魔法少女リリカルなのは 〜ありがちな転生生活〜   作:妖魔夜行@

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即興の昔話と取ってつけたような回想

side碌斗

 

「おはよー小鳥遊くん」

 

「おはよう佐藤さん」

 

「よっす小鳥遊!」

 

「よっす田中君」

 

俺の名前は小鳥遊碌斗。私立聖祥大学附属小学校に通う小学五年生だ。

自己紹介で見た目より明るい性格だと思われたらしく、クラスメイトと挨拶する程度には仲良くなった。

 

「ふぅ…」

 

俺は自分の席に着くと通学鞄からこの前父さんに買ってもらったある本を取り出し読み始める。

冒涜的な表紙なのでブックカバーを付けている。

 

「おはよー小鳥遊くん!」

 

「…………」ペラリ

 

ふむ…やはり不気味だな…だけど何処か惹かれる物がある……俺のSAN値はもうゼロか?

 

「えっと、小鳥遊くん?」

 

「…………」ペラリ

 

「…小鳥遊君?なのはちゃんが話しかけてるよー?」

 

「…………」ペラリ

 

うっ…やべ、開きすぎた…昨日このページをユーリに見せたら大泣きしたんだよなぁ…それに気づいたシュテル達が何事かって見に来てこれを見せたらシュテル達も泣き始めたし。

勿論その後4人からしっかりとO☆HA☆NA☆SIを受けたよ。でもアラジンは興味深そうに見てたんだよな。むしろ俺の胡座している股の上に座って「次のページ早く捲って!」って急かされながら一緒に見ていたからな。

 

「……グスン」

 

「ちょっと小鳥遊!さっきから話しかけてるでしょ!無視しないでよ!」

 

「……………うっ」ペラリ

 

「?さっきから何見てるの?小鳥遊君」

 

やっぱりシュブ=ニグラスはグロいな…というよりエグいと言った方が合ってるか?

と、俺が更にページを捲ろうとすると不意に俺の上から影に覆われたことに気がつく。

 

「ん?」

 

「「「「…………き」」」」

 

後ろを振り向いてみるとそこには本を覗き込んでいた高町なのは、アリサ・バニングス、月村すずか、御林咲がいた。全員顔を青くしており、高町なのはに至っては目に涙を浮かべている。

俺はこの後何が起こるか察して咄嗟に本を閉じて耳を塞ぐ。

 

「「「「きゃあああああああ!!!!!!?????」」」」

 

 

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 

「…で、なのはの挨拶を無視していた訳ではなく本に熱中していただけだと」

 

「う、うん。そうなんだよ。僕一度本に熱中すると周りの声が聞こえなくなっちゃうんだ。ごめんね高町さん、バニングスさん、月村さん、御林さん」

 

俺は4人に向かって頭を下げる。確かにさっきのは話を聞けなくなるほど本に熱中していた自分が悪いからな。

 

「た、小鳥遊くん!?いいよ!私怒ってないから!だから頭を上げて!」

 

「…いいの?」

 

「ま、まぁ悪気があった訳じゃないならいいわよ!」

 

「うんうん、私もよく本に集中しすぎてファリン達に呼ばれても応えられないときがあるもん。あ、ファリンっていうのは家で働いているメイドの事だよ」

 

「私もただ驚いただけだから気にしないで。というか小鳥遊君…貴方何の本を読んでたの?正直、朝、学校で読む本じゃないと思うんだけど…」

 

「ああ、さっきのはクトゥルフ神話の神々達っていう本で題名通りクトゥルフ神話に出てくる神の絵や説明が書いてある本なんだよ。この前父さんに買って貰ったんだ」

 

ちなみにこっちの世界にもクトゥルフ神話は存在している。まあ仮面○イダーやプリ○ュアがやってるくらいだからな。

それに『這いよれ! ニャル子さん』のアニメもやってたし。

 

「で、でも神様にしては何か凄い怖い絵だったよ」

 

すずかがシュブ=ニグラスの姿を思い出したからか震えながらそう言う。

 

「まあクトゥルフ神話って異形の神々しかいないからね」

 

「ほ、他の神様もあんな感じなの?」

 

アリサが若干震え声で聞いてくる。

 

