見滝原2018   作:中島

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第2話 5月25日(一人称)

「暁美さんって、前はどこの学校だったの?」

 

「東京の、ミッション系の学校よ」

 

「前は、部活とかやってた?運動系?文化系?」

 

「やって無かったわ」

 

「すっごいきれいな髪だよね。シャンプーは何使ってるの?」

 

hmhm、そんなことが・・・

ってなんかお腹が痛くなってきた!?

その話もすごく気になるけど、保健室に行かないと

たどり着けなくなる!

「先生、なんか急にお腹が痛くて・・・保健室に行ってきます!」

 

 

 

 

まずはぶつからないように、

力が掛からないように廊下に出て・・・

ん?

 

「不思議な雰囲気の人ですよね、暁美さん」

 

「ねえ、まどか。あの子知り合い?何かさっき思いっきりガン飛ばされてなかった?」

 

「いや、えっと…」

 

そういえば、僕や仲澤さん、鈴木さんに白草さんにも

一瞬だけガン見していたな

 

 

 

 

「ごめんなさい。何だか緊張しすぎたみたいで、ちょっと、気分が。保健室に行かせて貰えるかしら」

 

え っ ! ?

……周りからの目線が心配なのだが・・・

 

「え?あ、じゃあたしが案内してあげる」

 

「あたしも行く行く」

 

「いえ、おかまいなく。係の人にお願いしますから」

 

 

 

 

 

「えぇっ!?」

「ん?」

 

 

暁美さん、なんで鹿目さんの所に行くんだ?

 

「鹿目まどかさん。貴女がこのクラスの保健係よね」

 

「え?えっと…あの…」

 

なんだなんだ?

 

「連れてって貰える?保健室」

 

何故わざわざ鹿目さんに頼んだのだろう?

 

 

よし、廊下に出た。

・・・ここからが腹痛との戦いだ……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「あ…あのぅ…その…私が保健係って…どうして」

 

 

 

「早乙女先生から聞いたの」

 

「あ、そうなんだ・・・・・・

えっとさ、保健室は…あぁっ……」

 

 

「こっちよね」

 

「え?うん。そうなんだけど……

いや、だから、その、もしかして…場所知ってるのかなって」

 

 

 

ん? 後ろから誰か来てる・・・

(中島は腹痛により移動速度が途轍もなくスローダウンしている)

 

 

 

「あ…暁美さん?」

 

「ほむらでいいわ」

 

追い越されてしまった・・・

 

「ほむら…ちゃん」

 

「何かしら?」

 

「あぁ、えっと…その…変わった名前だよね。」

 

「……」

 

い、いや…だから…あのね。変な意味じゃなくてね。その…カ、カッコいいなぁなんて」

 

 

 

そうなのかなぁ・・・何とも思わなかったけど

取り敢えず、この漫画本を持って保健室へ・・・!

あ、止まった。振り返った!? 何故に?!

しかも渡り廊下の中央で。

 

「鹿目まどか。貴女は自分の人生が、貴いと思う?家族や友達を、大切にしてる?」

 

なんで当たり前の事を・・・これは凄く意味深だな・・・・・・

 

「え…えっと…わ、私は…。大切…だよ。家族も、友達のみんなも。大好きで、とっても大事な人達だよ」

 

事情がなければそのはず・・・反抗期とか有るけど

 

「本当に?」

 

この質問で疑うなら意味深確定だな。

 

「本当だよ。嘘なわけないよ」

 

まあ、そうなるな。(某師匠風)

 

「そう。もしそれが本当なら、今とは違う自分になろうだなんて、絶対に思わないことね」

 

って、なんで僕の漫画本をガン見するし・・・

プレッシャーで動けない・・・!

魔法少女が何か関係あるのかな?

まさか魔法少女は実在するとか? そうだったらいいな。

 

「さもなければ、全てを失うことになる」

 

意味深すぎるよ! むしろ確信できて清々しいよ!

 

「え…?」

 

というかまたコレ(漫画)をガン見してるし

まさか暁美さんが魔法少女とか? そうだった場合が凄ーく怖いのだけれど

・・・・・・そういう前提で動こう。

よしそうしよう!

 

「貴女は、鹿目まどかのままでいればいい。今までどおり、これからも」

 

そこは大人の事情が絡まなければ変わらないと思うのだが・・・

って、行っちゃった・・・

・・・・・・またお腹いたくなってきた……行こう。

 

そういえば進行方向おんなじだった。

というか鹿目さんおいてけぼりみたい。

 

 

 

「なるほどな・・・」

 

第三者の声?一体どこから?

・・・・・・・・・・・・声的には夢宮さんの声だな。

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