カオスクロススクールD×H 変人紳士な青龍帝 英雄王とアーサー王に育てられし元ニート物語 作:zeke
俺――兵藤一誠は鉄ちゃんとの灰色の学園生活を送りながらもやっと中学を卒業した。
あ~、マジで授業とかつまんねえわ。
一回習得しているものを何でもう一回しなきゃならないんだよ!
ニートをなめるなよ!!これでも前世は優秀なニートだったんだぜ!
優秀なニートって何だよと思う人に説明。
優秀なニートとは!元優秀な人間(学校で好成績を収めていた者)がグレテ、グレテ、グレちゃった為にニートに成ったのが優秀なニートだ。どうだ?簡単明白実に分かりやすいだろう?
と言っても俺が前世で学校に行ったのは中学まで。高校からは虐めに会って不登校のまま死んじゃったんだよね~。
黒歌や白音も学校に行き始めたよ。二人とも俺が学校に行くから羨ましかったのか分からないけどまあ、一緒に学校に行き始めた。
って言っても黒歌とは同級生だけど白音は一つ下の学年になったけどね。
高校も駒王学園って言う所に行く事に成った。
フルチンが「一緒に行こう!!」とか言い出したから成り行きで通う羽目に………元女子高=女子一杯
俺、コミ障なのに………フルチンに後でコブラツイストをしてやる!!
フルチンが後で処刑される事を俺によって決定されながら今、駒王の入学式を受けている。
あ~、入学式ダリ~。
ハゲの長い説教を聞くとか誰得だよ。得する奴はいるのか?
『新たに入ってきた教師を紹介します』
ふと、アナウンスが流れ視線をステージに向けると鉄ちゃんが居た。
うん、もう驚かない。
ただ、乾いた笑いが込み上げてくるだけだ。
体が筋肉で出来ている。心は筋肉で出来ているあの鉄ちゃん。
お世話に成りたくなかったけど小、中学校とお世話に成った鉄ちゃん。
あの鉄ちゃんがステージにいた。
俺は何も見ていない、何も見ていない、何も見ていない!!
『逃げるな現実を受け入れろ』
五月蠅い!この負け犬先輩が!
でも、逃げちゃだめだ 逃げちゃだめだ 逃げちゃだめだ 逃げちゃだめだ 逃げちゃだめだ 逃げちゃだめだ 逃げちゃだめだ 逃げちゃだめなんだ!!
キュピーン
俺の中でエヴァ初号機が覚醒した気がする。
今ならATフィールドも展開できそうな気がするよシンジ君…………シンジ君は居なかったんだっけ?
なら、負け犬軍団の先輩の一人をシンジ君としよう。
良かったね新たな名前が付けられて。
鉄ちゃんがステージで何かを言っている中負け犬軍団の先輩の一人の名前がシンジ君と命名されました。
高校入学式が終わり教室に行こうと移動しているとフルチンが走ってきた。
「おい、一誠」
「何だ。フルチン」
「だからフルチンと言うのを止めろと何時も何時も言ってるだろう!」
激怒のご様子のフルチン君。
「すまなかった発情市君」
「もういい。好きに呼んでくれ」
どうやら諦めたご様子のフルチン君。
「それじゃあ発情中の露出摩フルチン君で」
「辞めてくれええええええええええええええ!」
何だ此奴
「注文が多いな~もう」
「何で罵倒がひどくなるんだよ!!」
「え、何を言ってるんだい?君が更に罵倒をしてくれと言ったんじゃないか!」
周りの女子がフルチンを見る眼がすごい事に成っているような気がする。
「俺は好きに呼んでくれと言ったんだ!罵倒しろとは言ってないぞ一誠!!」
「え!お前にとってご褒美じゃなかったっけ!?」
驚きの真実だよ。此奴にとってご褒美かと思っていたのに。
「ちょっと待て!俺はそんな性癖を持ち合わせていないぞ!「綺麗な女子に言われたら?」ご褒美です!!」
おいおい、フルチン。場所をわきまえろよ。今は学校だぞ、元女子高だから女子率が高いんだぞ?