「うん。見せて上げようか?」

 

「「「いい!いい!いい!いい!」」」

 

「小鳥遊くん…今のわざと?」

 

「?何が?」

 

「…天然ドSか」

 

取り敢えず皆に言われたので本を鞄にしまう。すると教室の扉が開かれ、はやてとアリシア、そして息を切らしながら歩いてくるフェイトが入ってきた。

 

「おはよー!みんなー!」

 

「おはようさん皆」

 

「姉さんもはやても速いよ…おはよう……」

 

「おはようフェイトちゃん、はやてちゃん、アリシアちゃん」

 

「おはよう、フェイトも朝から大変ねぇ」

 

「おはよう3人とも」

 

「全くアリシアとはやてはもう少しフェイトに合わせて歩いて来なさい」

 

「えぇー、でもフェイトが遅いのが悪いと思うんだけどー」

 

アリシア、はやて、フェイトが挨拶するとなのは、アリサ、すずか、咲も挨拶を返す。

 

「おはようテスタロッサさん、八神さん、テスタロッサさん」

 

「おはようロクト!だから私とフェイトのことは名前で呼んでよー、まぎわらしいでしょ?」

 

「姉さん…それを言うなら紛らわしいだよ。おはよう小鳥遊くん」

 

「おはようさん小鳥遊くん。私も名前で呼んでくれてかまへんのになぁー」

 

「あはは…やっぱり女の子を名前で呼ぶのは少し恥ずかしくてさ、ゴメンね」

 

「むぅー、まぁいつか呼んでもらうからね!」

 

アリシア、はやて、フェイトと挨拶を交わす。

何故アリシアだけ俺のことを名前で呼んでるかと言うとアリシアは「人の事は名前で呼ばないとなんかモヤモヤすると」と言って聞いてくれないので仕方なく諦めた。なお、銀髪オッドアイは苗字で呼ばれている模様。

 

「そう言えばなのはの目赤いけど何かあったの?」

 

「あ、えっとそれはね」

 

フェイトの問いになのはが答えようとすると、

 

「よぉー!!おはよう俺の嫁達!今日も可愛いな!」

 

銀髪オッドアイが現れた。

 

「ん?何でテメエがいんだモブ!!俺のなのは達から離れやがれ!!」

 

あぁまたか……というのも転校初日から今日まで土日を挟んで約1週間。ずっと絡まれているのだ。俺からなのは達に近寄ってるわけでも言いよってるわけでもないのに突っかかってきて先程のような事ばかり言ってくる。

そしてなのは達が反論すると

 

「ちょっと神崎くん!私達は別に神崎のお嫁さんでもないし所有物でもないんだよ!」

 

「何だよ〜照れんなよなのは〜」

 

「いやどう見ても1ミリも照れてへんやろ。私らは自分達から小鳥遊くんに挨拶しただけやのに何で神崎くんにそないな事言われんとあかんの?」

 

「は?自分達から?テメェモブゥ!はやて達に何しやがった!!」

 

このように自分にとって都合のいいように脳内変換される。大抵はなのは達がツンデレと思われるか俺が嫌がるなのは達を無理やり近づけていると思っているらしい。

 

「別に何もしてないってば」

 

「んなわけねぇだろ!!じゃなきゃ俺のなのは達がお前みたいなモブに近づくわけねぇだろぉが!!!」

 

「ちょっと神崎!いい加減にしなさいよ!小鳥遊が可哀想でしょ!!」

 

「いやバニングスさん、別に気にしないで」

 

「てめぇ誰のアリサに話しかけてんだ!!ぶち殺すぞ!!」

 

「あぁもう……………………うざいな」

 

「え?」

 

やべ、なのはに聴こえちゃったか?

