魔法少女リリカルなのは 〜ありがちな転生生活〜 作:妖魔夜行@
sideシュテル
どうも、小鳥遊家ではしっかり者の長女的な立ち位置にいる小鳥遊シュテルです。
私は最近怒っています。何故かと言うとロクトが私に構ってくれないからです。ディアーチェとは買い物デート(※碌斗は普通に買い物だと思ってます)をしたり、レヴィとはサッカーデート(※碌斗は普通にサッカーをry)をしたり、ユーリとはイチャイチャお料理をしたり(※碌斗はイチャついてるつもりはry)…なのに私はずっと1人(※碌斗と一緒に暮らしています)…少しぐらい構ってくれてもいいのに…。
なので私は実力行使に出ました。
「…という訳です。理解出来ましたか?ロクト」
「いや全く、全然理解出来てませんから」
私の目の前にはロープで縛られたロクトが座っています。
…なんと言うか、こう、縛られているロクトを見ると昂ってくるものがありますね。
「(な、何だ?寒気がしたぞ?)」ゾクッ!
「要するにロクトはあの3人ばかり構いすぎなのです」
「いやそんな事ないだろ。というかシュテルと一緒にいる時間の方が長いと思うぞ?」
「?何でですか?」
「ことある事にお前が俺にO☆HA☆NA☆SIをしてくるからだよ。何で気付いたら1時間もたってんだよ。怖ーよ、一体その1時間の間に俺は何をされてんだよ…」
「それはもう…色々と……………いえ、なんでもありません」
「え、まってごめん、怖いんだけど。何、その間?」
「ではロクト、折角家に二人きりなのですから勉強でもしますか」
「ねぇまって俺の話聞いて?何さっきの間?」
「あ、勉強道具持ってきますね」
「だから俺の話聞いてって。あの間は何?」
ロクトと二人きりの勉強…ふふふ…どさくさに紛れて、ロクトとあんな事やこんな事を……/////
◇
それから何分かして私とロクトは勉強を始めました。あ、勿論ロクトの縄は解きましたよ?
私は国語の成績が少し他の教科より悪いのでロクトから国語を重点的に教えて貰っています。
「そこ、少し違うぞ?」
「え?何でですか?」
「これじゃあシュテルの考えになってるだろ?そうじゃなくてこの問題は文に込められた作者の気持ちを書くんだよ」
「成程…分かりました」
「その問題解き終わったら少し休憩にしよう」
「はい」
◇
「…ロクト、終わりました」
「はいよ、おつかれ」
私が解き終わった問題を見せるとロクトはいつの間にか用意していたジュースを私に差出してクッキーをテーブルの上に置きました。
「あ、ありがとうございます。このクッキーはロクトが?」
「ああ、この前作ったやつをとっといたんだ」
クッキーは小さな正方形の形をしておりココア味の黒いクッキーとプレーンの白いクッキーが半々ずつ皿に乗っています。
ココアクッキーを手に取り齧るとサクサクとした食感とココアの優しい甘みが口の中に広がってきます。やはりロクトが作るお菓子は美味しいです…私ではここまでの味を出せません。
「美味いか?」
「ええ、とっても美味しいですよ」
「そりゃあ良かった。所で休憩終わったらまた勉強再開するのか?」
「そうですね……」
チラリと時計とを見ると短針は3を指しており、長針は5と6の間を指していました。
どこかに出かけるには少し微妙な時間ですね…。
「では…こうゆうのはどうでしょう?」
side碌斗
「んっ…あっ…そこ……んん…!」
「変な声だすな」
「いや折角なので臨場感を出してみようかと」
「出さなくてよろしい…ったく、ほれ反対側だせ」
「はーい」
やらしい事してるとでも思ったか?残念!耳かきでした!
大体小学生相手に欲情する程変態ではないつもりだ。精々微笑ましいと思うくらいだな。
「(うーん…やはりロクトの耳かきは気持ちいいですね…このまま眠ってしまいたく、なる…よう、な……)」
「ほい終了って…寝てるのか…」
シュテルは俺の膝の上ですぅすぅと可愛らしい寝息を立てていた。
「ホント…高町なのはそっくりだな、シュテルは…」
まぁクローンみたいなもんだから当たり前なんだけどな。
でも性格は違うんだよな…O☆HA☆NA☆SIをするのは変わらないけど。
「んん……すぅ…すぅ…ロクト……」
「……?」
シュテルの頭を撫でているとシュテルがなにか寝言を言い始めた。
「…早く裸で溶岩の中を泳いでください………」
「夢の中で何させられてんの俺!?」