BASARA/Apocrypha   作:立花総司

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えー、少し前に投稿できそうな感じだったのですが…はい、EXTELLA-LINKにハマっていて投稿がズレてしまいました。申し訳ありません(orz

既に物語は攻略しており、後は色々とゆっくり回りながら他の要素を楽しくプレイしています。結構ボリュームあったのが驚きましたけどね

色々と話が進みました。えー、都合でスパさんの方をこの話で取り入れて即刻ボッシュートルートに入りました。すいません(

では今回もどうぞ


【第5章 聖杯大戦開幕の狼煙】

聖杯について少し語るとしよう。

本来聖杯から呼び出されるサーヴァントには少しばかり特徴的な物が存在する。さまざまな分類が存在するが、中でも冬木の聖杯はある特殊なルールがあった。

 

 

それは「東洋のサーヴァント」は召喚できないのである。元々冬木は日本…つまり日本側出身でもある英霊にとっては知名度補正と言う分類にかかり、通常のステータスの倍以上の実力を示す事になる。

例えばであるが、名前こそビック級である今川義元…もしも冬木聖杯で呼び出されるならば、通常の並サーヴァントより随分と格上になるという事である。性格は別の話題とするが…

 

故に、能力調整を施すことになったため東洋サーヴァントの召喚はできなくなったのである。

 

 

だが、中には何かを施して召喚することもできるというイレギュラー…アクシデント的な出来事もあり得る事らしい。それによって抑止側の目を欺けて召喚される…と言う事も一応は可能である。

しかしそれは、余程魔術面に優れている分類か、はたまた「何者」かの手によって召喚範囲を反則的に広げたのか

 

 

幸村・政宗の召喚は果たして、本当に偶然か…それともこれを故意として召喚した何者かか…真相は誰もが分からずじまいであったのだ。

今も、ミレニア城塞にて収められている大聖杯…特に変化はしてないが、少しばかり通常より魔力濃度の濃さが通常より高い事が目に見えていたが、それに気づく者は誰一人としていなかった…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

あれからであるが、少し時間は経過していった。それぞれの陣営で動きが少しずつあったのである。現状把握しているのは、全部で4つ。

 

 

 

1つ目は赤側の方であるが、突然と""赤のバーサーカー""が単身突撃で黒の陣営に突撃したのである。詳しい経緯は不明だが、どうやら同じ陣営の""赤のキャスター""に誘導され、勝手な独断行動したとされている。

ライダーとアーチャーが説得にし行くも、このバーサーカー、かなりの面倒な分類で狂化EXのスキルを所持しており、会話が出来ているようで実は出来てない分類…説得は失敗してしまう。

そして仕舞いには、黒側に孤立無縁で戦うも倒すことは当然と言えばできず、結果的に捕えられてしまう事に。何とも不憫な事か

 

 

 

そんな黒側であったが、それが2つ目…ある時一体のホムンクルスが行方知らずとのこと。別に一体抜けてでも問題なかったのだが、そのホムンクルスは予想以上に魔力回路が高いとのこと…

故に今後の事を含めて、とある実験にでも使われそうになったのだが、自力で力を解放しどこかに姿を眩ませた模様。

捜索をしているも見つからず仕舞い。噂だと黒側のサーヴァントが匿っているのではないかとされている…黒のセイバーこと、伊達政宗は生憎と関わっていなかったので詳細はいまだ不明のままである。

 

 

 

3つ目は、単独行動をしている赤のセイバーと獅子劫であるが、黒の陣営の戦力調査と言う事で市街地にまで赴き戦闘を行ったとか。ホムンクルスにゴーレムと色々な敵の遭遇であったが、難なくこなしたとか。

だが一部のホムンクルスの格好がかなり奇抜と言うか…日本の暴走族と言わんばかりのホムンクルス達が意外と手ごわかったとされていた。まあ、何とか倒してはいたが。

獅子劫もこれには少々驚いたが、戦力の確認を取れた段階で撤退はしていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そしてもう一つだが、この聖杯大戦において「ルーラー」のサーヴァントが召喚されたという事である。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「佐助、るーらーと言うのは一体?」

 

 