流石に鬱陶しいので俺はレアスキル、【幻想の境界(ネクロファンタジア)】を発動させる。

 

「神崎くん。そろそろ朝の会が始まるし、席に着いた方がいいと思うよ」

 

「あぁ!?ちっ!次はねぇからな!!モブゥ!」

 

そう言うと神崎は自分の席に戻った。

今俺が弄った境界は『神崎の物事に対する優先度』の境界。俺に対して怒りをぶつける事よりも朝の会を受ける事の方を優先させたのだ。

 

「一体何がしたかったのかしら…あの馬鹿は」

 

「ゴメンね小鳥遊くん…私達のせいで…」

 

「いやいやテスタロッサさん達のせいなんかじゃないよ。もう慣れたからそんなに気にしないでよ。そんな事よりそろそろ席に着いた方がいいと思うよ」

 

「そうね、じゃあまた後でね小鳥遊君」

 

「うん、御林さん」

 

御林が席に戻るとそれを皮切りにはやて達も席に戻り始める。

 

「ゴメンね小鳥遊くん、迷惑だったよね」

 

「さっきも言ったけど僕は気にしてないから大丈夫だよ、高町さん」

 

「ねーねーロクトー。ずっと思ってたんだけど髪切らないのー?眼鏡かけててもそれじゃあ見えずらいんじゃないの?」

 

俺の前髪は目を隠すほど長くなっている。1週間前まではそんなに長くなかったのだが原作キャラ達…特に高町なのはと八神はやてには俺の素顔を見られる訳にはいかないので魔法で髪を伸ばして伊達眼鏡を作った。

コレで大丈夫だろうと思っていたのだが…まさか転校初日に声だけで気づかれそうになるとは思わなかった……。あの時は焦った………。

 

先程からまるで俺が原作キャラ達と既に会ったことのあるような事を言っているが実は彼女達、と言っても高町なのはと八神はやてだけなのだが…その2人とは初対面ではないのだ。

 

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 

アレは5歳の頃…自由に動き回れるようになった俺は海鳴市中を探索しようと思い街中歩き回っていた。そして夕暮れになり日が沈み始めたので家に帰ろうとしたら近くの公園から少女の泣き声が聞こえ、気になってその声のする方へ行ってみたのだ。

そこに居たのはブランコに乗って涙を流していた幼い少女、「高町なのは」だった。

だかしかし、その時の俺はその少女が「高町なのは」とは知らず純粋に何故泣いているのか気になって話しかけていた。

 

「何で泣いてるんだ?」

 

「ふえ?」

 

「どこか痛いのか?それとも誰かに苛められたのか?」

 

「ううん………さびしいの…」

 

「寂しい?」

 

「うん…おとうさんがおっきなおけがして…ずっとねてるの……それで、おかあさんも、おにいちゃんも、おねえちゃんも…みんないそがしそうで……かまってもらえなくて…でも、わたしがわがままいったら…おかあさんも、おにいちゃんも、おねえちゃんも、みんなこまっちゃうから…」

 

「ふーん…じゃあさ、俺に話してみろよ」

 

「…え?」

 

「寂しくて、甘えられなくて辛いんだろ?苦しいんだろ?だったらその苦しみを一度全部吐き出してみろよ。そしたら少しはスッキリするかもしれないぜ」

 

「でも………」

 

「あーもう………先謝っとくぞ」

 

「え?むぎゅ!」

 

俺は目の前のなのはを抱きしめたのだ。頭に手を回すようにして落ち着かせるように後頭部を撫でる。あ、銀髪オッドアイみたいに邪な感情は無いからな、俺はそんな幼女に発情する程飢えてもないしな。というかその頃5歳だし。

 

「ふぇ!?な、な、何してるの!?」

 

「頑張ったな」

 

「…え?」

 

「寂しかったのに…辛かったのに…苦しかったのに…今まで1人でよく頑張ったな。よく我慢出来たな」

 

「………」

 

「でもな…もう1人じゃない」

 

「…?」

 

「俺がお前の友達になってやる。お前が寂しい時、苦しい時、辛い時、俺がお前の側にいてやる。お前は今まで1人で頑張ったんだ。だから、もう泣いてもいいんだぜ?」

 

「っ!」

 

「寂しかったら、苦したかったら、辛かったら……泣いてもいいんだ」

 

「う、うぅ……うわああああああぁぁぁぁぁんんんんん!!!!!」

 

それで俺はなのはが泣き止むまで抱きしめて頭を撫で続けてやった。うん、今思うとかなり黒歴史だな。初対面の少女相手に何言ってんだか…というかなのはもなのはでいくら同い年だからって初対面の男相手に警戒心がなさすぎだろ。

