魔法少女リリカルなのは 〜ありがちな転生生活〜   作:妖魔夜行@

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この作品は本当に頭の悪い作品なので頭をすっからかんにしたい時に読むのがオススメです()


決闘後のフラグ乱立

side碌斗

 

「…どうした?来ないのか?」

 

「…では、行きます!」

 

俺は木刀(短剣サイズ)を構えながら恭也さんに向かって走り出す。

 

「シッ!」

 

狙うのは手首。刃を下にして突きを繰り出す。

 

「ふん!」

 

だがそれを恭也さんは簡単に受け流す。そしてそのまま斬りかかってくる。

俺はそれを防ぐのではなくステップを踏むことによって回避する。

 

「んな攻撃当たりませんよ」

 

「そんな事は、知っている!」

 

恭也さんはそう言いながら更に袈裟斬りをしてくる。

少し足を開いて木刀で削るようにして勢いを殺す。

 

「ッ!」

 

それを見て恭也さんはすぐさま離脱する。

やはり恭也さんは強い。ここまで一撃も当てれていない。が、それはあちらも同じこと。

 

俺が恭也さんに見せている剣術はアリババの王宮剣術だけ……アレを見せてみようかな。

 

「ふむ…確かにサボってはいなかった様だな。一つ一つの動きのキレが増している」

 

「ありがとうございます。ですが…まだ褒めるのは早いと思いますよ?」

 

「何?」

 

俺は王宮剣術の構えを解いて、少し上半身を捻った構えをとる。

 

この形の木刀で出来るかどうか分からないが…。

 

「初めて見る構えだな…霞の構えに似ているが……」

 

「まぁやってみれば分かりますよ」

 

「そうだな。そうさせてもらう!」

 

恭也さんはそう言って肉薄して、そのまま勢いを利用して唐竹割りをしてくる。

俺はそれを木刀の側面(・・)を使って受け流す。

 

「なっ!?」

 

「そして…こうだっ!」

 

「ぐぅ!!」

 

すぐさま王宮剣術に切り替えて連撃をしかける。

 

「首!肘!肩!どうしました恭也さん!」

 

「くっ!このっ、調子に乗るな…!御神流!薙旋!!」

 

「うおっ!?」

 

抜刀からの四連の斬撃。それを何とか受け流すが、体勢を前にいる崩してしまい片膝を着きます。

それを見てチャンスとばかりに攻め上がる恭也さん。

右薙ぎをしてくる恭也さんの木刀を俺は木刀で防ぐ。だがそれだけでは恭也さんは止まらず木刀を振り下ろしてくる。

それを待ってた(・・・・・・・)

振り下ろされる木刀を右側にスライディングする事で躱す。

そして、素早く背後に回り恭也さんの首元に木刀を振り下ろす。

勝った!

 

「え?」

 

「…驚いたぞ。まさか…神速を使わせる程強くなっていたとはな」

 

気づいた時には恭也さんは俺の後ろにいて、木刀を俺の首元に当てられていた。

 

「……参りました」

 

「勝者、高町恭也!」

 

士郎さんの声によって試合が終わった。

 

sideフェイト

 

速い。

どちらも凄まじいスピードだった。生身の体であんなスピードを出す2人を見て、私は身震いした。

そして最後になのはのお兄さんが見せた技…確か神速って言ってたっけ?アレを使った瞬間、お兄さんは私の、いや恐らく皆の視界からも消えた。まるで瞬間移動をしたかのように、いつの間にかロクトの後ろに回っていたのだ。あのスピードは私のソニックムーヴと同じくらいの速さだった。

 

「凄かったね!フェイト!」

 

「うん…速かった…」

 

それにロクトが前髪をヘアピンで留めた事によって彼の素顔を初めて見ることが出来た。

カッコよかったな……。

 

「フェイト?どうかしたの?顔が赤いよ?」

 

「えっ!?な、何でもないよ姉さん!」

 

「(おやおやこれはー?)流石ね…でも、ロクト君ってカッコよかったのね」

 

「「「え!?」」」

 

咲ちゃんの一言になのは、はやて、アリサが一斉に反応した。

 

「ま、まままさか!咲ちゃんまで!?」

 

「ロクトくんに惚れムグゥ!?」

 

「ちょっ、ちょっと!何言ってんのよはやて!アイツに聞こえちゃうでしょ!べ、別に私はどうでもいいけど!」

 

やっぱり3人ともロクトの事を好きなのかな…?

 

…何だろう?今心の中でチクッとした………。

 

「安心しなさい。私は違うわよ…それにしても恭也兄さんは大人気ないわね…神速まで使うなんて」

 

「その神速って何なの?」

 

すずかが私も疑問に思っていた事を咲に聞いてくれた。

咲が言うにはなのはのお兄さんが使っている古流武術の奥義の歩法らしく、それを使うと周囲の動きが止まっているように感じ、そに加えて無意識にかかっている肉体のリミッターが外れ、限界以上の身体能力を発揮出来るようになる技らしい。周りから見れば急に消えて突然現れた様にしか見えないらしい。

 

「凄いね……人ってそんな事も出来るようになるんだね」

 

「いやぁ…それは高町家の人間だけじゃないかしら?主に恭也兄さんと美由希姉さん」

 

なのはの家族は凄い人しかいないということが分かった。

私達が話していると、あちらも話終わったのかロクトとお兄さんがこちらに近づいてきた。

 

「あぁー疲れた」

 

「何だ?たった1回の模擬戦をやっただけで、だらしがない」

 

「恭也さんとの試合は普通の5倍は疲れるんですよ。それにしても神速かぁ…どうやって対処しようかな…」

 

「そんな簡単に対処されては奥義の面目が無いんだが…今日はもう帰るのか?」

 

「ええ。元々今日はあの時に帰ろうと思っていましたからね。まぁ久々に恭也さんと戦えて楽しかったですけど」

 

「ふっ、俺もだ」

 

2人は仲良さそうにお互い笑いながら話しています。

そしてなのは達が2人に近づいて行きます。

 

「ロクトくん!すっごい強かったんだね!」

 

「そ、その…かっ、カッコよかった…わよ///」

 

「と言うか聞きたかったんやけどロクトくん、何で学校では顔隠してんの?その、そんなにかっこいいのに///」

 

「ん?目立ちたくねぇからだよ。元々はお前らに顔を見られたくなかったってのもあったが…バレちまったし明日からは短くして来るか?」

 

「「「「いいと思う!」」」」

 

ロクトの言葉を聞いて私となのはとはやてとアリサは声を合わせて言った。

 

「お、おお。どうした?って何ですか恭也さん」

 

「ロクト…幾らお前でもなのははやらんぞ」

 

「何言ってるんですか、いりませ「それはなのはに魅力がないと言うことか!?」あーメンドくさい状態になったなぁ……それじゃ俺帰るわ!じゃあな!」

 

ロクトはそう言うと素早く荷物を纏めて道場から出ていった。

 

「じゃあ恭也さん、士郎さん、今日はありがとうございました!次は負けませんからね!」

 

「待てっ!まだ話しは終わってな「お兄ちゃん…」なのは?」

 

「ちょっとO☆HA☆NA☆SIしよーか?」

 

…なのはの周りから黒い何かが出ているのが見えます。それを見ると何故か震えが止まりません…道場にいる大半が皆震えています。

私達は2人を放置して帰ることにしました。なのはのお父さんからお土産を貰ってみんなと別れました。

 

 

 

その後、お兄さんが開放されたのは1時間後だったとか。

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