自室で休んでいる幸村は、佐助からの報告を聞き、ルーラーに対して何か知っているか尋ねてみる。

聖杯の知識で確かにある程度の現代・聖杯戦争に関する知識は得ているが、なにも全てではない…特にルーラーと言うのは普通の聖杯戦争では出てくる事がない方だ

 

 

「こっちも独自で色々と調べてみたんだけど…そのルーラーって言うのは、簡潔に言うならば、通常7つのサーヴァントの枠に当てはまらないクラス…「エクストラクラス」と言う分類に値するほうだ」

「えくすとら…くらす??」

 

 

流石にそこまでの外来語の意味が分からないのか、?マークを促す幸村。

 

 

「あー…要するに「通常では出てこないサーヴァント」と言えば分かる?伏兵みたいな感じだけど」

「おー。それならば確かにわかるな」

 

どうやら意味合いのほうがわかった模様。納得をした幸村はそのまま佐助の話を続けて聞くようにする。

 

 

「通常聖杯戦争は7人のマスターとサーヴァントによる戦い…運営側も調整をしながら対応しているわけだが、今回みたいに大人数で予測不能な点になった際の調停役として召喚されるって奴さ」

「ふむ…確かに聖杯大戦は色々と予測不可能なことが多いとされている。ならば、より正常な舞台にする為にこちらに来たという事か」

 

 

幸村の考え方は確かにあっている。通常の聖杯戦争ならば、より面倒な出来事にならない限り、抑止側は一切手を出さないほどである。

しかし、大戦規模ほどになれば流石に話は変わってくる模様。今回ほどになれば一人は派遣してくる程になってくる。

 

 

「…しかし解せないな。確かに今回の戦争は確かに大掛かりになってくる分類、お互い戦力は丁度あっているはず。均衡している筈なのに…わざわざルーラーを呼び出してくる理由がわからないものだな」

 

 

佐助は壁に背を預けながら、こう呟く。確かに…幾ら聖杯戦争をしっかりと維持するために派遣されたと言え、歴代の聖杯戦争においてそこまで問題視されていたわけではない。

前回の聖杯戦争ではドイツとユグドミレニアによる共同作業で幕を終えたと言え、結局それ以来息を潜めていたほど。

 

…疑問をそこまで感じようとしなかった幸村だが、徐々に違和感を感じ始めてきたところがある。

 

 

 

「加えて言うなら、聖杯戦争はそもそもバランス感覚はしっかりとされている。ルーラーを呼ぶのはもっと『俺たちでは対処できないトラブル』の時に来るのがベストなんだが…来るのが早すぎるのが癪に障るが」

 

 

まさに正論を言う佐助。そう、調停をするならばもっと後ででも十分問題ないとされている…しかしながら幾ら赤と黒の衝突が近くなってきているのにもかかわらず、ルーラーを早めに召喚されていたとのこと

となるならば…考えられる点も絞られてくるが

 

 

「…となると、考えられるところが俺には感じられる」

「お、大将的に何かあるって言うの?」

 

 

佐助の考えを一通り聞いていて、途中からほとんど考える事を中心にしていた幸村は、目を閉じこう放った

 

 

「戦場において、予想だにしていない事があるならば、それこそ迅速な解決を求められる。ルーラー殿がこの地に呼ばれたという事は…其達の知らない所で、「何か」が起こっているやもしれん」

 

 

元々聖杯を得るために召喚されたサーヴァント達でも、物事の裏側に対する処置と対策は生憎とない。ならば、外部側であるルーラーを呼び出し何かの際のトラブルを早めに抑える必要があるのはないかと…

知将である昌幸の教えを受けた幸村は、考えた末にたどり着いた答えでもある。

 

 

「ま、確かにそれもあり得るって話か。なら大将、采配を願いたいがいいかい?」

「…うむ、ならば佐助。『アレ』の完成も近い故に、お前にはるーらー殿との接点を作れるならば作ってくれ。その点の情報探り判断はお前に任すぞ」

「御意、良い情報を持ってくるからそれまで待ってなよ?」

 

 

幸村から指示を受け、佐助はそのまま影に入り込み姿と気配を晦ました。

 

 