まあこの時はんな事何にも考えてなかったけどな。

10分くらいか経つとなのはも落ち着いたのか泣き声はしなくなった。

 

「もう大丈夫か?」

 

「…うん、ありがとう。あっ…おようふくが…」

 

見ると俺の服はなのはの涙でびっしょり濡れていた。それを見て申し訳なさそうにしょんぼりするなのは。

 

「気にするな。こんなのは洗えば良いだけだ。それよりお前が泣いてくれてよかったよ」

 

「なんで?」

 

「お前の中の寂しさやら苦しみやらが吐き出されたからさ。泣いたらスッキリしたろ?」

 

「うん!」

 

なのはの顔にはもう寂しいという感情ら無かった。

 

「…じゃあ俺は帰るな」

 

「あ、まって!だきしめてくれてありがとう!」

 

「そ、そういう言い方は止めような?いや間違っては無いんだけどね?」

 

「ねぇねぇ!あしたまたこのこうえんにこれる?」

 

「あーゴメンな。俺明日から忙しくなるからもう来れないと思うんだ」

 

実はその日は修行の休憩日にしていたのだ。それ以外の日は殆ど魔法や身体能力を鍛えるトレーニングをしていた。まあ体の方はまだ成長仕切っていないから軽い物から初めてたんだかな。

俺がそう言うとなのはは悲しそうな顔になる。

 

「…また、あえる?」

 

「会えるさ、きっと……じゃあな」

 

俺はそれだけ言うと公園から出て行った。少し歩いていると後ろから、

 

「バイバイ!ありがとう!」

 

というなのはの声が聞こえてきたので手を挙げて応えた。

 

で、家に帰ったあとあの少女が高町なのはって言うことを思い出して「やっちまった」ってなったんだよな。

 

 

次は八神はやてだな。アレは夏だったか?

原作だと「P・T事件」が終わってフェイトが嘱託魔導師認定試験を受けて合格した頃の筈だ。俺は図書館に来ていた。

 

「暑っつ…」

 

あの日は特別気温が高くて茹だるような暑さだった。

 

「あ〜涼しい〜」

 

図書館に入ると冷房が効いており、流れ出る汗を乾かしてくれた。

で、俺は勉強をしに来たんだよ。家で冷房つけると電気代が大変な事になるし、でもこう暑いとべ湯に集中が出来ない。ならどこか冷房が効いてるところへ行こう。という訳で私立図書館に来た。

 

「さて、何か教材探すか」

 

丁度買っておいた教材もやり終えていたので何か代わりになるモノを探そうとしていた。

 

「う〜ん!う〜ん!」

 

「ん?」

 

すると車椅子に乗った少女が必死に手を伸ばして本を取ろうとしているのが見えた。

流石に見て見ぬふりをするのは心苦しいので手の先にあった本を取ってあげる。

 

「ほい、コレであってるか?」

 

「え?あ、あぁおおきに」

 

「おおきに?(それに車椅子…ってまさか…)」

 

「ああ私関西生まれなんですよ。本取ってくれてありがとうございますぅ」

 

「いや気にしないでくれ、何か困ってるように見えたからさ」

 

「それで実際に動ける人は余りいませんよぉ。あ、自己紹介がまだでしたね、私は八神はやて言います。貴方は?」

 

「(あぁやっぱりか…)俺はえっーと、ロクト、それと多分同い年だと思うからタメ口でいいぜ」

 

「え?嘘、ロクトくん何年生なん?」

 

「小三」

 

「同い年やった!?」

 

「逆に年上だと思っていたのかよ…」

 

何でもはやて曰く雰囲気が大人っぽかったからてっきり年上と思ってたとの事。まぁあながち間違ってはいない。

 

「ロクトくん、もうそないな所勉強してるんや」

 

「まぁな、学校の授業は暇でつまらないからな」

 

俺がやってた問題集は高校卒業程度レベルの問題集。前世では高校卒業と同時に就職したから大学の勉強はしていないのだ。なので今世で出来たら大学行きたいなーと思っているので今から勉強をしている。自慢じゃないが、前世でも勉強はそれなりに出来ていた。

 

