魔法少女リリカルなのは 〜ありがちな転生生活〜 作:妖魔夜行@
よく考えたら空白期だから本編とか無かったですね。
sideロクト
「それじゃ俺はこのあとちょっと寄るところがあるから先帰っといてくれ」
「分かりました、余り遅くならないでくださいね?」
「分かってるよ。そこまで長居はしないつもりだし、もし遅くなりそうだったら連絡するから」
「なら良いですが…ではレヴィ達にも伝えて起きますね」
「ああ、頼んだ」
そう言って教室を出て大急ぎで靴を履き替え校門を出る。何故こんなに急いでいるかと言うと今日は週に一度、高町なのはの両親が経営している店、翠屋に行く日だからだ。
転生してからずっと食べてみたかった翠屋のケーキを初めて口にしてから3年。俺はすっかり常連となっていた。
「こんにちはー」
「やぁこんにちはロクト君。今日は何にする?」
笑顔で出迎えてくれたのは高町士郎さん。『魔法少女リリカルなのは』の主人公、「高町なのは」の親父さんだ。
「いつものでお願いします。あと家族用にケーキを5つお願いします」
「はいはい。種類はどうする?」
「そうですね…ショートケーキが2つ、チーズケーキが2つ、モンブランが1つでお願いします」
「わかったよ。じゃあ少し待っててね先ずはロクト君のいつものメニューを持ってくるから」
「はーい」
そうして待つこと数分後、士郎さんがチョコレートケーキとストロー付きコーラを持ってきてくれた。
うん、いつ見ても美味しそうだ。
「どうぞ召し上がれ」
「頂きます、あむっ……うーん、やっぱり翠屋のケーキは最高ですね…何度食べても飽きない美味しさ…」
「あはは、そう言って貰えると嬉しいよ。僕達も作ったかいがあるってものさ」
暫く翠屋のチョコレートケーキを楽しんだ後、家族用のケーキを買って店をあとにした。
外に出ると空は赤くなって夕日が沈んでおり、やや暗くなっていた。
「うーん…ここから歩いていくと確実に遅くなるな。仕方ない、スキマを使うか」
周囲に人がいないことを確認してスキマを開く。俺の目の前の空間が裂け、端がリボンで結ばれ目が幾つも蠢く空間が見える。
【
スキマを通って家に到着する。そしてすぐさまスキマを閉める。あんなの誰かに見られたら説明のしようがないからな。
「ただいまー」
「おかえりなさいロクト。先にお風呂入りますか?ご飯にしますか?」
扉を開けるとユーリが出迎えてくれた。時刻は丁度5時半を過ぎたあたり、夕食にするには少し早い時間だ。
「どっちもいいかな。あ、それとコレ。お土産のケーキだ」
「わぁ!翠屋のケーキですね!すぐ冷蔵庫開けてきます!」
翠屋のケーキを見せた瞬間、ユーリは目を輝かさせケーキを持ってキッチンへと向かっていった。
「相変わらずだな…アラジン、人型になっていいぞ?」
『はーい』
俺がネックレス型のデバイス、アラジンを外すとデバイスは赤い光に包まれてやがて収まっていく。するとそこにはマギに登場するアラジンがいた。
「ねぇねぇ碌斗くん。僕の分のケーキは?5つしか買ってなかったけど…」
「何言ってんだよアラジン。俺は翠屋で食べてきただろ?あのケーキはお前、シュテル、レヴィ、ディアーチェ、ユーリの分だよ」
「えっ、でもいいの?」
「いいに決まってるだろ。ほら飯作るから待ってろ」
「……はーい!」
アラジンはリビングでユーリと一緒にゲームをしにいき、俺はそのままキッチンへ行くとレヴィが冷蔵庫からシュークリームを出しているのが見えた。
「おいレヴィ、何をしている?」
「ふぇっ!?ロク!!」
「お前それ…これから夕飯作るから食うのは明日にしとけ。折角ケーキも買ってきたんだから」
「でも僕は今食べたいんだよ!」
「そうかなら今日のカレーはレヴィだか無しな」
「ええぇぇー!!??分かった!分かったよ!明日にするからカレーは!カレーだけは!!」
必死に俺の首をガックンガックン揺らしながらそう言うレヴィ。
「わ、わかったから離せ!」
うえ…揺らされすぎて気持ち悪くなった…。
レヴィはカレーが食べれることになった安心したのか鼻歌を歌いながらリビングへゲームをしに行った。
「全く…さてそろそろやるか」
冷蔵庫から野菜を取り出し包丁とまな板を用意する。野菜を軽く水で洗って皮を剥いているとディアーチェがキッチンに入ったきた。
「ロクト、何か手伝う事はあるか?」
