水着回です
ポロリもあるよ(上下とも)
その翌日。
「それじゃあ皆さん、準備運動から始めましょうね―!」
海来の号令で皆、準備運動を始める。
海来は短パンにTシャツ姿で、中に水着を着込んでいる。
この間沖合では、監視員である
「ちょっと、恥ずかしいです……」
ビキニタイプにパレオを巻いている『大和』は、恥ずかしそうに準備運動をしている。
パレオの下は、ハイレグ水着である
「大ちゃん似合ってるぴょん」
その隣には『卯月』で、お揃いのビキニ&パレオタイプの水着である。
「たまには良いじゃない?」
そう声を掛けるのは『瑞鶴』である。『瑞鶴』は、ボーイレグビキニで、ローレグハイライズのボトムスを身に着けている。
「いっちに、さんし!」
一生懸命準備運動をしているのは、『吹雪』である。Iバックで背中を覆う形で、露出は抑え気味の水着である。
その隣で、浮き輪を膨らませているのは『那珂』ちゃんである。フレアビキニで、フリフリのボトムスとトップスの可愛い水着である。
『三笠』はというと、スイムスーツで全身を覆ってる水着で、色気もへったくれもない。
英太郎は、膝まであるサーフパンツにTシャツにサングラスである。
逆に春陽は、所謂ブーメランパンツで引き締まった上半身を見せ付けている。
もちろん、腹筋も割れている。
何故かと言うと、恵奈くらいには
それでも、アスレチック企画には遠慮して参加しないが、時折恵奈と庭の鉄棒で
ちび達の一人秋也は、英太郎と同じくサーフパンツである。
逆に夏海は、所謂ブラジリアンビキニで、
子供が着るにしては、ちょっと
響音は、小学校の
準備運動が終わると、皆海へと走り出す。
英太郎は、ビーチパラソルを差してビニールシートを敷いてから、ビーチチェアに凭れ掛かって皆を見守っている。
「英太郎は泳がないんですか?」
Tシャツと短パンを脱ぎながら海来が訊くと、
「うん。私は、皆が楽しんでるのを見てれば楽しい……よ」
そう言いながら、
海来も、布面積少なめの
少し顔を赤らめて視線を逸らす英太郎に、妖艶な笑みを浮かべながら、海来は日焼け止めを手にする。
「英太郎、これを塗ってください。日焼け止め」
そう言うと、ビニールシートにごろんと、うつ伏せに転がる。
「あ、ああ………」
ビーチチェアから起き上がると、海来はしゅるっと、背中の紐を解く。
「うふふ、背中にもちゃんと塗ってくださいね。もちろん前にも……」
「あ、ああ……分かった……」
英太郎は顔を真赤にしながら、新妻の身体に日焼け止めを塗り始めるのだった。
「よし、埋めるぞ―!」
「おー!!」
『三笠』と夏海は、春陽を砂に頭だけ出して、埋め始めている。
「おー、埋めるか。あれ?動けね」
『三笠』は、
「おーい、動けねえんだけど―!?」
「大丈夫?おいたん」
その声に、山を崩しながら覗き込むのは秋也である。
「あーっ、くずしちゃだめー!」
夏海はそう言うと、秋也の手を引っ張って押し倒す。
そのはずみで、山が崩れて夏秋姉弟も砂に埋まってしまう。頭だけ出して
「動けないよ―!!」
「やっぱりー……」
「はっはっは、ナカーマ!」
横で埋まっている甥姪に、陽気に笑っている春陽。
実に楽しそうである。
埋め終わった『三笠』は、満足そうにそれぞれに木の棒を突き立て、腕を組んでウンウン頷いている。
『那珂』と『吹雪』、それに『大和』と『卯月』は、ビーチバレーを始めている。
それぞれ、チームを組んでのダブルスである。
『瑞鶴』が審判をして、響音は『瑞鶴』に肩車してもらっている。
「いっくよー!!」
『那珂』が勢い良くボールをサーブすると、ボールが放物線を描いて相手のコートに飛んで行く。
「うーちゃんが取るぴょん!」
ドライブがかかって来るサーブを、レシーブで受け止める。
浮かび上がったボールに、『大和』がジャンプする。