「それより八神…お前、こんなの見てて面白いのか?」

 

「はやてでええってば、もうロクトくんも頑固やなぁ」

 

「うっせ」

 

「まあ見てておもろいっちゅーよりは楽しいって方が大きいかもなぁ」

 

「楽しい?」

 

「せや…見ての通り私、足悪いんよ…だから学校も休学しておってな。家でも1人だし…」

 

という事はまだヴォルケンリッターは登場していないのか。

 

「だから歳が近い子とこうやって話すのも久しぶりやったから…何か楽しくて」

 

「……そうか」

 

それから俺達は無言で時間を過ごした。どちらも話さなかったが何処か居心地のよい時間だった。

 

「…ふう、一段落………ん?」

 

「すぅ…すぅ…」

 

勉強が一段落してふと横を見てみると机に向かって穏やかな寝息を立てているはやてがいた。

俺ははやてを起こさないようにそろっと席を立って教材を戻しに行く。

そして席に戻る、はやてはまだ寝ていた。

仕方が無いので声をかける。

 

「おーい八神ー」

 

「すぅ…すぅ……ロクトくん……」

 

「…何で俺の名前が出るんだよ、おい八神、起きろ」

 

「ぅん…ん……ロクトくん?何でうちにいんの?」

 

「寝ぼけてんな、もう5時すぎるから俺は帰るぞ」

 

「えっ、あっ待ってーな!私も帰るから!」

 

それで俺とはやては2人で図書館を出た。

 

「おい八神」

 

「ん?何やロクトくん?」

 

「もう時間も遅いから送ってく」

 

「え?いやいやそんなん悪いて。それにロクトくん家は家族待ってんやないの?」

 

「俺の家は今俺しか住んでいない。だから遅くなっても心配する人は家にはいない。だけど八神は女だ、それに車椅子だから変質者とかにあったら逃げることも出来ないだろ」

 

「せやけど私みたいな子供を襲う男なんかいやへんて」

 

「バカかお前は?お前はかなり美少女の部類に入る顔をしてるんだぞ?それに世の中にはロリコンという名の変態もいる。ここの治安がいいからと言って犯罪が起きないわけじゃない。だから送ってく」

 

「び、美少女……/////」

 

「?まあそういう訳だからナビゲート頼む。お前の家知らないし」

 

「ふふっ、分かった。じゃあまずはあそこの交差点を右や!」

 

「はいよ」

 

「出発進行や!ロクト号!!」

 

「誰がロクト号だ」

 

そしてはやてを家まで送って帰った。

 

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 

いやーはやてとは小三の頃会っていたからバレるかなって思ったけど何とかギリギリセーフだった。

おっと話を戻すか。

 

「それに関しては大丈夫だよ。隙間から見えてるから」

 

「でもでもそんな長いと邪魔でしょ?」

 

「うーんまぁね。それよりテスタロッサさん、1限目は国語だけど宿題やった?」

 

「あぁー!忘れてたぁー!フェイト見せて!」

 

「姉さん…偶には自分でやろうよ…」

 

「あはは、相変わらずだねアリシアちゃんは………ねぇねぇ小鳥遊くん…」

 

「何?高町さん」

 

「私達……やっぱりどこかで会ったこと無かったかな?多分、ちっちゃい頃……5歳くらいの時に…」

 

これは気づいているのか?俺がなのはを慰めていた少年だということに…。いや、恐らく俺かもしれないと思っているが確証がないから踏み切れないって所か。

 

「うーん…前も言ったけど高町さん見たいな可愛い子は見たら忘れないと思うんだよね。それに僕、小学校に入るまでは海鳴市にいなかったから」

 

「か、かかか可愛い……/////って、え?そうなの?」

 

「うん、小学校に入る少し前に親の仕事でここに来たんだ」

 

「そう、だったんだ…ゴメンね、変なこと聞いちゃって」

 

「いいよ、気にしないで」

 

さっきの話は嘘だしね。

これ以上聞かれるとボロが出そうなので話題を変える。

 

「ところで明日テストだけど対策は大丈夫なの?」

 

「「「あ」」」

 

変えた話題はなのはだけでなくフェイト、アリシアも反応した話題であった。

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