「うわ~」
「キモい」
口々に女子がフルチンを罵倒し始める。
フルチン若干涙目。しゃあないな。
「フルチン、ちょっと待ってろ誤解を解いて来てやるから!」
「一誠!」
拾ってきた子犬のような顔に成るフルチン君。
女子に罵倒されてそんなに嬉しいんだな!
「おい!ちょっと待て!!」
最後のキモいといった女子の方に向かうと俺は彼女に向かって言った。
「な、何よ!」
「お前、フルチンがキモいとか言ったな!」
「そ、そうよ!!」
ここで一息間を開けて彼女に言った。
「馬鹿野郎!!フルチンがキモいのは最初から、地球が出来た時から分かっていた事だ!それにそんな事を言ったらあいつが発情しちまうだろうが!!!」
「一誠!!!」
スパーンと言う音と共に俺の後頭部に衝撃が走った。
声のした方向を見るとフルチンいつの間にやらハリセンを何処からか知らないけど取り出して俺の後頭部を叩いたみたいだ。その証拠にフルチンの手にハリセンが握られていた。
「何でそこで追い打ちを掛けるんだ!」
何を言っているんだ此奴は………そんなの
「フルチンだからに決まっているだろうが!!!」
「んなの決まってねえええええええ!!」
「それで、女子に言われた本音は?」
「若干嬉しかったです!」
ハア、頭痛い。何でこいつはドMなんだ?
ピーピーピー
あん?何だ??
何処からともなく笛が聞こえてきた。応援団かリーダー部が行進の練習でもしてんのか?
「ちょっとそこ!!」
声のする方向を見ると眼鏡を掛けた美人かどうかは分からねえけど、まあフルチンの好物の女子が居た。
女子はツカツカと音を立てながら俺とフルチンに近づいてくる。
「お前は!!!」
「そう、私は生t「誰?」………知らないんですか?」
「知らねえ」
「なら紛らわしい反応をしないで下さい!」
「そっちが勝手に勘違いしただけだろう?」
誰?このいかにも仕事が出来ますよ的なオーラを放つキャリアウーマンは?
「何処のキャリアウーマンですか?」
「まだキャリアウーマンじゃありません!!!」
「ほう!成程成程。まだと言う事はいずれそう成ると……頑張ってください!応援し
ています」
「え、あ、ありがとう御座います。頑張ります。って、そうじゃありません!!」
「え、あ、あれ?違うんですか?」
「違います!!」
「そんなに怒ると皺が出来ますよ~」
「誰の所為ですか!」
「誰の所為でしょう?」
「あなたの所為でしょうが!!!」
「だとよ、フルチン」
俺は隣にいるフルチンに話を振る。良かったな。女子と会話が出来て
「俺じゃねえ!!」
否定するフルチン君。一体君の他に誰が当てはまるというのかね?
「あなたですよ!」
そう言って眼鏡を掛けた女子は俺を指さす。
「え、俺ですか!?」
「そうですよ!」
お兄さん、驚きの真実を知ったよ。まさかの俺だったとは
「まあまあ、そんなに怒らないで」
「あなたが怒らすんでしょうが!」
「どうどうどう」
「私は、牛や馬ではありません!!」
もうさっきから怒りっぱなしの目の前の女子。しゃあない、宥めるか
「ほら、ほらそんなに怒ると綺麗な顔が台無しですよ」
「き、綺麗!」
顔が赤くなるレディー
「しょ、しょんにゃことを言っても騙しゃれませんよ!!」
かみかみで言われても保護欲が掻き立てられるだけなんですが………
あ~、やべ~。めっちゃ今、目の前のレディーの頭を撫でたい。
でも、許可無しに頭撫でるとかセクハラで捕まりそう。
お兄さん嫌だよ。高校入学そうそうセクハラで捕まるのは。
黒歴史に成るじゃないか!!
