるしおまけにドロップキックを二度もお見舞いされた…
しかし俺の気分はアゲアゲだ!なぜかというと…
「やっと一日が終了した。そしてついに唯一の我が癒しの時間がやってくーる!」
そう、深夜アニメの時間である。やったぜ。テレビは小さいのが備え付けでついているからな。ありがたい。
「さてと、今日は何をみようかな~…デュフフフ…」
「何一人でブツブツいって気持ち悪い笑い方してるデース?」
「…金剛、貴様がなぜ我が聖域に脚を踏み入れ生きていられるのか疑問なのだがノック位しような…」
「oh,Sorry.それで、何してたデスカ?」
「そんなことよりも明日の出撃の話をしようっ!?金剛君!?」
やべぇよおい…深夜アニメ見てるとか知られたら信用っつーか威厳とかその他もろもろ大切なものが失われてしまう…もとから信頼とかなかったとは思うけど!
「明日はついに出撃するのデスカ!?腕がなるネー!」
「ん?なんだお前、いまの感じだと出撃したことなかったのか?」
「この辺はあんまり深海棲艦がこないから出撃したことはないのデース」
うーん、比較的安全地帯ってことかな?そうするとほかのメンバーも出撃したことはないってことか。そもそも出来立てほやほやの鎮守府だから仕方ないな。
「ふーむ、じゃあ明日が俺にとってもお前たちにとっても初陣なわけか」
「そういうことデース!」
こいつって確か戦艦だったよな?ならちょうどいいか!
「ちょっと明日の作戦会議しようか」
「…じゃあこの海域を開放できればその奥まで行けるのか!」
「ただ厄介なのが海域の最深部にいる敵はとにかく強いってことネー」
難しい顔しながら金剛が呟いた。
「まぁその辺は明日の敵さんの気分だからなぁ~その時判断するしかないんだけど」
「じゃあこの作戦で明日出撃するってことでいいデスカ?」
「おけ、メンバーはこんな感じかな」
旗艦:金剛 瑞鶴 那智 暁 響 夕立
「わっかりマシター!旗艦は任せるネ!」
「ほいほい、早く寝ろよぉ~」
金剛退出、ふぅ…これで落ち着いてアニメが見られるぜ!
水平線からこんにちは!朝日だよ!っとかいって太陽が昇る時刻
静かな朝の鎮守府に機械音が響き渡る
ピロピロピロピロピロ
「ああああああ、うっせえなぁああ!」
俺はガシャンッと乱雑に目覚まし時計を止める
昨日は全然寝れなかった…やっぱり慣れないところで寝るのは難しいね。…決して徹夜でアニメを見ちゃったとかそういうのでは断じてない。…たぶん
コンコン
ノックの音が聞こえた。
「入っていいよ~」
「失礼します、提督」
「ああ、大淀か…」
なんでこんなに朝早くから俺の部屋に来たんだろ?…あれか!やっぱりみんな俺に惚れてんのか!それで夜這い賭けに来たんだろ、そうに違いない!
「提督、今日は出撃をなさるようですね」
あぁ、なんだそのことか…?まてまて、なんでこいつが知ってんの?もしかしてこの部屋盗聴器とかついてんの?コワイ
「…何で知ってんの?」
「金剛さんから聞きましたよ?」
なるほ~ど。アイツ何気にいい娘だよなぁ…
「うん、今日は絶好の出撃日和だからね!」
「何ですか出撃日和って…」
「まぁそういうことだから。あ、あとできれば出撃するメンバーを呼び出してくれると助かるんだけど…」
「わかりました、では私はこれで…」
「おう、達者でな…」
「…提督もお元気で」
ノリいいなこいつ
さてと、いよいよ出撃かぁ
「俺の時代の幕開けだ…!」
かっこつけてそうつぶやく提督であったが、ドア越しに大淀がこれを聞いて笑いをこらえていることなんていまは知る由もないのであった…。
金剛っていい子だよねぇ…そこがやっぱり人気の秘訣なのかな…?まぁ艦娘はみんないい子だけどな!
さて、次は戦闘シーンか…?どうなるのでしょうか!
…お米ェ俺は貴様を許さんぞ!