「もしもるーらー殿に何かあるならば、この聖杯大戦に支障が起きるかもしれん。こちら側で同盟の提案が出来ればいいのだが…念のため、シロウ殿にも相談してみるか?」

 

 

そう考え始めた幸村であったが…しかし、幸村の想像を超えた出来事が既に起きていてしまったのである。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

一方、その噂の種とされているルーラー…金髪で制服姿をしている少女は今、誰もいない夜の広い道路を歩いていた。

その少女であるが、召喚された際に現地の住人に憑依をして動いているため、少々動きづらい所があるも、その住人は幸いにも信仰心がある者だったため、特に問題はなかった。

 

 

さて、その少女は先ほどまでヒッチハイクしていた車で聖杯大戦の舞台に赴く途中であったのだが、嫌な気配を感じ取り、車を離れて一人で歩いていたのである。

そして、その予感だが当たってしまった。空中から凄まじいほどの力を感じ取り、すぐさま力を解放して回避をする

 

 

 

「っ、襲撃してくる事はある程度予測していましたが…」

「悪いな、本来女性を襲うというのは基本控えたいところだったが、色々と訳ありでね?」

 

 

ルーラーは戦装束に身を纏い、武器である旗を掲げて襲撃して来た相手を見る。その相手は…

 

 

「赤のライダー…トロイア戦争の大英雄、英雄ペレウスの子…英霊、アキレウスですね?」

 

 

そう、アキレウスであった。何故かアキレウスはルーラーに対して攻撃を行ってきたのである。そんなルーラーも、初見…否、スキルの影響でアキレウスの真名がすぐさま確認できたのである。

 

「へえー…俺の事を知っているとはねえ?」

「ええ、私は今回の聖杯大戦の調停者として召喚された、ルーラー『ジャンヌ・ダルク』です。その私に牙を向くと言う事は、分かっていますか?」

 

 

そう、ルーラーの真名はかの有名な百年戦争を終結に導き、最期はそんな彼女に嫉まれ魔女として殺されてしまった悲劇の救済者「ジャンヌ・ダルク」であった。

ジャンヌはアキレウスに攻撃をしてきた事を尋ねると

 

 

「あんたもそれをわかって言っているんだろう?俺がこうして出向いている…と言う事、それこそ宣戦布告って奴さ」

「私を仕留めることに、何か理由でもあるのですか?」

 

 

距離を取って、問い詰めるジャンヌ。聖杯大戦の調停を任されたジャンヌは、言わば赤と黒…どちらも属さない中立の存在でもある。にも拘らず、アキレウスは持っている槍を消さずこう言う。

 

 

「そうだな…ならこう言わせてもらおうか。マスターの命令でここに来た。んで、あんたの首が欲しいとな?本当なら、こんな指示受けずに動きたいところだが、ルーラーの動き方をよく見てみたいんでね?」

 

 

そう言うと、アキレウスは槍を構えながらいつでも戦闘態勢に入ろうとする。対するジャンヌも構えようとするも、明らかに分が悪すぎる。

神性持たず、と言って踵を狙うのにも恐らくそう簡単にはいかない。ルーラーとしての特権もあるが、そもそもそれを発動させる余裕があるのか…否、無理に近い方である。

 

 

「そんじゃ始めようぜルーラー。あんたの言う特権…使えるもんなら使ってみな。まあ、手を抜くつもりはそもそもねえがな。神速の一撃で、一気に決めさせてもらうぜ!」

「くっ!」

 

 

確実にくる!そう判断したジャンヌであったが

 

 

 

 

「やれセイバー!!」

 

 

 

 

ふと誰かの声が聞こえ、アキレウスの背後から凄まじい速度で斬りかかる男…黒のセイバーが奇襲を仕掛けてきた

 

 

「Yaーhaー!!」

 

 

瞬時にアキレウスも振り返り槍を振い、武器の衝突をせず距離を取る。セイバー…否、政宗は刀に雷を込め、瞬時にそれを放つ。

 

 

「オラっ!」

「しっ!」

 

 

槍を振って雷を振りほどくアキレウス。

 

 

「…見かけねえ顔だな、てことはお前さんが黒のセイバーってところか?」

「Good。中々に判断力も優れてるぜ、赤のライダーさんよ?」

 