ただでさえ泥棒したりとか、殴り込みをしたりとかやんちゃをした黒歴史があるのに高校入学そうそうセクハラで捕まるなんて黒歴史を作りたくないよ。
「お、おい、一誠知らねえのか?」
フルチン君が信じられないと言った表情で話しかけてくる。
「あん?何を??」
「その方は2年の支取 蒼那先輩だぞ!」
「ふ~ん、先輩なのか」
「リアクション薄いな!」
ツッコミを何か知らんけど入れてくるフルチンだが俺は知らねえと言うか興味ねえ者にはとことん興味ねえからな~
「フルチン忘れたのか?」
「何を?」
「良いかフルチン、俺は興味がねえ者にはとことん興味がねえ」
「………そうだった。忘れてた俺が馬鹿だった」
「分かればよろしい」
フルチンとそんなやり取りをしていると支取先輩が話しかけてきた。
「と、とにきゃく騒ぎを起こしたので生徒会室に来てもらいます!!」
かみかみで仰られてもお兄さんの保護欲が更に掻き立てられるだけなんですけど………
これ以上ここにいては許可無しに支取先輩の頭を撫でてしまいそうなのでここいらで退散させて貰う事にする。
「悪いがそれは出来ねえな」
俺は無から有を創る力でルパンが使っていた着色煙玉を創る。
「アデュー」
煙玉を地面に叩きつけると煙を出させる。
床に叩きつけられた煙玉は床に叩きつけられた衝撃で煙を黙々と出し始める。
支取先輩の姿が煙によって見えなくなった所で退散させて貰いやす。
フルチンの手を取るとその場を後にする。
「こらー!煙玉なんて使うんじゃありません!!」
後ろから支取先輩の声が聞こえるがそれどころじゃねえ。
こんな所で捕まれば即家に連絡→白兄やギルが出ればラッキーだがセイバーやグレイフィアが出ればアウト→グレイフィアの手作りおやつが減らされる→俺死ぬという事に成りかねない。それだけは何としても阻止しなければ!!
という事で逃げるが一番。
「あらほらさっさ」
と、ヤッターマンの台詞を言いながら逃走する俺。
屋上まで逃走したぜ。流石にここなら直ぐには見つからねえ筈だ。
「いや~、マジでヤバかった。あのまま捕まってたら俺は家で死んでたよ」
「一誠、バレたら家で何が有るんだ?」
「聞きたいのかフルチン?後悔する事に成ると思うが??」
「いや、やっぱり止めとく」
「そりゃあ賢明な判断だ」
キーンコーンカーンコーン
授業の鐘が鳴った。
「「………」」
それが何を意味するか俺とフルチンには分かっていた。
「「遅刻だぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」」
俺達は急いで教室に戻ると教室の前には仁王立ちで立つ某傭兵の姿があった。
「遅いぞ兵藤、古市!!!」
「「すみませんスネーク先生!!」」
俺とフルチン平謝り
「誰が伝説の傭兵だ!!!」
怒鳴る鉄ちゃん。
俺とフルチンはビシッと鉄ちゃんを指さした。
「「先生です」」
「よ~し~、お前等今から補習だ!!」
ボキボキと拳を鳴らしながら俺とフルチンに近付く鉄ちゃん。
「「すみません調子こきました!!!」」
今度は鉄人に土下座をする俺とフルチン。
プライド?何それ美味しいの??土下座で補習が免れるなら幾らでもするよ。
「今日は許すが次は無いからな」
俺達はスクッと立ち上がると鉄ちゃんに敬礼する。
「「Yes, boss!!」」
「ハア、お前等と言う奴は………まあ良い。行け」
鉄ちゃんにそう言われ教室の扉を開けると未だホームルームは始まっておらず、ぎりぎり間に合った様だ。
「よ~し、全員揃った事だしホームルームを始めるぞ」
ピシッと扉が閉まる音がして聞きなれた声が俺とフルチンの背後から聞こえた。
ギギギッと油がきれた効果音が出そうな様子で首を声のする方向に向けるとそこには鉄ちゃんが居た。
もう驚きませんよ!幾ら鉄ちゃんが連続で担任だからってもう驚いたりしません!
兵藤一誠君は強い子ですから。
でも何故だか眼から汗が滝の様に流れていますが気のせいという事にしておきましょう。気のせいです。気のせい!!
