スバルside
なんでだ・・・!なんで死んだ!?
俺は殺された理由がわからなくて部屋を飛び出しベアトリスの書庫に行った。その後、ベアトリスの変わりない態度を見て元気を出し、庭に出てエミリアとパックと会話して、現在はロズワール達と朝食をしていた。
どこの誰かはわからんが俺とエミリアたんの交わしたデートの約束と笑顔の虜になった俺の執念深さを舐めんなよ!
「褒美は思いのまま、何でも望みを言いたまぁーえ。」
「俺をこの屋敷で雇ってくれ!」
「ひっくっ」
「なるほど、スバル君はこの屋敷で働くぅーんだね?それで、メリオダス君はどうするんだーぁい?」
「そうだな・・・オレはブリタニアを探すために旅をするか・・・」
「待ってくれ!」
俺はメリオダスが旅に出るのを止めた。何故なら俺とメリオダスは突然この世界に来た、それも同じ日に。そして村人を含めこの世界に人達は俺達の地元を聞いたことが無いと言っている。とても偶然とは思えねぇ。
スバルside out
メリオダスside
何故かスバルによって旅に出る事を止められ、この屋敷で傭兵として雇ってもらった。
「驚いたなぁ、まさかスバルもオレと似たような感じだったとはな。」
「あぁ、正直俺もびっくりだぜ。俺以外にも異世界に召喚された奴が居るなんてな。俺は何の前触れもなくこの世界に来たんだが、メリオダスはこの世界に来る前に何かあったのか?」
「・・・オレはこの世界とやらに来る前に殺されたんだ。そしてオレのオヤジによって蘇らされたら、この世界にいた。」
「なっ・・・!?お前死んで蘇ったのか!?それも父親によって!」
スバルは驚いた顔をしている。まぁ、普通そんな反応をするよな。死人が蘇るなんてありえねぇからな。
「俺がいた世界より超ファンタジーでデンジャラスだなオイ!」
ふぁんたじー?でんじゃらす?どうやらオレのいた世界とスバルのいた世界では少し言語の違いがあるらしい。日常会話では問題ねぇからいいか。
「とりあえずお互い元の世界に戻れる様に頑張ろうぜ!」
「おう!」
オレとスバルは同じ目的を果たすために握手を交わした。
そしてこの屋敷に来てから五日目になった。その日はスバルとレムがアーラム村に買い物に行った。戻って来たスバルは何か思い詰めた顔をしていて、訳を聞いても適当にはぐらかされた。
そしてその日の夜はぐっすり寝たが、次の日が来ることはなかった・・・
メリオダスside out
ナツキ・スバル 屋敷に来て二回目の死亡