「えいっ!!」
「『那珂』ちゃん!トスして」
ダイビングしてから回転して立ち上がると、『那珂』がトスをする。
「ええいっ!!」
『吹雪』がジャンプして、弓のように身体を撓らせながらスパイクを打つも、『大和』にブロックされてしまう。
『那珂』ちゃんが慌てて再びトスをすると、もう一度『吹雪』がスパイクをする。
「てぇいっ!!」
「ぴょんっ!!」
スパイクした所に、『卯月』が飛び込んでレシーブをすると、浮いた球を『大和』が全力でスパイクをしようと腕を振り上げ、
『吹雪』と『那珂』が二人でブロックに入ろうとジャンプすると……
『大和』は、ぽんっと軽くタッチする。
「しまった!」
ブロックの上を超えたボールは、砂浜に転がる。
「はーい、インね」
『瑞鶴』が、旗でコートを指す。
楽しく激しいビーチバレーは、今始まったばかりなのである。
日焼け止めを塗り終わった海来も加わって、3対3のビーチバレーになる。
『那珂』『吹雪』『瑞鶴』組に、『大和』『卯月』海来組である。
途中から、海来は
途中、
皆思い思いの海を楽しんで、夕方になった。
因みに、春陽と夏秋姉弟は
「夕飯はバーベキューしましょう!」
と言う海来の提案で、バーベキューが始まる。
海来達は、いずれバーベキューするだろう、と楽楽市場のギフトカードを使って、バーベキューセットを買っていたのだ。
バーベキューが始まると、スーパーあおがしまで買って来たお肉や野菜をどんどん焼いて行く。
ご飯も、泊地に配備してある、
カレーとご飯を同時に調理して、焼き肉とカレーを楽しむ。
太陽が沈んで行く。明日には春陽達は帰ってしまう。
「青ヶ島は楽しかったですか?」
海来は、やって来た子供達にしゃがみ込んで問い掛けた。
「うん!楽しかった!ご飯も美味しかったし!」
そう答えるのは夏海である。
「皆いい人達だから楽しかった」
そう答えたのは秋也である。
「ポロリもあったし」
そんな回答なのは響音である。
その言葉に、英太郎は思い出して顔を赤らめる。
「ちょっと、何想像してるんですか?英太郎」
「い、いや………」
立ち上がり、腰に手を当てて「おこですポーズ」をしている海来の両腰の紐を、夏海と響音が示し合わせたように引っ張る。
はらりとボトムスが落ち、英太郎が勢いよく鼻血を噴いた。
そして春陽は「おー、チビ共やりやがったな」と笑う。
その横で、「あ、やっぱりやった」と、溜め息を吐く秋也。
「あっはっは、海来、丸出しだよ?」と、指を指して笑う
「えっ……?」
その指摘に、自分の姿を見下ろし、慌ててしゃがみ込む。
「き……きゃああああああああああああああ!!!!!!!」
夕方のビーチに、海来の悲鳴が響き渡った。
「ミクちゃん!!タオルタオル!」
『瑞鶴』が、慌ててタオルを持って来ると腰に巻く。
「もう、いたずらが過ぎますよ」
タオルの下からビキニの紐を締め直して、更なるイタズラ防止の為に短パンを履くと、二人にお説教である。
「ごめんなさぁい」
「正直反省している」
二人は、悪びれもない態度をしている。
「そうだよ。海来お姉ちゃんだって恥ずかしいでしょ?」
海来の隣で、秋也もお説教参加である。
「でも何で、
夏海が首を傾げて訊くと、英太郎は
その様子を見て、春陽は大笑いである。
「お部屋では
と、顔を赤くして反論する。
その言葉を聞くと、だったら施錠すべきなのに、と思った艦娘が若干名いた。
艦娘達とビーチでお別れをして、海来邸に向かう海来達。
「何か、将来こんな感じで子供と楽しく暮らせたら良いですね?」
「そうだな……」
楽しそうに会話をしながら、一緒に家に向かう子供たちを見つつ、この海を守るんだ、という決意を新たにした海来だった。
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