………気のせいだと思いたいです。ハイ
「早く席に着け」
鉄ちゃんに指示されて黒板に書かれてある自分の席に着くとホームルームは始まった。
その日は結局ホームルームで教科書とか配られただけだった。
まあ、入学式の日から勉強はしたくねえぞ
今は黒歌とフルチンと一緒に下校するため黒歌の教室に行ってるぜ。
黒歌の教室の扉を開けると教室の生徒が話していた。
俺はその中で黒歌を見つけると彼女の所まで行った。
黒歌はどうやら帰る支度をしていた。
「黒歌帰るぞ~」
黒歌は俺の方を向いた
「あ、一誠。今帰る支度をしていた所だにゃ」
暫くすると帰る支度が終わり俺の所に黒歌が来た。
「帰るか」
「うん」
黒歌と一緒に教室を出てフルチンが待つ下駄箱に行く。
「う、フルチン」
フルチンを見た瞬間若干嫌そうな表情をする黒歌。
「こら、黒歌。そんな嫌そうな表情をしないの!こいつが発情するから辞めなさい」
「おい、一誠。その誤解について小一時間話会いたいのだが?」
「え、違うのか?」
「違うわぼけええええええ!!」
フルチンの声が下駄箱に響き渡る
「違ったのかにゃ!?」
黒歌も驚いた様子
「お前まで言うか!俺はそんな事で興奮せんわ!!」
「まあまあ、そんなに興奮せずに帰ろうぜ」
「誰の所為だ!!!」
「誰の所為?」
「お前の所為だ!」
俺をビシッと指差すフルチン。
「そ、そんな!真面目を貫き通していた俺が 原 因 だ と!」
お兄さんショックだよ!
もう、エベレスト並の高さ位のショック。ショックすぎて今フルチンにコブラツイストをしちゃってるよ。
「イテテテテ、ギブギブ!ギブだ一誠!!」
タップしまくるフルチン君
すぐさまフルチンを解放する。
「ああ、すまない。ショックすぎて無意識にお前にコブラをしちゃったZE☆」
「おまえなあ」
呆れ顔のフルチン君。だが、これもフルチンが悪い。
そんなフルチンをほっといて帰宅………なわけは無くちゃんと3人で下校した。
家の門を開け、玄関の扉を開けると黒歌と帰宅する。
「「ただいま~(にゃ)」」
「お帰り~義弟君♪」
出迎えてくれたのは白兄。
って、事はまさか……
「え~と~、まさか?」
「あっそびにいっくよ~ん♪」
やっぱし!
白兄がそう言うと目の前が突然眩しくなり眼を瞑ると俺は、何処か分からん所に居た。
いや、まあ、もう慣れちゃったんですけどね。兄が白蘭ですし。
しゃあないっちゃ、しゃあないんすよ。白蘭ですから。
辺りを見渡すと隣にいる白兄の他に一人の金髪の女神が居た。
俺は何故か分からないけどその人に近付いた。
「女神?」
不意に口から思った事を言ってしまった俺。
今、すんげえ恥ずかしいんですけど!もう俺の顔が真赤だろうね。
うん!俺は馬鹿だって自信を持って言えるよ。
何で不意に思った事を言っちゃったんだろう?俺の馬鹿野郎!!
ついつい自分をぶん殴りたくなる衝動をどうにか抑える。
あ~あ、また黒歴史を一つ創っちゃった。作りたくもない黒歴史がどんどん増えて行ってお兄さん困っちゃうよ。
しかし、この金髪の人をどこかで見た気がするのだが…………気のせいか。
金髪の女の人は俺の方を見ると口を開いた。
「フム、この天才超美少女フェリスちゃんは、またしてもこの美貌に年端もいかない男の子を虜にしてしまった様だ。少年よすまないが私は人を探しているのだ。普段は強姦色欲魔の変態ロリぺド野郎なのだが私にとっては掛け替えのない大切な人なのだ。少年よ、もし知っていたら教えて欲しいのだが何時も眠そうにしていて口癖が『あ~、だり~』とか言って居たりした男を見なかったかね?偶に『シオンの馬鹿野郎!』とか言ったりしているのだが………」
この女の人の話を聞いて俺は、この人が誰なのかすぐに思い出した。
この神をも惚れさせるであろう美貌を持ちながら残念な態度で全てを台無しにs
キラリと突然目の前の金髪の女の人が俺の首筋に刀を向けてきた。
なので俺の内心思っていたことが途中で終わってしまったのだ。
「少年、何か失礼な事を考えなかったか?」
何で心の中を読めるんだよとツッコミを入れたくなる衝動を俺は押さえながら返事をする。
「いいえ、あなたの美貌に惚れていただけです。何か女神とかいたりしてもあなたの美貌には敵わないだろうな~とか思ったりしただけです」
ここは嘘でも褒め殺す!じゃないと俺の首がマジで飛ぶ!!
