Re:魔神と始める異世界生活《旧》   作:銀の巨人

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第32話

カルステン家から出発したメリオダス達は一晩野宿をして再びロズワール邸に向けて竜車を走らせた。竜車はレムが操縦してその隣にスバルが座り、メリオダスは竜車の中で寛いでいた。

 

「レム、なんか静かすぎねぇか?」

 

メイザース領に入りアーラム村の近くまで来た所でメリオダスは異変に気づいた。

 

「えぇ、そうでーーっ!!」

 

急にレムが苦しみ始めたのでメリオダスはレムに駆け寄った。次の瞬間、突然乗っていた竜車の地竜の首が飛んだ。そしてバランスを崩して竜車ごと地面に転がりスバルは外に投げ出された。

 

「あ・・あ、あぁ・・・」

 

スバルは目の前の黒装束を着た人に恐怖を抱いていたが相手はスバルに手を差し伸べる様な素振りを見せたが瞬時にレムのモーニングスターで殺されてしまった。

 

「魔女教徒・・・!」

 

「魔女教徒ってロズワール達が言ってた奴等か・・・」

 

レムとメリオダスが考えている間に他の魔女教徒達が炎の球を投げつけてきた。それをメリオダスの全反撃で跳ね返し、レムは遠くに居た魔女教徒を蹴り殺しモーニングスターで一蹴する。

 

「ほっ!」

 

次々に襲いかかって来る魔女教徒達を一瞬の内に撃破して行く。右方向から無数のナイフが迫って来ていたのでそれを全て受け止めて投げ返して魔女教徒達は血飛沫を上げて倒れ込んだ。

 

「っ!スバル君が!!」

 

今の攻防の隙に魔女教徒の一人がスバルを連れ去ってしまい、もう既に見えない所まで移動していた。

 

「レムはスバルを探してくれ。オレはこいつらを片付けたら直ぐに向かう!」

 

「分かりました!」

 

そう言ったレムは共感覚でスバルの居場所を割り出し全速力でその方向に向かった。数名の魔女教徒がレムにナイフを投げて攻撃を仕掛けたがそれはメリオダスによって全て阻止された。

 

「お前らの相手はオレだ」

 

笑みを浮かべながら挑発するメリオダスに対して魔女教徒達はムキになった様に襲いかかり一蹴されていた。

 

そして暫く戦いは続き最後に残っていた魔女教徒を撃破し一息ついていた。

 

「これで全部か?さっさとスバルを探さなきゃな」

 

「相変わらずのお手並みね、メリオダス様?」

 

「お前はーー!!」

 

突如背後からメリオダスに話しかけて来た少女。しかしその声には聞き覚えがあり、慌てて振り向いたメリオダスは少女の名前を言う前に目の前に広がっていた森や道が消え一瞬にして世界が漆黒に染まった。

 

「《暗澹(あんたん)(まゆ)》・・・この暗黒世界からは絶対に逃げられないわよ?」

 

「・・・メラスキュラ!」

 




前回のループではメラスキュラが出ていなかったのに今回出ている事について疑問に思う方もいると思うので説明します。これは完全に作者のミスです。本当は前回のループでも出そうと思っていたのですが完全に忘れていました。ご迷惑をお掛けしましたが今後ともよろしくお願いします。
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