 

瞬時に見極める二人。そんな中、セイバーに指示をしてマスター、ゴルドも姿を現す。

 

 

「黒側が来たって所は…なるほど、そちらさんもルーラーをお目当てにって奴か?」

「一応な?どんな奴か一目見ようとマスター共々来てみたが…中々に悪くねえがな」

 

 

ジャンヌをチラっと見た後、アキレウスに対し武器を構える政宗。ゴルドはその間ジャンヌに近づき、どうやら救援に来たという事を伝えに来た。

汗をかいている辺り、どうやら走ってこちらに来た模様である。よくまあ、ふくよかな体形でここまで頑張れたものだ…

 

 

「さて、赤のライダーよ。お前がルーラー殿に対して殺害行為をしたこと、確かにこの目で見させてもらった!聖杯戦争において重要な立ち回りになる方を抹殺しようとは、究極のルール違反になるだろう!」

 

物凄く正論を言うゴルド。確かにその通り、基本的に中立的立場にいるルーラーを殺害など、通常ではありえない行為である。

 

 

「ま、否定はしねえけどな。それに、黒の陣営側がそっちに出てきた以上…やる事は変わりないって所さ。まずはあんたらから先に相手してやるよ」

 

 

アキレウスは否定こそしないまま、目線をジャンヌから政宗へと目を向けた。ゴルドもまた、ジャンヌと言う強い味方を利用しアキレウスを一気に始末しようと考えたが

 

 

「…あなた方が戦うという事、私は特に言うつもりはありません。しかし、中立と言う立場である以上、私が手を下す事は控えているつもりです」

「えっ!?」

 

思わず驚くゴルド。さっきまで劣勢であったのに、あくまで中立役としての立場を貫こうとするジャンヌ。

 

 

「私の命を、赤のライダーが狙う事と、赤のライダーが黒のセイバーと戦う事は、全く別の案件です。私はルーラーとして、この戦いの調停を行うだけです」

 

 

あくまで仕事として、中立であるルーラーの対応を行うジャンヌ。確かに命を狙われた事は別であるが、今のアキレウスはジャンヌ殺害より、寧ろ政宗を標的としている。話がまた変わってくるのである。

 

 

「良いんだぜ、別に俺は2人がかりで俺と戦うって判断でもな?」

「HA!何言ってやがるんだ、男と男の一騎打ちに邪魔なんていらねえんだよ。おいマスター、キレそうになってないでもっとCoolに指示出してくれ」

 

 

政宗は戦いに邪魔は必要ないと告げ、元々ジャンヌの助太刀を期待してなかった。戦う準備に入り、政宗はマスターであるゴルドに指示を任す事に

 

 

「…ええい!この状況下でクールになれるか!!もう良い、セイバー!あの口が減らないライダーを叩き潰せ!!」

 

キレかけたゴルドであったが、何とか少々だけ落ち着き政宗に指示をする。

 

 

「おっと、どうやらこれで俺とあんたとの一騎打ちになれそうだな。へっ…良いぜ、少し前に結構いい模擬戦したばっかりでな。今度もいい勝負を期待させてもらうぜ!!」

 

 

そう言いアキレウスは槍を展開し、緑色のオーラを纏う。

 

 

「我が名は赤のライダーこと、『アキレウス』!我が父ペレウスの名において、勝負をしてもらおうか!」

「…良いぜ、かかってきな!奥州筆頭もとい、竜王たるこの俺『伊達政宗』…押して参る!!」

 

 

 

 

政宗もオーラ…蒼のオーラを纏い、刀を構えアキレウスに向かい直撃し爆撃が周辺を襲いかかる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

これより始まるのは、異なる世界戦においての更に異なる戦いの舞台になる。その結末は、未だ誰も知る由もなかったのである

 

 

--to be continued--




今回ようやくアニメなどの話題を取り入れての進行でした。今後の事を踏まえると少しずつアニメの話を入れて進行しないとちょっと面倒だなー…と思うところがありました。
見直すなり色々とですが。

さて、色々とあると思いますが今後の更新は差があると思いますが、次回まで楽しみに待って下さると幸いです。

では、感想ご意見色々とお待ちしてますー!
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