ジークフリートとして生きる   作:鉄血

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皆さんはアナスタシアをどう撃破しましたか?
私?ゲオ先生とジークフリートによる冤罪特効ですが何か?
ではどうぞ!


彼にとっての最悪の結果

流石に今回はやり過ぎた。

オレは先程からマスターの事を考えていた。

無防備な彼に、問答無用で攻撃したマスターに向けてかなり強く言ってしまった。

説明不足のオレも悪かった。

おかげでマスターは隣界に戻った今もなお、謝り続けてる。

 

だが、オレは一方的な暴力は嫌いだ。例え、マスターの命令であってもオレはその命令は聞かないだろう。

今回、マスターがやったのはソレだ。

それだけはオレの中でも許す事は出来ない。

今回は感情に任せて言ってしまったが、もっと冷静に言えた筈だろう。

だが、すぎてしまったものは仕方がない。

マスターには謝らなければ。

そしてもう、こんな事をしないように言わなければならない。

だが、今回の件はオレも悪い。

オレが出来る範囲で彼女の願いを叶えるとしよう。

 

それが今後の物語を大きく左右することになることを知らずに。

 

◇◇◇

 

ジークに嫌われた。

私はその事で頭がいっぱいだった。

何故、ダメだったのだろう。

ジークは私のダメな所はダメだと言ってくれる。

私は言われた通りにしただけなのに。

ジークがあんなに怒るのは始めてだ。

普段は怒る事がない彼があんなに怒るとなると、私はとんでもないことをしたのではないかと思う。

 

「─ッ!?」

 

唐突にジークのあの言葉が思い浮かぶ。

 

『私との契約をきる』

 

やだ。やだやだやだやだやだやだやだ!!ソレだけは。ソレだけは絶対に嫌だ!!

そんな事をされるぐらいならいっそ死んだ方が・・・。

そう考えたとき、後ろからジークの声が聞こえた。

 

「十香」

 

私は顔を上げて彼を見た。

涙で視界がぼやけてジークの表情がよく見えない。

そして彼が近づいて来て・・・

私を抱き締めた。

 

「───」

 

私は声も出なかった。

何で?私は悪い事をした筈だ。なのにどうして私を抱き締める?

そしてジークが私に言った。

 

「すまない。今回はオレも言い過ぎた。十香に伝え忘れた事もある。オレの出来る範囲でマスターの願いを叶えよう」

 

ジークは謝りながらそう言った。

そしたら、私も自然と涙があふれでた。

 

「私も悪かった・・・もうしない。もうしないから嫌いにならないでくれ・・・。お願いだ。私を要らない子にしないで・・・」

 

私も謝り続けた。

ジークの為なら私は何だってする。言う事だって聞く。だから・・・だから・・・私を要らない子にしないで。

 

◇◇◇

 

マスターがそんな事を思っているとは思っても見なかった。

まさか、そこまでオレに嫌われたくなかったのか。

だが、それだと不味い。

オレが彼女の好感度を上げても意味がない。

その仕事は彼がしなければならないのだから。

だが、それももう遅かった。

彼女はもう、一種の依存症だ。

この状態だと自分の言う事しか聞かなくなるだろう。

マスターとサーヴァントの関係が逆転するとは思わなかった。

これではオレがマスターで彼女がサーヴァントという形になってしまう。

そうなると彼が彼女の精霊の力を封印することがほぼ不可能になる。

本来、オレがやる事を彼女がする。

無いとは思うがもし、この世界に聖杯があったとしたら。

彼女は間違いなくオレに使うだろう。

だが、聖杯戦争が無いとは言いきれない。

何故なら、オレというサーヴァントが召喚されているから。

聖杯があるのなら、オレは願う。

彼女を元に戻してくれ・・・と。

 

 




原作から外れまくってるが、それでも感想や誤字報告あればよろしくお願いします‼
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