「フムフム、少年よ中々レディーの扱いの心得が有るようだな。私の探している男に是非君の爪の垢を煎じて飲ませてやりたいものだよ。全く」
まさかとは思うけどこの人って………
「すみませんが、あなたの名前とそのあなたが探している人の名前を教えて頂けますか?」
「私は天才超美少女フェリス・エリスちゃんだ!連れの強姦色欲魔のロリぺド野郎はライナ・リュートという名前だ」
oh、やっぱりフェリスさんでしたか。
いや、そうじゃないかな~と思い、そうあって欲しくなかったんですけどやっぱりそうでしたか。
ライナさん、あなたの苦労が分かりますよ。
随分と苦労を成されてるんですね。
こんなのt
チャキンと再びフェリスさんが刀を抜き再び俺の首筋に刀を向けてきた。
「少年、今何か私に対して失礼な事を考えなかったか?」
だから何で分かるんだよ!
理由を聞いたら私は天才超美少女フェリスちゃんだからな!とか胸を果て言いそうだし、ナチュラルに心の中を読まないで欲しいっス。
あ、あれか!?女の勘って奴か?奴なのか??
だとしたら女の勘ってスゲエな!最早第六感じゃねえか!!
「いえ、そのライナさんが羨ましいですね。こんな美人に探されて」
「フフフ、おだてても何も出ないぞ?それで少年、君はライナ・リュートと言う変態色欲魔ロリぺド野郎がどこにいるか知らないかね」
うわ~、この人本当にライナさんが好きなのか疑いたくなるな~
マジでこの人、ライナさんが好きなのか?
あれか?ゼロの使い魔のルイズ的なあれなのか??
ツンデレなのか?ツンが99.9%でデレが0.01%的な奴なのか!?
それだとしたらかなり面倒臭いぞ。
「すいませんが知らないっス」
「そうか。知らないのなら、まあ仕方がない。すまないな時間を取らせてしまって」
落胆するフェリスさん。
しゃあない男、兵藤一誠。
美人(?)フェリス・エリスさんの為に一肌脱ぎますか
「ただ、知る事は出来るっス」
「どういう事だ?」
怪訝そうに訊いて来るフェリスさん。
そんなフェリスさんに構わず俺は知りたいモノが何処に有るかを示すコンパス(パイレーツオブカリビアンのジャック・スパロウが使っていたコンパスに効果は似ているが別物です)を無から有を創る力で創る。
突然俺の右手に光の粒子が集まりコンパスの形を創ると発光しフェリスさんは眼を瞑った。
フェリスさんが眼を開けると俺の右手には一つのコンパスが握られていた。
「これは?それにさっきの光りは??」
不思議そうな顔をして訊いて来るフェリスさん。
俺はフェリスさんの質問に答える。
「まず最初の質問の答え。これは望むモノが何処にあるかを示すコンパス。二つ目の答えはこれを創った時に出るオプション的な光」
「フーン、成程成程」
頷くフェリスさん。
お兄さんフェリスさんの理解が速くて助かります。
「まあ、見てなって」
俺は右手に持つコンパスに命令する。
「我求めるはライナ・リュートたる者。かの者の居場所を我に教えたまえ」
コンパスは命令を聞くとクルクルと回り出した。
が、直ぐに赤い矢印が西に向き止まった。
「どうやら探し人は西にいるみたいだよ」
「西か」
やっぱり範囲が広いよね。西って、だけじゃあ分からないよね。
「まあ、案内するよ」
俺は白兄に向かって告げる。
「ライナさんに会いに行くよ~」
「分かった。僕も行くよ」
白兄はそう言うと白い翼を展開する。
俺も金色の翼を無から有を創る力で背中に創るとフェリスさんの手を取り羽ばたく。
「え、何を!きゃあ!!」
徐々に高度が上がりフェリスさんパニック状態。このままじゃ落ちちゃうよ!
