見滝原2018 作:中島
「暁美さん?
なぜこんなところに?」
「分からん。だが…………」
「見失ってしまったな……」
「ああ。」
「ビルの中を調査しよう。」
「「了解。」」
「これがグリーフシード。魔女の卵よ」
「行こう!」
「た、卵…」
「運がよければ、時々魔女が持ち歩いてることがあるの」
「大丈夫、その状態では安全だよ。むしろ役に立つ貴重なものだ」
「私のソウルジェム、ゆうべよりちょっと色が濁ってるでしょう?」
「そう言えば…」
「でも、グリーフシードを使えば、ほら」
「あ、キレイになった」
「ね。これで消耗した私の魔力も元通り。前に話した魔女退治の見返りっていうのが、これ」
「あっ!」
「痛っつ!!」
「あと一度くらいは使えるはずよ」
「仲澤! 大丈夫か?!」
「あなたにあげるわ
暁美ほむらさ…ん・・・?」
「すまない。中島、肩を貸してくれ。」
「わ、分かった。」
「あいつ…(困惑)」
「それとも、人と分け合うんじゃ不服かしら?」
「貴女の獲物よ。貴女だけの物にすればいい」
「そう。それがあなたの答えね」
「くー!やっぱり感じ悪いやつ!」
「あー、そういうことね、完全に理解した。」
「どう考えても分かってない中澤」
「大丈夫だ、問題ない。」
「デジャヴだ」
「つまりだ、暁美さんは巴さんのことを心配して言ってるんだ!!」
「「「「「「えっ?」」」」」」
「そんなことよりおうどんたべたい。」
「よりにもよってなんだってこんな時に言うんや?!」
「この空気を
ぶ ち 壊 し た い
だから。」
「ここ…あれ、私は?やっやだ、私、なんで、そんな、どうして、あんな、ことを…!」
「大丈夫。もう大丈夫です。ちょっと、悪い夢を見てただけですよ」
「一件落着、って感じかな」
「うん」
「なんちゅーか、初日から作戦失敗な気がする・・・」
「まあ、な。」
「というかマミさんが黒い種のようなものを投げてきたのが問題だったんや! あれめっちゃ痛かったんだから!」
「………あれって種なのか?」
「・・・というか卵な希ガス」
「卵だったらあの黄色い方の方が似てると思う。
黄身と色が似てるし。」
「確かに。
とりあえず、明日は公園で集合な。」
「お、おう。」
5/27 7:00 タイトルミスを修正しました。