「ディアーチェか。そうだな…鍋の用意をしておいてくれ。俺は野菜を切り終えたら肉を焼くから」
「分かった。なら煮込むのは我がやろう」
「ああ、頼む」
ディアーチェと作業を分担しながらカレーを作ること30分。後はルーを入れてかき混ぜるだけ完成だ。
…そう言えば料理中何度かディアーチェが挙動不審になっていたな、顔も赤くなってたし風邪か?後で聞いてみるか。
「っと、そろそろいいかな?ディアーチェ、皆を呼んできてくれ」
「うむ任せろ」
そう言ってディアーチェはエプロンを外してリビングへ向かっていった。それと同時にシュテルがやった来た。
「ロクト。手伝う事はありませんか?」
「ん、それじゃあご飯よそっておいてくれ。ルーかけるから」
「はい、分かりました。お皿はこれでいいですか?」
「あれ?カレーライス用のお椀があったはずだが…あぁ、そう言えばレヴィが前割ったんだったか」
アイツは1ヶ月に1回は食器を割るからなぁ…頼むからもう少し注意してくれ。
「じゃあ皿はそれでいいよ。ルーをかけたら持ってってくれ」
「分かりました。レヴィー!カレーですよー」
「カレー!!」
シュテルの声に反応にしてレヴィのツインテールが跳ね上がった。
…え?どうやったの今。
「それじゃあ、頂きます」
「「「「「頂きます!」」」」」
俺が頂きますと言ったあとに5人も続けて言う。
「あむっ…むぐむぐ…うん、普通だな」
「そう?僕はとっても美味しいと思うけど?」
「ええ、ロクトの料理はいつも美味しいですよ」
「おかわり!」
「早すぎるぞ!?もっと味わって食べんか!」
「こらレヴィ、まだカレーはあるんですからそんな慌てて食べないで下さい」
「でもロクトのカレーが美味しいのがいけないんだよ!スプーンが止まらなくなるもん!」
「はいはいありがとな。ほれ」
レヴィの皿に先程より多くご飯とカレーを盛る。というかさっきのも皆より多めに盛ったんだけどなぁ…。
結局レヴィはあれから更におかわりをしてカレーを3杯食べた。
作った方としては嬉しいけどな。
で、今はデザートとしてテーブルの真ん中にケーキが入った箱を乗せている。
「ショートケーキとチーズケーキが2つずつ、モンブランが1つだ。好きなのとれ」
「僕ショートケーキ!!」
「じゃあ私はチーズケーキを」
「我もチーズケーキだな」
「私はショートケーキがいいですね」
「じゃあ僕はモンブラン♪」
順にレヴィ、シュテル、ディアーチェ、ユーリ、アラジンの順だ。
皆が食べ始めようとする時シュテルが首を傾げた。
「あれ?ロクトは食べないんですか」
「俺は翠屋によって食べてきたから良いよ」
「じゃあ碌斗くん、僕のモンブラン1口上げるよ!はい、あーん!」
「「「「!?」」」」
そう言ってアラジンはモンブランが乗ったスプーンを俺の口に持ってくる。
「別に気にしなくていいんだぞ?」
「やっぱり皆で食べた方が美味しいじゃないか!」
「…それじゃあ有難く…あむっ」
「「「「!!??」」」」」
うん、やっぱり翠屋のケーキはどれも最高だな。俺はチョコレートケーキが1番好きだけど普段あまり食べないモンブランも美味い。栗の程よい甘みが口の中に広がっていく。
「…うん、美味い。ありがとなアラジン」
「どういたしまして♪折角だから他のケーキも1口貰ったら?」
「いやそれは流石に悪「「「「いいえ全然!!寧ろ是非!!さぁ!!!」」」」い…え?」
4人は目をギラつかせながら俺にスプーンを向けてくる。
……怖いよ。
ケーキはとても美味しかったです。流石翠屋。4人が食べさせたがるのも頷ける。
主人公のプロフィールです。
名前・小鳥遊 碌斗(たかなし ろくと)
イメージボイス(中学生卒業まで)小林ゆう。
性別・男
年齢・10歳
魔力ランク・(F)(B+)(S+)SS+(普段はリミッターをつけている。その上にさらに強力なリミッターを付けている)
魔力光・赤っぽい黒
容姿
・やや癖毛な黒髪。前髪をヘアピンで留めている。目の色は黒。イケメンかどうか聞いた場合、10人中7人が普通と答え2人がイケメン、特殊な1人が男の娘と答えるような顔。ややイケメンよりのフツメン。
イメージはSTEINS;GATEの漆原るかを男っぽくした感じ。
レアスキル等の説明は本編で説明していきます。多分。
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