って、事で俺は無から有を創る力でドラエもん先生の7つ道具、竹コプターを創りフェリスさんの頭に付ける。
確かこれは念じれば良かった筈!!
「フェリスさん、飛ぶって念じてみて」
「分かった」
フェリスさんはそう言って少しすると徐々にフェリスさんの体が高度に上がり始めた。
って、事は成功だな。
「始めてにしては上手いね」
「何せ私は天才フェリスちゃんだからな!!」
ククク、やっぱりこの人おもしれえ!相手をしていたら疲れるけど。
それからコンパスを頼りに30分の空中飛行をして一つの河川に着き岸にライナさんが寝そべっていた。
フェリスさんは岸に寝そべって居るライナさんを見ると音も立てずに気配も消してライナさんに近付き剣を抜くとライナさんに向かって振り下ろした。
って、振り下ろしたあああああああああああああああああああああ!?
何してんのこの人!
え、フェリスさん、ライナさんの事好きなんだよねえ!?
え、ヤンデレ!?まさかのヤンデレ!?
ライナさん剣が振り下ろされる寸前で横に転がりながらずれるとすぐさま体を起こす。
「あっぶねえ!おい、フェリス!俺を殺す気か!?」
「五月蠅い、五月蠅い!この天才超美少女フェリスちゃんが折角お前を探してやっていたというのにお前ときたら沿岸で寝ているこのふざけた状況に剣を振り下ろさずにいられるか!!」
え!そんな事で剣を振り下ろしてライナさんを殺しちゃうの!?
ツンデレとかの次元を超えてヤンデレの上位種か新種のデレに成ってるよ!
「フェリス、お前が団子屋がこの先に有るからと言って有無も言わさず先に行くのが悪いんだろうが!」
うわ~、それは最悪だな。
うん、幾ら美人だとしても結婚とかお断りするよ。
頑張ってライナさん。
「お前が来るのが遅いのが悪いんだろうが!!」
二人ともそれから口げんかをしていたが結局「「シオンが悪い!!」」という事で決着がついた。
まあ、これからの将来だと色々辛い事があるからこの二人を今、俺の世界に連れて行った方がシオンとこの二人の為かも知れない。
まあ、吉と出るか凶と出るかのお楽しみという所かな?
「ねえ、二人とも」
「なんだ?」
「どうした?」
俺に話しかけられライナとフェリスは返事をする。
「俺と白兄は異世界から来たんだけれども一緒に来る?仕事から解放されて昼寝王国も頑張れば作れるだろうし、団子帝国も頑張れば作れるかもよ。団子屋が造りたかったら資金も出すから作ってみればいいよ。お金は店が軌道に乗り始めてから返してくれたら良いし。どうかな?」
「「行く!!」」
息ピッタリで返事をする二人。
まあ、この二人が居なくなって物語がどうなるかは分からないけれどもそれもまた面白い事に成るかもしれないし。様子見としようかね。
「それじゃあ帰るか。白兄宜しく」
「うん、了解♪十分この世界を楽しめたからもう良いかな。それじゃあご案内♪」
白兄がそう言うと辺りが眩しく光で包まれ眼を閉じてしまう。
眼を開けると俺と白兄、ライナとフェリスは玄関に立っていた。
「帰って来たみたいだね」
「そうだね」
俺は白兄に相談をする。
「これからこの二人をどうしよう」
「もう、兄弟にしちゃえば良いんじゃない?」
「what's?」
「だ~か~ら、もう兄弟にしちゃえばいいんじゃない」
何その世間の奥たま方が安いからバーゲンセールで買っちゃえば良いんじゃない的なノリ。
「マジで?」
「うんうん。おおマジだよ」
まあ、本人たちの許可とかも居るだろうし一応聞いてみるか。
俺はライナとフェリスを向くと尋ねた。
「え~と~、兄と姉に成ってくれませんかね」
……………何言ってんだ俺は!!
