見滝原2018 作:中島
美樹さんの身に何かがあったと考えられる。
というか今までのことを考えると
今の美樹さんは非常に不安定で、危険すぎる。
直ちに探し出すぞ!捜索開始!」
「
「
「
「
「
「シッ!
「了解。」
「!! 暁美さんが美樹さんの後ろにいるぞ。」
「! 了解。」
「どうして分からないの。ただでさえ余裕がないのだから、魔女だけを狙いなさい」
「うるさい、大きなお世話よ」
「もうソウルジェムも限界のはずよ、今すぐ浄化しないと。使いなさい」
「限界を超えると・・・まさか?」
「今度は何を企んでるのさ」
「いい加減にして。もう人を疑ってる場合じゃないでしょう」
「その主張は、どう考えても通らない気がする。」
「というか通ったら詐欺がヤバイ。」
「そんなに助けられるのが嫌なの?」
「どういうことだ?」
「あんた達とは違う魔法少女になる。私はそう決めたんだ。誰かを見捨てるのも、利用するのも、そんな事をする奴らとつるむのも嫌だ。見返りなんていらない。私だけは絶対に自分の為に魔法を使ったりしない」
「あなた、死ぬわよ」
「タヒぬ?」
「・・・」
「あたしが死ぬとしたら、それは魔女を殺せなくなった時だけだよ。それってつまり用済みって事じゃん。ならいいんだよ。魔女に勝てないあたしなんてこの世界にはいらないよ」
「ねえどうして。貴女を助けたいだけなの。どうして信じてくれないの」
「いやそんなことはない。」
「そんなんでハイ信じますしたらオレオレ詐欺にやられるよ。」
「どうしてかな。ただ何となく分かっちゃうんだよね。あんたが嘘つきだって事」
「少なくとも"だけ"は嘘だろうな。」
「あんた、何もかも諦めた目をしてる。いつも空っぽな言葉を喋ってる。今だってそう。あたしの為とか言いながら、ホントは全然別な事を考えてるんでしょ?ごまかし切れるもんじゃないよ、そういうの」
「???」
「そうやって、貴女はますますまどかを苦しめるのよ」
「なんでや!まどか関係ないやろ!」
「阪神も関係ないな。」
「まどかは関係ないでしょ」
「いいえ、何もかもあの子のためよ」
「それって・・・腐?」
「ないと思う。思いたい。」
「貴女って鋭いわ。ええ、図星よ」
「自分だったら気付けなかったよ・・・」
「私は貴女を助けたい訳じゃない。貴女が破滅していく姿を、まどかに見せたくないだけ」
「は↓い~↑?」
「ここで私を拒むなら、どうせ貴女は死ぬしかない」
「どういうこっちゃ?」
「どっちだよ?」
「その選択肢は?」
「腐腐ッ……まどかか~?さやかか~?」
「おいバカやめろ。」
「・・・100%冗談だ。」
「これ以上、まどかを悲しませるくらいなら」
「!」
「?」
「いっそ私が、この手で、今すぐ殺してあげるわ。美樹さやか」
「ナニ!?」
「嘘だろヲイ!」
「この距離じゃあ間に合わねぇ・・・」
「オイ、さっさと逃げろ」
「!」
「あの時の・・・」
「正気かテメェは。アイツを助けるんじゃなかったのかよ」
「離して」
「答えになってない。」
「そんなこと言ってる場合か!」
「フン、なるほどね。こんな風にとっ捕まったままだと、あの妙な技も使えないってわけか」
「ここにいたか。」
「なっ…」
「
「うわぁ~! 目が~!目が~!」
「大佐ァ~・・・って
消えた・・・?」
「クソッ」
「・・・あれ?
「確かに・・・どこにいった?」