見滝原2018   作:中島

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「美樹さんが行方不明らしいとの情報が入った。
美樹さんの身に何かがあったと考えられる。
というか今までのことを考えると
今の美樹さんは非常に不安定で、危険すぎる。
直ちに探し出すぞ!捜索開始!」
「(NJ) 了解。」
「(YM) 了解。」
「(SK) 了解。」
「(SZ) 了解。」



6月12日(一人称)

「(NZ) ん? 何かあった?」

 

「シッ!

(NJ) 捜索対象を見つけた。 」

 

「了解。」

 

 

 

 

「!! 暁美さんが美樹さんの後ろにいるぞ。」

「! 了解。」

 

「どうして分からないの。ただでさえ余裕がないのだから、魔女だけを狙いなさい」

「うるさい、大きなお世話よ」

 

「もうソウルジェムも限界のはずよ、今すぐ浄化しないと。使いなさい」

「限界を超えると・・・まさか?」

「今度は何を企んでるのさ」

「いい加減にして。もう人を疑ってる場合じゃないでしょう」

「その主張は、どう考えても通らない気がする。」

「というか通ったら詐欺がヤバイ。」

「そんなに助けられるのが嫌なの?」

「どういうことだ?」

「あんた達とは違う魔法少女になる。私はそう決めたんだ。誰かを見捨てるのも、利用するのも、そんな事をする奴らとつるむのも嫌だ。見返りなんていらない。私だけは絶対に自分の為に魔法を使ったりしない」

 

「あなた、死ぬわよ」

 

「タヒぬ?」

「・・・」

 

「あたしが死ぬとしたら、それは魔女を殺せなくなった時だけだよ。それってつまり用済みって事じゃん。ならいいんだよ。魔女に勝てないあたしなんてこの世界にはいらないよ」

 

「ねえどうして。貴女を助けたいだけなの。どうして信じてくれないの」

「いやそんなことはない。」

「そんなんでハイ信じますしたらオレオレ詐欺にやられるよ。」

 

「どうしてかな。ただ何となく分かっちゃうんだよね。あんたが嘘つきだって事」

「少なくとも"だけ"は嘘だろうな。」

「あんた、何もかも諦めた目をしてる。いつも空っぽな言葉を喋ってる。今だってそう。あたしの為とか言いながら、ホントは全然別な事を考えてるんでしょ?ごまかし切れるもんじゃないよ、そういうの」

 

「???」

 

 

 

 

 

 

「そうやって、貴女はますますまどかを苦しめるのよ」

「なんでや!まどか関係ないやろ!」

「阪神も関係ないな。」

「まどかは関係ないでしょ」

 

「いいえ、何もかもあの子のためよ」

「それって・・・腐?」

「ないと思う。思いたい。」

「貴女って鋭いわ。ええ、図星よ」

「自分だったら気付けなかったよ・・・」

「私は貴女を助けたい訳じゃない。貴女が破滅していく姿を、まどかに見せたくないだけ」

「は↓い~↑?」

「ここで私を拒むなら、どうせ貴女は死ぬしかない」

「どういうこっちゃ?」

「どっちだよ?」

「その選択肢は?」

「腐腐ッ……まどかか~?さやかか~?」

「おいバカやめろ。」

「・・・100%冗談だ。」

「これ以上、まどかを悲しませるくらいなら」

「!」

「?」

「いっそ私が、この手で、今すぐ殺してあげるわ。美樹さやか」

「ナニ!?」

「嘘だろヲイ!」

「この距離じゃあ間に合わねぇ・・・」

 

「オイ、さっさと逃げろ」

「!」

「あの時の・・・」

「正気かテメェは。アイツを助けるんじゃなかったのかよ」

「離して」

「答えになってない。」

「そんなこと言ってる場合か!」

「フン、なるほどね。こんな風にとっ捕まったままだと、あの妙な技も使えないってわけか」

「ここにいたか。」

「なっ…」

「(SK) ナイスタイm(ry」

 

 

「うわぁ~! 目が~!目が~!」

「大佐ァ~・・・って

消えた・・・?」

 

「クソッ」

 

 

 

「・・・あれ?(NZ) は?」

「確かに・・・どこにいった?」

 

 

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