馬鹿か!?馬鹿なのか!?
いやいや、ありえへんでしょう。
なに、行き成り「兄と姉に成ってくれませんかね」だよ!馬鹿でしょう!?
いや、もう馬鹿以外の何者でもないでしょう。
あ~!また黒歴史が増えちったぜ、こんちくしょう!!
後悔が今頃俺を襲ってくる。
あー、恥ずかしい。穴があったら入りたい。
「良いぞ」
「別に問題ないな」
…………え?
「え、もう一回言ってくれる?」
ライナさんとフェリスさんからすんげえ事が聞こえた気がするけど気のせいだよね
「いや、だからお前の兄に成るって」
「……うそっ!マジで!!」
眠そうに欠伸をしながらコクリと頷き肯定の意を示すライナさん。
「この天才超美少女フェリスちゃんもお前の姉と成ってやるぞ!」
マジで!?いやまさか兄と姉が一機に二人も出来るように成るとは思いもしませんでしたよ。
「それじゃあ改めて自己紹介。俺は兵藤一誠、一誠と呼んでくれ。皆そう呼ぶからさ」
ライナさん眠たそうな眼を擦りながら自己紹介をし始める。
「俺はライナ・リュート。好きなものは昼寝「とフェリス」だ………って、おい!フェリス!!言葉を重ねんな!」
「五月蠅い!この神をも惚れさす美貌を持つ天才超美少女フェリスちゃんに無反応なお前が悪い!!」
「何だ?それじゃあお前に惚れろと」
「な、ライナ貴様!お前私の肌にその汚い白濁液を掛けて興奮しようとしていたのか!?やはり強姦魔。それが貴様の本性なのだな!」
フェリスさんライナさんにそう言うと刀を抜き始める。
ククク、やっぱり見ている分には面白い。楽しませてくれるなこの二人は
「一言もそんな事を言っていないだろうが!何でそう言う解釈に成るんだよ!」
「黙れ!この強姦色欲魔ロリぺド野郎!!天才超美少女たるフェリスちゃんが貴様を成敗してやる!」
フェリスさんそう言うとライナさんに向けて刀を振るう。
ライナさんはそれを紙一重で避ける。
面白いけど自己紹介もまだだし何より幾ら玄関が広いとは言えここでフェリスさんに暴れられたらぶっ壊れちまうから止めとくか。
俺は無から有を変える力で
ガキイィィィィィィィィィィン
鉄と鉄がぶつかる鈍い音が玄関に響き渡る。
「お楽しみの所悪いけど自己紹介もまだだし、そろそろ止めてくれる?」
「フム、天才たる私とした事が失態だった。ありがとう一誠」
フェリスさんはそう言って刀をしまう。
「私の名前はフェリス・エリスだ。好きな物は団子だ」
フェリスさんが話終わると白兄が自己紹介をし始める。
「僕の名前は白蘭。好きな物はマシマロだよ♪宜しくね」
一先ずここに居る全員の自己紹介が終わった。
俺はライナさんとフェリスさんの方を向く
「それじゃあ、宜しくね。ライナ兄、フェリス姉」
「「ああ宜しく一誠」」
こうしてライナ兄とフェリス姉を手に入れたのだが俺はこの時に大切な事を忘れていた。
この後に家族会議と言う関門が待ち受けていた事をすっかり忘れていたのだ。
家族会議の時に皆がもう呆れ顔だったのは言うまでもない事だろう。
父親:ギルガメッシュ
母親:セイバー
長男:ライナ
長女:フェリス
次男:白蘭
三男:一誠
次女:黒歌
三女:白音
メイド:グレイフィア
ペット:ティガレックス、イビルジョー、ナルガクルガ
一誠の友達
犬夜叉 桔梗
………戦力半端ねえ!!
悪魔、天使、堕天使の3大勢力以上にスゲエ事に成ってるんですけど!?